製品概要
①chivalry 4.4mm
- Litz構造の4芯
- 銀メッキOCC
- 2pin/MMCXをネジ式で交換可能
- 通常価格は1.3万円前後(投稿時点)
②whiteze
- 8core/3.5mm/MMCX
- Litz構造の8芯
- 銀メッキ単結晶銅
- 通常価格は5500円前後(投稿時点)
ショートレビュー
二つとも程度の差はあれ、色付けをするリスニングタイプのケーブルです。モニターライクな多BAイヤホンFIIO FA9で試しました。
①chivalry
- ◎太め4芯では軽い部類で扱いやすい
- ◎コシと弾性のあるケーブルで取り回し○、クセもつきにくい
- ◎低音が太い音に変化し、重心がしっかりする
- ▲その分、音の追従性・レスポンスが落ちる
- ◎レスポンスが遅いことで、高音域は余韻が長めに生まれ、伸びが出てくる
- ◎これにより音場の拡張性もあり
- ▲MMCXの場合は回転させるときにネジも同時に緩んでしまい、接続が途切れやすい
- ▲新品状態は若干皮膜が硬めなので、柔らかくなるまでタッチノイズ気になるかも →多BAで、低音の重厚感プラスしたい時、リスニング寄りに変化させたいときにおすすめ
②whiteze
- ◎8芯にも関わらず軽量で、ケーブルも柔らかく取り回し○
- ▲スプリッターが若干重いのがもったいない
- ◎色付けは少なめで特定の帯域を強調する感覚はなし
- ○こちらも余韻が生まれる変化はあり、高音の響きが良くなる
- ○レスポンスはそこまで落ちない
- ▲ただし音の硬さがあり、若干窮屈な印象 →ダイナミックドライバーで+αにおすすめ