当ブログでは広告を使用しております。

[PR]FIFINE AMPLIGAME AM8 レビュー 〜XLR/USB両方に対応のマイク

Fifine Am8レビュー

本記事では広告を使用しております。

本記事はFIFINEより製品サンプルを提供いただき、レビューを作成しております。
tipsFIFINE AMPLIGAME AM8はXLR/USB接続の両方に対応するダイナミック型マイクです。同じタイミングでK688というモデルも発売されています。スペックを見る限りはK688が上位機種のようです。FIFINE AM8の機能面ではXLR/USB両方に対応することで、USB接続ではスタンドアロンで使用することでき、またXLR接続ではオーディオインターフェースなどを使用してより高音質を実現できます。XLR/USB両方に対応することは様々なシナリオへの対応が可能としています。
FIFINE AM8

FIFINE AM8 価格・販売情報

価格:8,529円(59.99ドル)*Amazon11月12日時点

販売ページ:Amazon / FIFINE

FIFINE AM8はXLR/USB両対応で、さらに入力レベル調整、モニター用のヘッドホン出力/レベル調整のボリュームノブ、ミュート/RGB切り替えのタッチコントロールを搭載しています。この充実した機能を持ちながら1万円を切る価格となっていてコストパフォーマンスの高いモデルです。現時点でこの価格帯ではXLR接続だけ、USB接続だけであれば他にもありますが、FIFINE AM8は両対応というスペックで価格優位性を持っています。ただ、最近はXLR/USB両対応のマイクは流行してきていて、様々なモデルが出始めていますので、今後は機能を絞り込むで価格がさらにリーズナブルなモデルも出てくる可能性があります。

FIFINE AM8 スペック・製品概要

スペック

AM8だけでなく、上位機種とみられるK688と比較できるようにしました。

モデルAM8K688
マイクタイプダイナミックダイナミック
指向性カーディオイド
(単一指向性)
カーディオイド
(単一指向性)
接続タイプUSB/XLRUSB/XLR
USB消費電力電圧:5±0.25V電圧:5±0.25V
電流:86mA
サンプルレート44.1-48kHz/16bit44.1-48kHz/16bit
周波数応答50Hz -16kHz70Hz -15kHz
S/N比>80dB>75dB
感度-50±3dB-58±3dB
ゲイン0 – ±12dB
MAX SPL130dB
重量1.0kg1.0kg

製品概要・特長

音質へのこだわり

FIFINEのマイクは、50Hzから16KHzまでの広い周波数応答で、スムーズな中音域、明るい高音域、そしてパワフルな低音域を実現しています。また、ノイズを最小限に抑え、クリアなオーディオを実現します。

音質向上と柔軟性

安定したXLR接続を通じて、低ノイズかつクリアなサウンドを実現できます。このマイクは、オーディオインターフェースなどとの組み合わせでさらなる音質向上を可能とします。またXLR接続によって多様な録音方法を提供します。

便利な機能と操作性

FIFINEマイクは使いやすさを重視しています。USBケーブルを接続するだけで簡単に使用可能であり、タッチミュート機能により、マイクの制御がスムーズに行えます。また、ミュートボタンのLEDはミュートの有無を簡単に視認できます。

品質保証

FIFINEは12ヶ月の商品品質を保証しており、安心して製品を利用できます。

同梱物

FIFINE AM8

FIFINE AM8の同梱物は次のとおりです。

  • マイク本体
  • 卓上スタンドの足
  • USB A to Cケーブル
  • 説明書

XLRケーブルは付属しません。リーズナブルなマイクながら本体の操作説明だけでなく、PC側の基本設定まで記載されていて説明書の内容が充実していました。これにより使用上の疑問は概ね解決しそうです。この手のマイクはウェブで調べても説明書が掲載されていないことが多く、ちょっとしたことが解決しなくて困ることがあるので地味に嬉しいポイントですね。

FIFINE AM8
FIFINE AM8

またマイク側のスタンドとの接続コネクタは5/8と3/8の両対応となっています。ただし、5/8は奥側にネジ固定部分があるため短いオスコネクタの場合は届かなそうなので、変換アダプターが必要となります。

FIFINE AM8

外観・使用感レビュー

外観

Img 0257

FIFINE AM8の外観で特徴的なのは四角柱の形状をしていることです。一般的なマイクは円柱の形状をしていることが多いのに対して、AM8はカクカクとしたデザインとなっています。マイク本体のみの実測で、高さが16.8cm、横幅が6.5cm、奥行きが5.5cmです。スタンド込みの高さは24.5cmです。印象としてはやや大きいサイズに感じました。机に置くと結構存在感があります。またRGBライトの照度も高く、暗い中で付けるとかなり明るいです。このRGBライトはタッチコントールで色や照明パターンを変えることができ、消灯も可能です。デスクに合わせて変更できるのは嬉しいですね。最後に本体外観の素材は機能面や音質面に多くのコストを割いているからか、少し安っぽい印象を受けました。安っぽいといっても、傷、バリ等は見られませんでしたので品質に問題はありません。

