FiiO 新作TWS

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FiiO FW5 新作ワイヤレスイヤホン 価格、発売日など最新情報

FiiOが2022年11月9日に新作ワイヤレスイヤホンのFW5を発表しました。発表は英語のみでしたので、わかりやすく日本語でまとめていきます。

ヘッドホン祭でのFiiO FW5試聴レビューとしては、FHシリーズにある中低域よりのサウンドに、FiiOの上位機種にあるような特徴的な高域の響きを再現したようなチューニングが感じられました。改めて振り返ってみるとこの特徴の組み合わせはFH7Sと近いと感じました。旧機種のFW1のサウンドクオリティははっきり言って酷かったので、それに比べるとUTWSシリーズを経てクオリティがとても高くなったFiiO TWSでした。

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秋のヘッドホン祭 FiiO FW5 試聴機

それではFiiO公式の発表内容をまとめていきます。なお、現在円高になっているものの、保守的に1ドル=150円で計算しています。

FiiO FW5 価格、発売日

発売日:Aliexpress 12月上旬(*日本未定) 価格:149.99ドル(*日本未定:ドルベースで約2.2万円)

価格はほぼUTWS5と同じ金額となりました。個人的には価格をもう少し抑えてくると思っていました。しかし今回FW5だけでローンチイベントを開催しており、発表内容からも、強気な価格設定と合わせて、FiiOとしてはかなり力を入れて開発された製品だと感じました。ユーザーニーズやフィードバックをかなり意識しているオーディオメーカーですから、これだけTWS市場が拡大する中では、UTWS5やBTR7がワイヤレス製品としての高い完成度が整ったところからも、満を持して登場といった製品だと思います。

FiiO FW5 概要

ここからはFiiO公式の発表を日本語に翻訳してまとめた内容です。わかりやすさのために、適宜発表内容を再編集し、補足も入れていますので完全に発表内容とは一致しないことをご了承ください。

FiiO FW5はFHシリーズ最上位機種であるFH9のHiFi遺伝子を受け継ぎ、1DD+2BAを搭載したTWSイヤホンです。FW5はその小さなハウジングに、低・中域を担当する10mmダイナミックドライバーと高域を担当する2つのKnowles製BAを搭載しています。

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全体概要

FiiOではワイヤレスヘッドホン/イヤホンが普及し始めた2019年にFW1とBluetoothヘッドホンケーブルの開発を試みました。しかし競争力のある製品を作るのは厳しいと実感しました。Bluetoothヘッドホン/イヤホン市場には有名メーカーだけでなく、小さなメーカーも参入していたからです。しかしFiiOは決して諦めずに長期に渡り研究を重ね、ワイヤレスヘッドホン/イヤホンでは、高精細なBluetoothデコード、優れた音質、快適なリスニング体験を考慮しなければいけないことがわかりました。そこでUTWSシリーズ、特にUTWS5を開発し、耳掛け式のBluetoothレシーバーを新しくしました。そしてついにFW5がTWSを新しくします。

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FiiOはTWSに少なくとも3つのコアとなる機能が必要と考えています。それは安定したBluetooth伝送能力、強力な高解像度のBluetoothデコード能力、高い音響効果です。FW5はFiiOトップクラス音響設計と回路設計を結集しています。HD Bluetoothフォーマット対応、トップクラスのBluetoothチップ、プロフェッショナルDAC、クロスオーバー回路、トップクラスの音響ドライバーを完全に統合したアーキテクチャーにより、簡単にアクセスでき、安定した信号伝送と十分な出力が確保されています。BluetoothコーデックはLHDC/aptX Adaptiveなどハイレゾ対応のコーデックに対応し、サンプルレートでは96k/24bitに対応します。さらにFW5は最大106dBのSNR、0.0016以下のTHD±N、102dBのダイナミクスをサポートします。

