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FIIO WARMER R2R徹底解説|R2RラダーDAC+真空管バッファ搭載のDAC

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FIIOから真空管バッファ搭載のDACアンプが2025年11月11日に中国で登場。この記事では日本語で詳しく解説していきます。

FIIO WARMER R2Rとは?FIIO WARMER R2Rは、R2RラダーDACと真空管バッファを融合した、温かみのある音質を追求したDACです。「WARMER(ウォーマー)」の名の通り、アナログ的な質感と豊かな響きをもたらす設計が特徴で、デジタルの精度と真空管ならではの音色を両立しています。USB/光/同軸の豊富な入力端子に加えて、RCAとXLR出力も備え、多様なHiFiシステムとの組み合わせに柔軟に対応できます。
FIIO
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FIIO WARMER R2Rのスペック

項目内容
カラーブラック、シルバー
外形寸法約223.5 × 213 × 66.8 mm
重量約2,865 g
ディスプレイ機械式アナログ指針VUメーター
DACモジュール全差動 24bit R2R抵抗アレイ
真空管増幅回路JJ ELECTRONIC E88CC × 4
リニア電源46W O型オーディオ用リニアトランス
USBデコード384 kHz / 32 bit;DSD256
同軸デコード192 kHz / 24 bit
光デコード96 kHz / 24 bit
RCA出力L+R ≥ 1.8 Vrms + 1.8 Vrms(1 kHz @ 10 kΩ)
XLR出力L+R ≥ 3.3 Vrms + 3.3 Vrms(1 kHz @ 10 kΩ)
周波数特性20 Hz ~ 45 kHz:減衰 < 2.4 dB
SN比≥ 114 dB(A-weighted)
ノイズフロア≤ 7 μV(A-weighted)
THD+N約0.053%(1 kHz / -7 dB @ 10 kΩ)

FIIO WARMER R2Rの製品概要

豊富な入出力で自由に組み合わせられるR2R+真空管DAC

FIIO WARMER R2Rは、R2RラダーDACと真空管バッファを組み合わせたDACです。USB/光デジタル/同軸の3系統入力に加え、RCAとXLRの2系統ライン出力を搭載。豊富な入出力により、さまざまなHiFiシステムと柔軟に接続できます。

スロバキア製JJ ELECTRONIC E88CCを4本採用した真空管バッファ

真空管バッファ部には、スロバキア製のJJ ELECTRONIC E88CC真空管を4本搭載。正統的な±28V駆動に対応し、最大10000時間の耐久性を備えています。クラシックな真空管バッファ回路を最適化し、自然で甘い真空管の響きと、厚みのある豊かな音色を実現しています。

自社開発の全差動式 24bit R2R抵抗アレイDAC

WARMER R2Rは、FIIO自社開発による4ch全差動補完構成の24bit R2RラダーDACを搭載。各チャンネル48個、合計192個の0.1%精度・低温度係数(30ppm)高精度薄膜抵抗を採用し、R2Rならではの質感ある音を引き出します。NOS(ノンオーバーサンプリング)/OS(オーバーサンプリング)モードに対応し、2種類の音の楽しさを味わえます。

温かみを可視化する大型デュアルVUメーター

WARMER R2Rは、暖色LEDバックライト付きの大型VUメーターを採用。専用ICで駆動し、音楽信号に合わせて柔らかく針が動きます。聴いて楽しく、眺めても楽しい、アナログ機器らしい視覚的な魅力を備えています。

46W低ノイズ・低周波リニア電源による純度の高い音

46Wの低ノイズ“O型”オーディオ専用リニアトランスを搭載。無方向性シリコンスチール帯を用いた環形コア構造により効率が高く、渦電流も低減。巻線に折り返しがないため磁場の均一性が高く、漏洩磁束の少ないピュアな電力を供給します。音の土台となる静けさと純度をしっかり支えます。

クラシックデザインと優れた放熱性を両立する筐体

筐体はFIIOの“レトロHiFiシリーズ”らしいクラシックな直線基調のデザイン。美しく実用的な外観とともに、上部の通気スリット構造により放熱性を確保し、安定した長時間動作を支えます。

NOS/OSの2モードでサウンドを切り替え

NOSモードでは、原音のサンプリングレートのままデコードし、素材感をそのまま味わえる自然な音質に。OSモードでは、最大384kHzまでアップサンプリングし、より高精度でクリアな音質を実現。聴きたいジャンルや好みに合わせて切り替えられます。