使用感

本体のコントロールは容易

FIFINE AM8
FIFINE AM8

本体サイズが大きめとなっていることにより、操作感は良いです。またMacではドライバーなどのインストールは不要でした。タッチコントロールでは、反応する範囲が指先よりも少し大きいので、タッチが反応しないということは起きにくいです。そしてこのタッチのしやすさはミュート/解除を行う場面では活躍してくれます。ボリュームノブは高価なマイクに比べると回す感触がやや軽い印象はありますが、それが軽すぎるということはなく、誤ってボリュームを上げ/下げしすぎることはありません。全体的にアクセスしやすい操作感は優秀です。

本体が軽いがゆえに操作時の揺れが気になる

本体はスタンド込みで約592gと大きさに反して軽い作りになっていて、デスク上での移動は容易です。スタンドなしでは約410gです。しかしながら、本体の大きさに対して重量が軽いため、タッチ操作やボリューム調整の際にマイクが揺れやすいです。ボリューム操作はそこまでの頻度では行わないので問題ないかもしれませんが、ミュートする際に少し気を使う必要があります。なお、XLR接続時は本体操作はできません。

マイク固定は程よく可動が容易

FIFINE AM8

マイクの固定するヨーク(サイドのアーム)はゆるすぎず、硬すぎず、可動がしやすいです。上の写真の通り、斜めの角度でもマイクがだらっと垂れてしまうことはありません。前述ではデメリットも挙げましたが、これは本体の重量が軽いことも使用感の良さにつながっています。

卓上スタンド使用ではケーブルマネジメントが難しい

卓上スタンド使用時の宿命といいますか、このAM8に限ったことではありませんが、本体の下側の端子からUSBケーブルやヘッドホンケーブルを出す際にスタンドと干渉しやすいです。この点が気になる方は、吊るすタイプのマイクアームと組み合わせて使用するのが良いでしょう。またL字型プラグのUSBケーブルを別途購入するというのも解決策としてあります。

その他

FIFINE AM8
FIFINE AM8

その他、マイクに付属するスポンジカバーは外すことが可能です。そのため汚れが気になった時に洗うことができます。また本体下側の端子類です。XLR/USB、ヘッドホンジャックが搭載しています。

マイクレビュー

サウンド

まずUSB接続での音声で、Mac miniで使用しました。1万円以下の価格帯のUSBマイクでは、コンデンサーマイクが多いため、ややリバーブがかかっているように聞こえたり、その逆に音がこもっているように聞こえたりすることがありますが、このAM8はそのようなことは全くなく、クリアなサウンドでした。特に人の声は、実際に耳で聴いた声に近く、やや暗めに聞こえる程度のニュアンスで、嫌な残響音も残らず、違和感はありません。一方でUSB接続の場合、配信や人の声の録音では問題ありませんが、空気録音の場合には、ややダイナミックレンジが狭い、少しざらついた音の印象がありました。そのため楽器の音なども録音する場合には少し物足りない可能性があります。ただ、この点はFIFINE AM8は優秀でXLR接続に切り替えることで、このざらつきを軽減することができます。AudientのiD14mkⅡにXLR接続したところ、空気録音した音楽が滑らかな音になりました。またそれに伴って、録音した自分の声もよりリアルな印象を受けました。USB接続でも十分クリアながら、前述の通りやや暗めで(悪く言えば少し膜がかかる)ですが、XLR接続ではそれが取れて、より生っぽさのある音となります。

環境音などの雑音について

クリアな音声で集音してくれる反面、中高音〜高音への感度が良いからなのか、卓上スタンド使用の場合ではキーボードの打鍵音は結構拾ってしまいます。そのためマイクを使用しながら、キーボードで議事録といった利用シーンは少し厳しい印象です。また机を叩く音も若干、拾ってしまいます。そのため、ゲーム配信や仕事でキーボードと組み合わせて使用するシーンでは、卓上型ではなく、吊るすタイプのマイクアームを利用することをおすすめします。

以上、FIFINE AM8のレビューでした。

最後までご覧いただき誠にありがとうございます。この記事が参考になったよという方はぜひフォローをお願い致します。

このブログではFIIO製品の最新情報・最速レビューを中心に記事を書いています。その他ライフスタイルDXをコンセプトにオーディオ、PS5、DIY/ジャンク修理などの役立つ情報発信しています。またツイッターではブログ記事にはない最新情報もツイートしています。 

EARL

EARLFIIOファン

PS5、FIIO、ポータブルオーディオを中心に情報・レビューを発信しています。 特にFIIO製品に関する情報は専門的かつ最新・最速を目指しています。そしてFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品のほとんどを購入し、レビューを行なっております。

関連記事