DIY

最終更新日: 2023.09.1

昔、あの便利だった100均の3極ミニマイクを自作

今回、昔ダイソーで売っていたあの便利なミニマイクを自作しました。
というのもコードなしのマイクで結構音質良かった記憶ありませんか?私はそういう記憶があって最近探していたのですが、全く見つからず、仕方ないので自作することにしました。作り方は非常に簡単で、材料はマイク、ステレオミニプラグ、ケーブルの3つで、道具もはんだとケーブルを剥くニッパーのみでできます。材料費はなんと300円程度でできましたので欲しい方はぜひ自作してみてください。

それでは早速完成品です。

完成品

ステレオミニプラグが小さすぎて、ちゃんと締まりきっていませんが小型のマイクで重くないので半分ネジがしまったこの状態で問題なく固定されています。

中身はこちらです。

作り方はシンプルにマイクの+(プラス)にステレオミニのR(+)を、マイクのー(マイナス)にステレオミニのL(ー)とGNDを繋いでいます。

コードなし3極マイクの便利なところ

このコードなしの3極マイクは音はスピーカーで、声だけマイクに拾わせたいというときに非常に便利で、皆さんもこのタイプのミニマイクを使ったことのある方が多いのではないでしょうか。オーディオインターフェースを持っていたり、USBマイクを持っていたりする場合は不要ですが、どちらもそれなりに値を張るものですし、100円でパソコンに直挿しできるマイクがあったのは便利でしたよね。それにマイク感度も結構良くて、少し離れていても声拾ってくれました。またコードがないのは音質以外にも、間違ってブチと抜いてしまうこともなく、コードが煩わしくもならず、学生の頃はお世話になっていました。

おそらく今は4極のヘッドセット用のプラグしか搭載されていないパソコンが多いと思うので、必然的に使うケースが少なくなってしまったのが販売していない原因だと思いますが、それでも一定のニーズがあると思うのでぜひ再販して欲しいです。

実際にPS5で使ってみた

実際にPS5で使ってみました。相手に音チェックしてもらい、比較したマイクは定価1万円するMPM4000-Uです。結果はPS5自体がUSBマイクだとノイズが乗りやすい構造(マイクのせいではない)していて、USBマイクと相性があまり良くないので、ほぼ変わらないという感想をもらいました。接続方法はFiiO D5を使っています。
FiiO D5
このD5のピンク色の昔ながらのマイク端子に直差しして使いました。

PS5だと手元のコントローラーでミュートにできますし、サウンドの設定画面でマイク音量を上げられるようになっていて、マイクの機能さえあれば使えるようになっています。そのためボイスチャットのみの用途でしたら、特にこういうシンプルなマイクが使いやすい気がします。

実際にゲームをやりながらもテストしましたが、全く問題なくコミュニケーション取れました。大成功です!

材料のご紹介

材料は3つだけで、300円ほどです。さすがに大量生産の100均には勝てませんが大健闘の価格だと思います。先日秋葉原に行った時にまとめて購入しました。

①秋月 エレクトレットコンデンサーマイクロホン(ECM)
なんと1個50円です!ただバイノーラル録音にも使えるくらいの性能らしく確かに感度も良かったです。
秋月マイク

[blogcard url=https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08181/ title=エレクトレットコンデンサーマイクロホン(ECM)]

②ステレオミニプラグ

こちらは千石電商で良さそうな形のマイクを探して買いましたので特にリンクはないのですが、①のマイクが入る太さを選べば問題ないと思います。千石電商のネット通販サイトのリンクを貼っておきます。

[blogcard url=https://www.sengoku.co.jp/index.php title=せんごくネット通販]

③ケーブル

私はオヤイデ電気で1m 88円の激安2芯シールドケーブルを使いましたが、おそらく3本のジャンパ線があればできると思います。ただ細すぎるとマイクが垂れてきてしまうので、マイクと付けることができるギリギリの太さが良いと思います。最初に赤黒の2本スピーカーコードで作ったら、さすがに太すぎて、はんだがうまく付かず外れた時にマイクのパターンを剥がしてしまいました。そのため太さのイメージとしてホビー用の10芯より太くて、スピーカーコードなどの20芯より細いのが良いと思います。もしくは2芯シールドのように束ねて置けると安定します。

本日もありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。

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