UAC1.0/2.0両対応で幅広いデバイスと接続

背面のスイッチでUAC1.0/2.0を切り替え可能。PC、タブレット、スマートフォン、ゲーム機(SwitchやPS5)など幅広いデバイスと簡単に接続できます。即プラグ&プレイで利用でき、音楽体験の自由度が大きく広がります。

多様な使用シーンにフィットする柔軟性

WARMER R2Rは、さまざまな組み合わせに対応できる柔軟性を備えています。

  • M21との組み合わせで据え置きHiFiシステムを構築
  • iPadやKシリーズとの接続で高品位デスクトップオーディオ
  • テレビと組み合わせてリビングオーディオシステムへ発展
  • 用途や設置環境に合わせて自在に運用できるDACです。

FIIO WARMERのレビュー情報

FIIO WARMERは、デスクトップ向けのR2R DAC+真空管バッファというユニークな立ち位置の製品です。1999元という親しみやすい価格ながら、レトロなデザインと温かみのある音色を融合。近年のデスクトップHi-Fiシステムにおける、強力な「調音デバイス」として注目を集めています。

コア機能と技術ハイライト

  • 二重複合アーキテクチャ 192個の薄膜抵抗で構成された4路全差動R2Rデコードモジュールを採用。24bitの高精度デコードをサポートし、自然で滑らかな「アナログ味」の基礎を築いています。
  • 真空管バッファの搭載 スロバキアJJ製E88CC真空管を4本搭載。デジタルぽさを排除し、中域の潤いと高域のしなやかさを付加します。
  • NOS/OSのデュアルモード NOS(ノンオーバーサンプリング)モードではゆったりとした濃厚な響きを、OS(FIIO独自開発フィルター)モードでは、よりクリアな解像感を楽しむことができます。

レトロな操作系とデザイン

  • 視覚的な儀式感 信号レベルをリアルタイムに表示するデュアル機械式VUメーターを搭載。暖色のバックライトと相まって、往年のオーディオ機器のような雰囲気を演出します。
  • デスクトップに最適化されたサイズ 物理ノブによる直感的な操作が可能。筐体サイズはFIIO Kシリーズに近い(A4用紙ほどの面積)ため、デスクトップでの重ね置きにも適しています。

音質パフォーマンスとサウンド傾向

全体として、温かみがあり聴き疲れしないチューニングが施されています。

  • 高域 柔らかく滑らかな質感が特徴です。デジタル機器特有の刺激を顕著に低減させ、長時間のリスニングでも快適な心地よさを提供します。
  • 中域 ボーカルの定位が近く、非常に肉感的です。細かな息遣いまで繊細に描写し、特にジャズや叙情的なボーカル曲などのスローテンポな楽曲でその真価を発揮します。
  • 低域 適度な量感の増強があり、弾力性に富んでいます。それでいて中高域を覆い隠すことはなく、サウンド全体の重心をどっしりと支えます。
  • サウンドステージ 非常に整然としていますが、規模感は標準的です。小編成には向いていますが、大編成の交響曲ではやや空間の広がりが限定的に感じられる場合があります。

実際の組み合わせと効果

  • システムの「温度感」を調整 冷たく硬い音色になりがちなD級アンプや金属振動板のスピーカーと組み合わせることで、鋭さを中和し、システムに「情感」を吹き込むことができます。
  • 単体デコーダーとしての活用 純粋なDACとしてアンプ(FIIO SP5やCayin HA-3など)に接続することで、モニター調のヘッドホン(ADX5000など)に「柔らかさ」を与え、音楽的な楽しさを向上させます。

ユーザーフィードバックと使用上の注意

評価されている点:
  • 圧倒的なコストパフォーマンス: この価格帯でR2Rと真空管のハイブリッド構成を実現している例は極めて稀です。
  • 純度の高い背景: 低ノイズのリニア電源設計により、真空管デバイスでありながら底ノイズ(ハムノイズ等)が優秀に抑えられています。
注意すべき制限事項:
  • 発熱: 真空管の動作温度が高いため、設置時には十分な放熱スペースの確保が必要です。
  • ヘッドホン端子の非搭載: 単体でのヘッドホン駆動はできません。必ずヘッドホンアンプやアクティブスピーカーと組み合わせる必要があります。
  • 機能の絞り込み: ネットワーク再生やBluetooth機能はあえて省かれており、USB/同軸/光デジタルといったローカル入力に特化しています。

おすすめのユーザー層

  • 「音の余韻や味わい」を重視するオーディオファン。
  • 手持ちのシステムのデジタル臭さ(乾燥した音)を改善したい方。
  • レトロな美学に基づいたデスクトップ環境を構築したい方。

FIIO WARMERが気になった方は以下より購入可能です。

販売ページ:Aliexpress

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