THIEAUDIO Wraith

オーディオ・ガジェット

初めての平面駆動ヘッドホン THIEAUDIO Wraith レビュー

ヘッドホンに全く興味がなく、お試し程度で中古のMDR-1AM2とGRADO SR80xを持っていました。そのため最近の平面駆動ブームも特に気にも止めていませんでした。しかし、Twitterでいつもやり取りさせていただいて、ヘッドホンをたくさん持っている方の平面駆動ヘッドホンのレビューブログをみて、そんなに良いなら私も試聴ぐらいしてみようと思い、せっかくなら最新の平面駆動ヘッドホンでということで、今回ご紹介する「THIEAUDIO Wraith」を試聴しました。もう最初の30秒ぐらい聴いただけで、脳汁ブシャー、ビビビーという感じで、こ、こ、これは!と思い、eイヤホンで試聴したので、試聴後スタッフさんに「どうでした?」と聴かれても、もう放心状態の私は、語彙力もなく「すごく良かったです」を連発する機械と化してしまいました。

ということで、もうその日には買う気満々で金策を行い、予約して、そして本日2022年10月12日の発売日に無事、入手しました。白飛びしてしまっていますが、真ん中のアルミプレートがつけられていて箱を開けた時の高級感がすごかったです。

そして THIEAUDIO Wraithの魅力は音だけではありません。外観のデザインもとてもかっこいいです。あまり無骨な「THE ヘッドホン」という見た目のものはあまり好みではなかったのですが、この無骨ながらも、控えめなロゴやヘッドバンド横のアルミプレートと上品なあしらいをしていてシンプルにかっこいいです。

とインプレッションはこのようなイメージで、実際に箱出しでは全く本領を発揮できていません。この記事はその辺りも含めて、まずは箱出しのレビューをご紹介します。そしてエージングを経てから改めて記事の更新を行いたいと思います。記事の構成としてはインプレッションはすでに述べたので、実機、同梱物、装着感と詳細なサウンドに関するレビューです。ただし最初に記載した通り、ヘッドホンはほとんど持っておらず、THIEAUDIO Wraithの音作りだけでなく、平面駆動が何かなど前提情報は一切知りません。純粋なレビューとしてご了承ください。もちろん今後、聴き込んでいく中で答え合わせのように前提情報を調べていきたいと思います。

THIEAUDIO Wraith 同梱物など

画像で載せた方がわかりやすいと思いますので写真でご紹介します。製品内容は本体とケーブル、説明書の3点です。

同梱物一式

ケーブルについて詳細にご紹介するとヘッドホン側に接続するのは1極の2.5mmプラグで、ヘッドホン本体の左右両方に接続するタイプでした。再生機側に接続するプラグは4.4mmのバランスプラグのみです。そのためこちらのヘッドホンを使うためには、4.4mmバランス接続が可能な再生機または3.5mmへの変換アダプターが必要になります。ケーブルは柔らかく、非常に取り回しのしやすいのも嬉しいポイントでした。2.5mmプラグは一般的なのかわかりませんが、代替ケーブルを探してみたところあまりなかったです。

レイス2.5mm
2.5mm 1極プラグ(本体側に接続)
レイス4.4mm
4.4mm バランスプラグ(再生機側に接続)

THIEAUDIO Wraith 装着感など

しっかりとしたヘッドホンを持っていませんでしたので、漠然とこういう見た目のヘッドホンは重そうという印象がありましたが、eイヤホンでTHIEAUDIO Wraithを初めて装着した時に思ったよりも軽くてびっくりしました。ただ実際に家で付けた印象は軽いというほどではありませんでした。Shure AONIC50と同じくらいで、ヘッドホンの中では軽くも、重くもなくといったところです。ちなみに明確に軽いと感じるヘッドホンはSONY MDR-1AM2でした。重いと思ったのはV-MODAなどです。これは開放型なのでハウジング部分がメッシュ構造になっていることがドライバーの重さを軽減してくれているのではと思いました。

次に側圧です。私は側圧が強いのも、テッペンが痛いのもかなり苦手で、そういう意味でもヘッドホンはあまり興味がありませんでした。THIEAUDIO Wraithは側圧はそこまで強くありません。またイヤーパッドが余裕のある大きさで耳がすっぽり収まるので、側圧が強く感じにくいということもあると思います。頭のテッペンも本体が重たくないことと革ベルトが2重になっていて頭側のベルトがクッションように働いて痛くなりにくいです。ただ側圧が強くないだけに、頭を動かすとズレる場合もあります。

また装着感とは異なりますが、開放型となっているため、音漏れはガッツリします。そのため電車の中などの使用はほぼ不可能だと思います。私はそこまで音量を高くするタイプではありませんが、それでも有名な曲なら何の曲がかかっているかわかるレベルで音漏れをしています。

THIEAUDIO Wraith レビュー

完全にエージングを完了した試聴機のWraithで感動したポイントは中高域の綺麗さと、高音の伸びやかさです。それでいて低音は主張しすぎず、開放型により、良い感じに抜けていきます。また音場も広く、音の奥行きを感じました。私は女性ボーカルを好んで聴きますが、女性ボーカルの声が艶々していて、スーッと奥に伸びていく印象がありました。

次に購入したWraithです。エージング前のWraithは奥行き、臨場感が欠けています。それによりボーカルがやや近く聴こえてしまい、試聴機で感じた高音の伸びやかさも出し切っていない感じがあります。これらはおそらくエージングで改善してくるポイントだと思います。それはそれとして、改めてじっくり聴いたところ、低音と中高域〜高域の縦の分離感が良いです。これにより、女性ボーカルがとても映えます。おそらく開放型により低音が良い塩梅で抜けていくことでニュートラルに聴こえ、中高域〜高域と混ざりにくく、音を喰ってしまうことがありません。そして中高域〜高域の解像度が高いです。女性の裏声でさえも解像度高く、表現します。

私はもう一つお気に入りでFiiO FD7があり、これと音の傾向は似ていたことも購入のきっかけですが、FD7は声をエロくしますが、Wraithは透明感・無垢な印象です。この辺りは低音の出方やドライバーによって違いが生まれているのかもしれません。ちなみに決して低音が出ていないわけではありませんし、中域の量感が多いわけでもありません。低音が抜けていくことで、低、中、高が混ざらず分離感が良く、それにより中高域、高域が綺麗に聴こえています。

レビューは以上になります。

Amazon販売ページ:THIEAUDIO Wraith

フジヤエービック販売ページ:THIEAUDIO Wraith

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