
FIIOから新たなフラグシップイヤホンFX17が登場しました。この記事では日本語で詳しく解説していきます。
発売日:2025年3月19日(中国) / 価格:9999元

FIIO FX17のスペック
イヤホンタイプ | ハイブリッド(ダイナミック+BA+静電) |
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装着方式 | カナル型 |
ドライバー構成(片側) | 10mmリチウム・マグネシウム合金ダイナミック×1、Knowles製BA×4、Sonion製静電×8 |
周波数帯域 | 8Hz – 40kHz |
インピーダンス | 16Ω@1kHz |
感度 | 104dB/mW@1kHz |
ケーブル素材 | 8本360芯金・銀・銅混合線 |
ケーブル長 | 約1.2m |
イヤホン重量 | 約12.2g(ケーブル除く) |
コネクタ | MMCX |
プラグ | 3.5mm / 4.4mm / Type-C |
FX17の特徴と技術
1. 静電8基+BA4基+ダイナミック1基のハイブリッド構成
FX17は、片側1基のダイナミックドライバー、片側4基のバランスド・アーマチュア(BA)、そして片側8基の静電ドライバーを搭載。これにより、低域から高域までバランスの取れた広大なサウンドステージを実現します。
- ダイナミックドライバー(DD): 10mmのリチウム・マグネシウム合金製振動板を採用し、強靭な低音を再生。
- BAドライバー(Knowles製): カスタム仕様で中~高域のディテールを強化。
- 静電ドライバー(Sonion製): 超高域(6kHz以上)の解像度と空気感を向上。
2. 精密な5ウェイ電子&物理クロスオーバー設計
FX17は、電子制御と物理的音響設計を組み合わせた5ウェイクロスオーバーを採用。各ドライバーが最適な帯域を担当することで、スムーズな音のつながりと正確な定位を実現しています。
- 電子制御(DSP技術): 各ドライバーの出力バランスを最適化。
- 物理的音響設計: ユニットごとに最適な配置と音導管を設計し、不要な共振を抑制。
3. S.Turbo音響技術による低音増強
FIIO独自のS.Turbo音響技術を搭載。タービン形状の音導管を採用し、低音のパワー感を増幅すると同時に、中高域のノイズを効果的に除去します。これにより、バランスの取れた低域再生が可能になりました。
4. 高精度なチタン合金ボディ
FX17の筐体は、一体成型の純チタン合金を採用。CNC精密加工と手磨き仕上げにより、美しい光沢と高い剛性を両立しています。
- 軽量かつ強靭な構造で共振を抑制
- 耐久性が高く、酸化や摩耗に強い
- エルゴノミックデザインで快適な装着感を実現
5. 高品質な金・銀・銅混合ケーブル
FX17は、8本360芯の金・銀・銅の3元素混合ケーブルを標準装備。これにより、音の純度を高め、伝送ロスを最小限に抑えています。
- 高温鍛造&二次精錬による単結晶構造
- 銀メッキで高域の透明感を強化
- 金と銅のバランスで温かみのある音色を実現
6. 交換可能な3種類のプラグ
FX17は、3種類の交換式プラグを標準装備し、様々なデバイスとの互換性を確保しています。また、Type-CプラグではFIIO Control APPやブラウザベースの設定画面を使用し、PEQ(パラメトリックイコライザー)の調整が可能です。
- 3.5mmシングルエンド
- 4.4mmバランス
- Type-C DSP内蔵プラグ(32bit/384kHz PCM対応)
サウンドの特徴
1. 低音(Bass)
FX17の低音は、深みがありながら適度な締まりがあるのが特徴。S.Turbo音響技術の効果で、無駄な膨張感を抑えつつ、力強いアタック感を実現しています。
2. 中音(Mid)
BAドライバーによるボーカル表現は、クリアで繊細、かつナチュラルな温かみが感じられます。特に女性ボーカルは伸びやかで、透明感のある響きが魅力です。
3. 高音(Treble)
静電ドライバーの効果で、高域の解像度が非常に高く、伸びが良いのがポイント。金属的なシャリつきがなく、空気感のある爽やかなサウンドを楽しめます。
4. 音場(Soundstage)
ハイブリッド構成による広大な音場が特徴で、コンサートホールのような立体的なサウンドイメージを再現。定位も明瞭で、楽器の配置がはっきりと分かります。
まとめ:FX17はこんな人におすすめ!
- トライブリッドイヤホンの最高峰を求める人
- 解像度の高い音を楽しみたい人
- 高級感のあるデザインが好きな人
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価格:9999元/1500ドル前後(円換算で約22万円前後)
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EARL(ライフスタイルDX)
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