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FIIO2024年新製品情報:ハイブリッド型イヤホン

ハイブリッド型2024年新製品情報

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2024年1月にFIIOより2024年新製品計画が公表されました。この記事ではハイブリッド型イヤホンであるFH/FXシリーズの新製品について日本語に意訳してまとめていきます。なお、新製品情報だけでなく、計画の背景なども公表されていて、それらの内容も含めてまとめていきます。オーディオ業界の動きなどの解説も面白いですので、ぜひ最後までご覧ください。

*2024年新製品の発売日・価格は断りがない限り、全て中国でのものです。
*これらは全て計画である中止・変更の可能性が多分にあります。
*追加情報があれば、随時更新していきます。

FIIO ハイブリッド型イヤホン動向

2024年新製品を含めたラインナップ

モデル区別発売日価格
FX17
(静電ユニット)
2024年12月(最短で)
*情報更新なし
未公表
FX15
(静電ユニット)
既存2023年8月11日
(中国7月12日)
119,900円前後
(4999元/749ドル)
FH192024年9月6日
(中国7月31日)
116,600円前後
(3999元/599.99ドル)
FH7S既存2023年10月21日
(中国8月30日)
69,300円
(399.99ドル)
FH15既存2023年1月27日39,600円
FH3既存2020年10月2日23,100円前後
FH11既存2023年9月1日
(中国7月31日) 
8,800円
(299元/49ドル)
FH1S既存2020年7月7日6,600円前後
JH5既存2024年7月12日
(中国2023年11月10日)
16,500円
(599元/89.99ドル)
JH3既存2022年2月18日9,900円前後

FIIO ハイブリッド型イヤホン動向

ハイブリット型イヤホンは常にFIIOイヤホンの主力製品カテゴリーです。 FIIOのイヤホンの中でも高い評価を得ています。たとえば、フラッグシップモデルのFH9は、その音質、構成、品質がオーディオファンに強く推奨され、認められています。これまでのところ順調に売れていますが、中国国内のイヤホンの販売サイクルが半年である現状ではさらに長く売れ続けることは困難です。そのため2024年にもいくつかの更新を行います。特に多くの人々が楽しみにしているFH9のアップグレード版であるFH19を予定しています。FH19、FX17の新製品に加えて、残るハイブリッド型イヤホンのモデル( FH1S、FH11、FH3、FH15、FH7S、FX15、JH3、JH5)も生産販売を継続します。一部のモデルは現在もかなり売れています。そのため、FH1SとFH11のように新旧世代が同時に販売されている状況があります。さらにFH3は発売から3年が経ちますが、未だに売れ行きが良く、FH1Sも発売から4年が経ちます。年を重ねるごとに強くなるとも言えます。一部のユーザーは、中国ブランドは新製品のリリースが早すぎると常に言いますが、必ずしもそうではありません。

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FIIO2024年新製品:ハイブリッド型イヤホン

tipsFIIOのハイブリッド型イヤホンの2024年新製品では、FH19とFX17が予定されています。特にFH19はすでに完成度型高い製品でしたので後継機はさらなるアップグレードとのことでとても楽しみです。そしてFX17ではさらなる静電型の探求とのことで楽しみな反面、FX15よりもさらに価格が高くなるとのことで予算的には厳しくなりそうです。

FIIO FH19(FH9の後継機)

発売日:2024年9月6日(中国7月31日) / 価格:¥116,600(中国3999元/599.99ドル)

販売ページ: Amazon  / eイヤホン  /  Aliexpress

FIIO FH19はFH9の後継機です。FH19は見た目が大きく変わり、デザインや装着感が向上しました。特に、外観はより個性的であり、より男性的です。もちろんサウンドにも重点を置いており、サウンド面ではFH9で得られたユーザーからのフィードバックをもとに改良を加えることを主な目的としています。

追加情報

  • 中国で5月に開催されたイベントにて初展示となりました。FH19のハウジングは重さを軽量化するため、チタン+アルミニウム合金の複合金属製となるそうです。
  • 2024年7月中の発売と発表されました。
  • 2DD+複数基のBA構成との情報もあります。

FIIO FX17

発売日:2024年  価格:未公表

FIIO FX17はFIIOの静電ユニット搭載イヤホンのフラッグシップモデルです。静電ユニットのハイブリッド構成をさらに追求したものでもあります。もちろんその結果、価格も高くなります。静電ユニットのハイブリッド構成に関する個人的な見解は、最終的にはどれぐらいのユーザーが高い聴覚感度を持っているかによって決まると考えています。これは静電ユニットの周波数応答帯域は15Kを超える非常に高い周波数であるためです。一般的にほとんどの人の可聴周波数の上限は約16Kであると考えられています。初期の静電ユニットを搭載したハイブリッド型イヤホンでは多くのモデルを開発されていましたが、そのほとんどがおそらく新しい技術というトレンドによるものであったため、後から購入する人は少なく、さらに当時の静電ユニットの価格も非常に高かったです。現在では静電ユニットのコストも下がり、ユーザーもより合理的です。FIIOはFX15の販売を通じてユーザーからも様々なフィードバックをいただきました。FX17では、ユーザーが音響技術のさらなる発展と超高周波によってもたらされる空気感をもっと体験できるように、またFIIOの静電ユニットモデルをより成熟させるために開発を行います。

追加情報

  • また外観等含めて一切製品情報が出ていませんが、2024年7月下旬頃の発売を予定していると発表されました。(その後追加情報なし)

FIIO FX17はフラッグシップイヤホンで、片側に8基の静電ユニットを搭載しています。8つの静電ユニットはフルパワーで動作することで、静電ユニットの低感度を補います。同時に、中音域と高域用に4つのBAユニットが搭載されます。全体の構成として片側あたりで、ダイナミックドライバー2基+BA4基+静電ドライバー8基の合計14基搭載し、イヤホンとしては計26基のドライバーが搭載されています。恐ろしいほどの密度と高域の伸びが素晴らしいイヤホンとなっています。唯一の欠点は価格です。

なお、この外観はプロトタイプで、まだ未定となっています。

以上です。

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EARL(ライフスタイルDX) 
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FIIO製品を中心としたオーディオ情報を発信しています。FIIO製品は専門的に最新情報を最速でお届けすることを目指しています。当ブログではFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品の多くを購入し、レビューを行なっております。

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