FIIOからカセットプレイヤーCP13のプレオーダーが開始されました。この記事ではFIIO CP13に関する最新情報を日本語に意訳してまとめていきます。日本でも4月26日に発売開始です。
開封動画
FIIO CP13発売日・価格
発売日:2024年4月26日(中国1月22日) 価格:19,800円(699元/99.9ドル)
現在、中国のオンライン販売プラットフォームおよびAliexpressのFIIOオフィシャルショップで1月22日にプレオーダーが開始され、中国では大盛況ですぐに売り切れとなり、その後2月3日に正式発売となりました。また中国の販売プラットフォームではレザーケース付が799元、レザーケース単体は129元で販売されています。2月3日現在、Aliexpressでは一部のショップが販売しています。(追記)日本でも4月26日に発売開始となります。価格は約2万円となっています。
FIIO CP13概要
クラシックな雰囲気でありながら、現代的な新しい提案
1980 年代から 1990 年代にかけて、中国ではカセットテープが普及し、カセットテーププレーヤーは数世代にわたり普及した機器となりました。現在に至るまでカセットテープの製造ラインは残ってなく、CP13は初期のプロジェクト立ち上げが困難でした。最終的にFIIOは多くの時間とエネルギー、コストを投資し、サプライチェーンとの協力を深め、CP13のプロジェクトはゆっくりと推進され、ついに販売できるようになりました。古いものを革新し、新しいものを生み出しています。
高級パーツとカスタマイズへの大きな投資
FIIO CP13では、希少なサプライチェーンから厳選し、試作と比較を繰り返した結果、現在より安定して量産できるコアとなる内部回路をカスタマイズしました。さらに録音機能やオートリバース機能など複雑な機能を省くことで構造を簡素化しました。これは性能を重視し、機械全体の品質と安定性の確保を最優先に考えています。
特大の純銅フライホイール
FIIO CP13は、直径30.4mm、厚さ4mmの特注で特大の純銅フライホイールを採用しています。現行の一般的なテーププレーヤーよりも優れた質とサイズを採用することで、テープの動作の安定性を最大限に高めています。さらにジッターを規格内に抑えることが可能となり、テープの動きがより均一になり、音声出力がより安定し、音質が向上します。
高電圧駆動モーターの搭載
FIIO CP13は市販の量産製品で採用される2Vまたは3Vのモーター電源よりも優れた4.2Vの高電圧駆動モーターを採用しています。さらに古典的なモーター速度安定化回路によって補完されており、回転速度の安定性を向上させることができています。回転速度の安定性とモーターの抵抗力の増加することで、カセットーテープにおけるピッチの変化に対応できない問題を効果的に解決するだけでなく、テープの走行速度がより安定し、より多くの種類のテープの再生をサポートします。
カスタマイズされたバランス増幅ヘッド
コストに関係なく、適格なヘッドを手作業で選別するように工場と交渉し、その後、CP13ヘッドの左右のチャネル間の差異が現在市販されている量産モデルに比べてはるかに小さい。また、ヘッドのヘッドカバーを厚くすることで、ヘッドを外部干渉からしっかりとシールドし、ヘッドの耐摩耗性を向上させ、テープ動作時のヘッドの磨耗を大幅に低減します。さらに、他の現行のカセットテーププレーヤーとは異なり、CP13は平衡差動回路設計を採用しており、信号伝送がより安定し、SN比が高く、歪みが低くなります。
復刻のオペアンプ「JRC5532」を採用
FIIO CP13は輸入したオペアンプJRC5532を使用し、クラシックな「オペアンプの王様」を再現し、フルアナログ回路処理により、耳に馴染みのあるメロディーが響き渡り、余韻の長いサウンドを実現します。
オールアルミニウム合金
FIIO CP13のオールアルミニウム合金で丁寧に作られたダブルカラーの筐体にカセットテープが見えるボディは、スクエアとラウンドの美しさを融合し、質感と美しさを共存させた。さらに、CP13のボタンは摩耗や腐食に強い加工プロセスを採用しました。アルミニウム合金制のボリュームノブも、通常のテーププレーヤーで使用されるポテンショメータよりも品質が安定して信頼できる大型アナログボリュームポテンショメータを使用しています。
隅々にまで技術を投入
FIIO CP13は、既存のムーブメントのサイズ上、小型化は難しいが、ボディを極限まで薄くすることにあらゆる手を尽くし、製造技術と構造設計の工夫を組み合わせて、薄型化を実現しました。 CP13は31.8mmと現在の量産されるカセットテーププレーヤーに比べて薄くて小さいです。
最大13時間のバッテリー持続と長寿命のバッテリー
CP13は1800mAhのリチウムバッテリーを採用しており、通常の電池よりも強力で長寿命です。連続再生時間は13時間以上、待機時間は268日以上を実現します。
レビュー記事
おすすめはカセットテープが主流だった1980−90年代当時の音質レベルを目指したカセットプレーヤーFIIO CP13です。私自身は当時のカセットプレーヤーを聴いたことがなく、初めて聴いたのは「we are rewind」でした。イメージより音は良かったものの、TWSやDACなどに比べてこもっていて、...
以上です。
EARL(ライフスタイルDX)
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