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Bluetooth性能関連

FW5はQualcommのハイエンドチップであるQCC5141を採用し、デュアルDSPとデュアルコアアーキテクチャにより、高性能で安定したBluetoothオーディオを実現します。TWM(トゥルーワイヤレスミラーリング)伝送にも対応しています。Bluetoothバージョンは5.2対応で、aptX Adaptiveにより、音楽、音声通話、ゲーム、映画など、どんな時でも驚きと喜びのある体験ができます。96k/24bitまで対応するSnapdragon Sound認証を取得しています。さらにLHDCにも対応します。BTR3で初めて対応してから、数年来の開発によりかなり安定しています。現在では多くのAndroid端末も対応していて、LDACとの差が少なく、ユーザー公認のコーデックとなっています。LDACがTWSの技術的進歩に限界がある中で、LHDCは良い代替になり得ると考えています。LDACについてはUTWS5以降、Qualcommと密にコミュニケーションをとっており、足元ではテストを行い、オーディオパラメーターがFiiOの要求を満たすようになっていて、一定の進捗がありました。互換性と安定性を詳細にテストするにはさらに1ヶ月以上かかると思います。OTAをお待ちください。FW5は大型カバーを活用して、カバーの内側にFPCアンテナを取り付けることで効率的な受信を確保し、音声信号のレバレッジを大幅に向上させることに成功しました。

これまでFiiOのワイヤレスイヤホン、レシーバーのいずれもLDACに対応していませんでしたが、ついに対応の目処がついたとのことでLDACにも対応するようになるのは非常に嬉しい改善ですね。

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DACチップ、ドライバー関連

堅牢なBluetoothチップであれば、より強力なデコード能力を実現するために独立した内蔵DACと組み合わせるべきでしょう。FW5では性能指標が優れたDACチップ「AK4332」(TWS用のAKMチップ)を左右独立で搭載しています。FW5ではハイエンドなイヤホンで一般的な1DD+2BAという構成を採用しています。ワイヤレスイヤホンの小さなスペースに低・中域を担当する10mmダイナミックドライバーと高域を担当する2つのKnowles製BAを搭載し、パワフルで質感のある低音と、高域のディテールを余すことなく再現します。FW5は他のTWSイヤホンと異なり、ドライバーユニットの品質と周波数設計にのみ依存して、周波数応答カーブを再現しています。FW5では左右それぞれに2つのマイクが搭載し、cVcノイズキャンセリングテクノロジーと連動することで、コミュニケーションを楽しむためのクリアな音声通話を実現します。操作時のマイクロフォニックス(ノイズ)を最小限に抑えるために、特別に設計された物理ボタンを左右に配備しています。

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外観、バッテリー、付属品関連

FW5のフェイスプレートにはレザーエッチング+絶縁性の真空メッキ加工を施し、優れたアンテナ性能を確保した質感のある外観を実現しました。FW5の付属品にはバランスイヤーピースと音の好みに合わせて2種類のボーカル用のイヤーピースが同梱されています。FW5は毎日使用するニーズを満たす十分なバッテリーを備えています。60mAhの大容量バッテリーを内蔵し、1回の充電で最大7時間使用できます。ケースには380mAhのバッテリーを搭載し、充電ケースを併用することで合計21時間以上のバッテリー駆動が可能です。新デザインのイヤホン充電ケースは小さいだけでなく、4つのスマートで特徴的なインジゲーターランプを備え、ポータビリティに最適化しています。充電ケースとイヤホン本体のそれぞれにLEDインジゲーターを搭載することで、ステータスを素早く確認できます。FW5はFiiO Controlアプリで多くの機能を制御することも可能です。

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特徴まとめ

FW5はFiiO初の完全統合型のTWSイヤホンで、ハイエンドのQCC5141 Bluetoothチップ、左右独立したAK4332 DACチップ、1DD+2BAドライバーを搭載、バッテリー寿命の長い充電ケース、便利な物理ボタン、通話用デュアルマイク・cVcノイズキャンセル、Snapdragon Sound認証、LDHCサポートなどです。

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FiiO公式からの発表は以上となります。

どうだったでしょうか。今回のFW5はこれまでのFiiOのBluetooth製品開発のノウハウが結集されたTWSであることがわかりました。ややハウンジングが他社製のものと比べると大きく、その辺りはドライバー数やBluetooth性能を重視した結果なのでしょうか。2万円と決して安くはないことから競合の多いTWS市場においてFiiO FW5がどういう評価を受けるのか非常に楽しみです。

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