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FIIO BR15 R2R徹底解説|QCC5181と自社開発R2Rを搭載した高音質Bluetoothレシーバー

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FIIOから2025年11月10日にデスクトップ型BTレシーバーの上位モデルBR15 R2Rが登場!この記事では日本語で詳しく解説します。

FIIO BR15 R2Rとは?BR15 R2Rは、QualcommのフラッグシップBluetoothチップQCC5181を搭載し、LE Audio規格および最大2.1Mbpsの帯域幅に対応しています。これにより、aptX LosslessのロスレスBluetooth伝送をはじめ、LDAC、aptX Adaptive 96kHz/24bitなどの高音質コーデックを幅広くサポートし、映像視聴や音楽リスニングにおいてもクリアで鮮度の高い再生を実現します。ワイヤレスでありながら、余裕ある帯域を活かした自然な質感が得られる点が魅力です。
FIIO
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FIIO BR15 R2Rのスペック

項目内容
カラーブラック/シルバー
外形寸法約210×188×42mm
重量約760g
メイン
コントローラー
ESP32-S3
DACチップFIIO自社開発 24bit R2R DAC
USBコントローラーXMOS XU316
BluetoothチップQualcomm QCC5181
ディスプレイ1.47インチ カラーLCD
BluetoothバージョンBluetooth 6.0
USB DAC最大384kHz/32bit、DSD256
同軸入力最大192kHz/24bit、DSD64
光デジタル入力最大96kHz/24bit、DSD64
対応BluetoothコーデックLC3/SBC/AAC/aptX/
aptX HD/aptX Adaptive/
aptX Lossless/LDAC
同軸出力最大192kHz/24bit、DSD64
光デジタル出力最大192kHz/24bit、DSD64
RCAライン出力L+R=2.2Vrms+2.2Vrms(1kHz@10kΩ)
XLRバランス出力L+R=4.4Vrms+4.4Vrms(1kHz@10kΩ)
周波数特性20Hz〜65kHz、減衰<2.9dB
信号対雑音比(S/N比)≧119dB(A特性)
ノイズフロア< 5.1μV(A特性)
THD+N< 0.015%(1kHz/0dB@10kΩ)

FIIO BR15 R2Rの製品概要

FIIO独自開発の24bit R2R抵抗ラダーDACによる自然な音質

BR15 R2Rには、FIIOが自社で開発した四系統フルディファレンシャル構成の24bit R2R抵抗アレイDACが搭載されています。各系統48個、合計192個もの精密薄膜抵抗(精度0.1%、低温度係数30ppm)によって構成されたR2Rアーキテクチャは、デジタル信号を滑らかに階調化し、アナログ的で温かみのある音質を再現します。

さらに、再生モードはNOS(無オーバーサンプリング)とOS(オーバーサンプリング)の2種類から選択できます。NOSモードでは原音の滑らかな波形を損なわず自然な聴き心地を楽しめ、OSモードでは最大384kHzまでアップサンプリングすることで、より明瞭で細部の見通しが良い音質になります。音の方向性を選べる柔軟さは、R2R DACならではの楽しさです。

Bluetooth/USB/SPDIFに対応した柔軟な入力と多彩な出力

BR15 R2RはBluetooth、USB、SPDIF(同軸・光)の入力に対応し、スマートフォン、PC、テレビ、CDプレーヤーなど幅広い機器と簡単に接続できます。出力についても、2系統のRCAアナログ出力、1系統のXLRバランス出力、そして光・同軸のデジタル出力を搭載し、システム構成の自由度が非常に高い設計です。アンプやアクティブスピーカー、外部DACとの組み合わせなど、用途に合わせて柔軟に運用できます。

10バンドPEQとAUTO EQで幅広い音質調整に対応

BR15 R2Rはすべての動作モードで10バンドPEQに対応しており、FIIO独自のアルゴリズムとアプリを利用することで、クラシックやポップなどのプリセットだけでなく、イヤホンやスピーカーの特性に合わせた細かな調整が可能です。EQカーブの保存や共有、インポートにも対応しているため、ユーザーが自由に音作りを楽しめる環境が整っています。

また、AUTO EQ機能により、イヤホンの測定データを取り込むだけで自動的に補正用EQを生成できます。専門知識がなくても自然な音質に近づけられる点は、ユーザーにとって大きな利便性です(Bluetoothデコード時はAUTO EQ非対応)。PEQ使用時は192kHz/24bitに対応しており、精密な調整が可能です。

AC/DCデュアル電源設計で高品位な電源供給に対応

BR15 R2Rは内部に高品質なスイッチング電源を備え、安定した電源環境を提供します。さらに外部DC入力端子も搭載し、5V/2A以上のリニア電源(5.5×2.1mm端子)を利用することで、よりクリーンな電源供給を試すこともできます。外部DCを接続すると自動的に優先されるため、電源にこだわるオーディオユーザーにも対応した設計となっています。

1.47インチカラーLCDディスプレイで曲情報や動作状態を可視化

BR15 R2Rは1.47インチのカスタムカラーLCDディスプレイを搭載し、Bluetooth再生時には曲名やアーティスト名、コーデック、サンプリングレート、EQ設定など、デバイスの動作状態をひと目で確認できます。FIIO Musicアプリ利用時には、「接続したBluetooth機器の曲名情報を表示する設定」を有効にすることで、より多くの曲情報が表示されます。

ノブ操作・リモコン・アプリに対応した高い操作性

本体はデュアルノブとディスプレイを組み合わせた直感的な操作体系を採用しており、近距離での音量変更や入力切替がスムーズに行えます。さらに付属の赤外線リモコンおよびFIIO Controlアプリにも対応し、離れた場所からでも快適に操作できます。リビングでもデスクでも扱いやすい、日常運用に優れた設計です。

有線・無線の両方でHi-Res Audio認証を取得

BR15 R2RはHi-Res AudioおよびHi-Res Audio Wirelessのダブル認証を取得しており、有線接続でも無線接続でも、高品位な音質が保証されています。システム構築の自由度が高く、どの環境でも安定した高音質を楽しめる製品です。

FIIO BR15 R2Rが気になった方は以下より購入可能です。

※日本発売後追加予定

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