第4章

ライフスタイル

第4章(終章) オーディオインターフェイスに手を出したら火傷編

いよいよここまで4回にわたって書いてきた記事の最終章です。

第3章 振り返り

前回の第3章では、Astro変換アダプター、FiiOのDACを利用することによって、音ずれを解消することができました。しかし、ヘッドホンアンプ、変換アダプター、DACの3つの価格の合計が約1万7,000円になってしまい、これにより、複数の入力をもつDACやオーディオインターフェイスの購入価格が射程圏内に入ってきてしまったことに気づきます。

またAstro変換アダプターは4K60hzまでしか対応しておらず、この構成自体が将来的には無駄になることに気づいたところまででした。(そもそも4K120hzに対応している変換アダプターは現時点で探した限りありませんでした。)

第3章までの購入総額:5万4,300円

<第3章時点の構成>

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第4章(終章) オーディオインターフェイスに手を出したら火傷編

第3章での失敗

繰り返しになりますが、第3章の構成には失敗がありました。

  • Astro変換アダプターは4K60hzまでの対応で、現時点では4K120hzに対応する変換アダプターはなく、この接続方法は将来的に使えなくなる
  • ヘッドホンアンプ+変換アダプター+DACの購入総額が1万7,000円となってしまった

まず1点目で、4K120hz対応の変換アダプターがないのであればPCやPS5、Switchから映像と音を別々で出力した方が良いのではと思いました。次に2点目で1万7,000円の価格帯であれば複数入力が可能なDACがありますので、PC、PS5、SwitchをDACと直に接続して、DAC経由でスピーカーに音を出力するということができます。

DACの検討、オーディオインターフェイスの発見

しかし、この構成には一つ問題点がありました。それはボイスチャットです。PCで動画をみる際には音を出力するだけで良いのですが、ゲームではボイスチャットしますので、音声の入力が必要になります。なぜDACでは実現できないかというと、DACではあくまで音は「一方通行」です。

そこで音声入力ができるDACと調べたところ、スピーカーへの音声出力、PC、PS5への音声入力の全てを兼ね備えたのがオーディオインターフェイスという機器があることがわかりました。ただこれにも問題があって、理由はわからないのですがUSB接続を複数持つオーディオインターフェイスは存在しませんでした。

私としてはPC、PS5、Switchの全てを一つのオーディオインターフェイスに繋いで音声の入出力をカバーしたいのですが、USB接続が一つしかないと当たり前ですがどれか一つとしか接続できません。またPS5、Switchに対応するオーディオインターフェイスはごく少数でした。

PS5、Switchに対応するオーディオインターフェイスを選ぶのはあまり現実的ではなかったので、PCとUSB接続することを前提に検討することにしました。近くのブックオフにオーディオ製品が中古で売っていたことを思い出し、見にいったところ、なんとオーディオインターフェイスが5,000円前後で売っていました。

早速ドライバーをインストールしようとしたところ、MacOS対応ありませんでした。とりあえず一番新しいのをインストールしてみましたが、Mac側でそのオーディオインターフェイスを認識しませんでした。このとき買ったのはローランドのUA-25EXという機種です。

改めてUA-25EXの仕様を調べたところ、このオーディオインターフェイスが発売したのは2008年だったのですでにサポートも終了していて、MacOSには対応していませんでした。

どうにかできないものかと調べてみると海外の掲示板サイトRedditには①SIPを解除する、②Pacifistを使うという2つの方法が載っていました。簡単にいえば①はMacのセキュリティー設定が原因で古いハードウェアを認識しないので、セキュリティーを切ってしまうというもので②はソフトウェアを強制的にMac上にインストールするものになります。

結果としては①も②もダメでした(そもそもMac OSの古い時の方法だった)が、UA-25EXのアドバンスモードではなく、標準モードで立ち上げたところ、Mac側で認識し、スピーカーへの出力も可能になりました。しかし標準モードで使った場合はCDと同じサンプルレートしか対応しておらず、せっかくオーディオインターフェイスを利用するのに音質が良くないということになります。

そこでハイレゾに対応し、かつMacにも対応するオーディオインターフェイスを探しましたが、複数入力可能な製品は値段も3万円以上しました。高いなと思ったのですが、振り返れば最初に記載の通り、ヘッドホンアンプなどの1万7,000円になっており、追加で購入した古いAオーディオインターフェイスは5,000円でしたので、これを合わせれば総額2万2,000円となります。すると3万円は意外と安いと感じてしまったのです。

オーディオインターフェイスの購入を決意

これまで安物買いの銭失いでお金も余計な労力も無駄にしてしまった私は、オーディオインターフェイスを購入することを決意しました。そこで①Macと対応していること、②光デジタル入力があることを条件にオーディオインターフェイスを探しました。その結果、Audientの「iD14mkⅡ(アイディーフォーティーンマークツー)」を買うことにしました。

ここで光デジタル入力をなぜ条件にした理由ですが、PCとUSB接続するので、PS5と接続するためにはUSBを何かしらに変換する必要があって、USBを光デジタルに変換する機器が最も安価で手に入りそうだったからです。しかし光デジタル入力可能となると10万円くらいする高価な機種しかなく、さらにMac対応と明記しているのはiD14mkⅡしかなく、実際にはほぼ選択肢がありませんでした。

色々と紆余曲折はありましたが、とりあえずAstro変換アダプター、ヘッドホンアンプは返品することにしました。代わりに、USBを光デジタルに変換するDDコンバーター(2,600円)を購入しました。

