FIIO K11がFIIOから正式に発表されました。発売日、価格等も出ましたのでその内容を日本語に意訳してまとめていきます。なお、詳細なレビュー記事はこちらです。
FIIO K11 レビュー記事:FIIO K11レビュー 〜コンパクトで機能が充実したエントリーモデル
まず概要です。FIIO K11はデスクトップDAC/アンプです。現在このシリーズはE10K、K3ES、K5 PRO ESS、K7/BT、K9、K9PROとグレード別に細かく発売しています。今回のFIIO K11は名称から「1」のグレードに属するモデルでありますが、K5 PRO ESSの後継機であると聞いています。この後紹介するスペックではDACチップはCS43198に変更されていて、またディスプレイも追加されていることから、汎用性の高いエントリーモデルとなりそうです。
FIIO K11 発売日・価格
発売日:2023年11月3日(中国9月27日) / 価格:23,650円前後(899元/129ドル)
FIIO K11 特徴
FIIOが解説する特徴は次のとおりです。操作性の部分では、マルチファンクションのノブによる操作に変わっています。またディスプレイが搭載されたことで、ステータスの状況も把握しやすくなっているのは嬉しいポイントですね。またWindows 10以降ではドライバー不要、SwitchとPS5にも対応ということで非常に扱いやすいモデルとなっています。USB接続もタイプCに変更になったことも地味に嬉しいです。
より汎用性の高いエントリーモデル
FIIO K11はUSB/光/同軸の入力インタフェースをもち、4.4mm/6.35mm/RCAライン出力/同軸の出力インタフェースを備えています。これらのインターフェースは一般的な同グレードの製品より豊富なインタフェースで、様々なオーディオシステムを構築するニーズを満たすことができます。32Ω負荷で、K11のバランス出力は最大1400mWに達し、イヤホン/ヘッドホンを容易に駆動できます。またそれだけでなく、K11はプロ仕様のアンプ回路を備え、最大16個の低ノイズ、高精度のLDO電圧レギュレーターと12Vの外部スイッチ電源を組み合わせて、より強く安定した電源供給により高品質オーディオ体験を提供します。
使用体験の品質向上
FIIO K11はエントリーモデルのアンプとして、音質と使用体験のすべてを備えています。K11には3段階の独立したゲインがあり、各ゲインは独立したボリュームカーブに対応することで、異なるインピーダンスのヘッドホンのリスニング体験を向上させるだけでなく、様々なタイプのイヤホンやヘッドホンにも適応できます。また多様な使用ニーズを考慮して、USB DACモードでは、K11はWindows 10以降ではドライバー不要の使用をサポートし、さらにPS5 や Switchなどのゲームデバイスとも互換性があります。高品質の音楽を楽しむ場合も、臨場感あふれるゲームを楽しむ場合も、プラグアンドプレイで使用可能です。
操作性も向上した新デザイン
FIIO K11は、充実したインターフェイスとプロフェッショナルなオーディオアーキテクチャを備えながら、スリムで軽量なデザインとなっています。アルミニウム合金の本体には高コントラストで長寿命の高精細VAディスプレイを搭載しています。これによりデバイスのステータスを確認しながら、マルチファンクションのノブを使用して、様々な機能をすばやく設定することができます。またヘッドホンとスピーカーシステムをすばやく切り替えることができます。異なるリスニングシステム用に独立したボリュームメモリも搭載し、ボリュームを再調整する必要がありません。K11はテーブルをよりスタイリッシュになるようにデザインを考慮しました。様々なスタイルのデスクの構成に合うようにブラックとシルバーのカラーが利用可能です。さらにFIIO K11はRGBをFIIO ロゴと統合しており、サンプリングレートをすばやく把握できるだけでなく、色、明るさの調整も可能です。
以上です。シルバーのデザインはAppleのMac miniを彷彿とさせるデザインで個人的にとても好みです。購入することにしましたので届きましたらレビューをしたいと思います。
FIIO K11 レビュー記事:FIIO K11レビュー 〜コンパクトで機能が充実したエントリーモデル
その他の新製品情報:FIIO 2023年新製品情報 *随時更新
EARL(ライフスタイルDX)
*X(Twitter)アカウントへのリンク
コメント