オーディオインターフェイス導入前と導入後の金額比較 *Echo関連(3万8,800円)除く

オーディオインターフェイス導入前 : 2万2,000円
=ヘッドフォンアンプ+Astro変換アダプター+DAC+中古オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイス導入後 : 3万4,600円
=オーディオインターフェイス+DDコンバーター

なんと1万円を追加しただけで、ハイレゾという高音質に対応しているだけでなく、PC、PS5と接続できるようになりました。もちろん音声入力も可能ですのでマイクとの接続も可能です。細かな機能を言えばヘッドホンとスピーカーに同時に音が出力が可能だったり、ミュートにすることもできます。このように1万円の差で、機能的には汎用性が大きく向上しました。

また当然ですがこれだけの機能があっても音ずれは全くありません。

最後に

もし安いからといって変換アダプターと単機能のDACやアンプの組み合わせを検討しているのであれば、はじめからオーディオインターフェイスや複数入力可能なDACも検討されることをおすすめします。変換アダプターなどには拡張性はありませんが、先にも記載の通り、オーディオインターフェイスや複数入力可能なDACには拡張性があるからです。

こちらの記事ではPCだけでなく、PS5にも対応し、スピーカー出力だけでなく、Bluetoothを使ってワイヤレスで音を聞くこともできるようになるUSB DACを紹介しています。低遅延、高音質などのBluetooth規格に対応し、様々な用途に対応しているので非常におすすめです。

今後、VRやAR技術が発展していくことを考えれば、ネット上でのコミュニケーションはさらに発展し、ボイスチャットの重要度が高くなるし、オーディオの拡張性は重要になると思います。また素人ながらDACやオーディオインターフェイスを検討して思ったことは、オーディオ製品の寿命は非常に長いです。つまりリセールバリューが高いのです。目の前の金額ではなく、リセールバリューも考えれば相応のオーディオ機器を買う方がお得になる場合があります。

例としてはUA-25EXは2008年に発売した製品だが、ドライバーがMacOSに対応していないというだけで、対応していればハイレゾのサンプルレートに対応していて、現役で使うことも可能だったからです。中古で5,000円で売っていましたし。そのため現時点である程度、良い製品を購入しておけば5年以上、M1 Macに対応していればもしかしたら10年以上持つかもしれないと思ったことも今回のオーディオインターフェイス購入の後押しになりました。

購入総額は?

一方で最終的な購入総額はこの時点で7万3,400円と最初の8,000円に対して10倍の金額となってしまいました。ひどい火傷になってしまったが、後悔はしていないません。これは今まで全く意識していなかった音質の向上やAmazon Echoの音声操作が生活の利便性や質を上げてくれたからです。

そもそもAmazon Echoをステレオスピーカーにしようとせず、1個だけにする、最初からオーディオインターフェイスを買うなどしていれば、無駄な買い物をしなくて済むので4万円以内に収まると思いますし、光デジタル対応をこだわらなければ2万円のオーディオインターフェイスでも十分な性能の製品があるので3万円以内に収まることもできます。

この失敗を反面教師にこれからオーディオガジェットに手を出す方、PS5のオーディオ機器をご検討の方の参考になれば幸いです。

もう一つ伝えたいこととして語弊を恐れずに言えば、ほんの一部を除いて、検索の上位に出てくる「おすすめ」や「ランキング」などのブログや動画のほとんどは当てになりません。どれも同じものばかり取り上げていますし、その多くはメーカー提供製品か借りものなのでちゃんとしたレビューはないのです。それをあたかも誰にでも合う最高の製品であるかのように語っていますが、最終的には自分で説明書を読み、その機能を理解し、自分に合った製品を見つけるしかないのだと学びました。

それでも同じように苦労して見つけたのか、検証もされていて非常に参考になるブログや動画もありました。そのレビューや情報にはとても助かったので、自分も少しでも他の方の参考になればと思い、このブログをはじめるきっかけになりました。ありがとうございました。

あとがき

実はこれで終わりでなく、この後も色々と追加でガジェットを購入していて、追加したものだけで総額6万円近くになってしまいました。

  • thronmax pulse (コンデンサーマイク)7,200円
  • TASCAM ixz(スマホ用のAIF)3,600円 
  • AUD mini(PS5用)中古 1万円
  • USB切り替えスイッチ(PS5用) 2,300円
  • BTA30Pro (Bluetooth対応DAC)14,000円
  • Baseus ドッキングステーション 12,000円
  • 有線イヤホン 3,600円
  • Anker オーディオアダプタ(USB-C 3.55mm) 1,490円
  • Lightning ヘッドフォンアダプタ 1,000円
  • その他必要なケーブル関連を1万円ほど

これまでの購入金額と合わせると10万円以上になってしまいました。この中でおそらく3万円くらいは勉強代として完全に無駄になってしまったと思います。それでもこれによって学べたことはオーディオガジェットを買う上で非常にためになったので、そう考えれば安上がりとも言いたいところですが、非常に手痛い出費となってしまいました。

これで「素人がオーディオガジェットに手を出したら火傷した」は終わりとなります。このブログではライフスタイルDXを目指して時にはDIYに挑戦し、時にはコスパの良いガジェットを購入して、それらを報告しています。またIR業界10年の経験から株主の見方に関する解説も行っていますので、もしご興味あればブックマークをお願いいたします。

今回は火傷というテーマでお話をしましたが、それぞれの製品をどのように使っているのか、またPS5のオーディオをどうするのかという点について書ききれなかったので、今後書いていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

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