FiiO FF1などFFシリーズ (カテゴリー別2023年新製品情報)

FiiO情報

FiiO FF1などFFシリーズ(カテゴリー別2023年新製品情報)

すでに2023年新製品についてはこちらの記事で全てまとめています。そのため全体をご覧になりたい方は下記をご覧ください。

FiiO 2023年新製品情報 *随時更新

この記事ではカテゴリー別にイントラコンカ/インイヤーイヤホンであるFFシリーズの新製品情報をまとめています。FFシリーズではEM3後継機となる低価格帯のFF1が登場予定です。価格も3,000円未満ならが上位機種の技術が反映されるため、新たな低価格のイントラコンカの有力な選択肢となることを期待しています。

またすべて記載の時期は、あくまで計画であり、大幅に遅れる製品も出てきます。特にマイナーチェンジではない新製品は、基本的に遅れると考えた方が無難です。今後出てくる製品くらいの気持ちでいましょう。

FiiO 2023年新製品 FFシリーズ(インイヤー/イントラコンカイヤホン)

FiiOではイヤホンをインイヤーイヤホンから始めました。James社長自身も80年代からインイヤーを使い始め、昔からインイヤーイヤホンには弱いです。ただ今やインイヤーイヤホンは、ニッチ中のニッチな有線イヤホンのカテゴリーにも関わらず、(James社長のように)手放せないユーザーがまだまだ多いのも事実です。インイヤーイヤホンは解像度や再生可能な周波数帯域、低域は構造上カナル型イヤホンに追いつくことは難しいですが、広い音場、充実した中域、快適な装着感という特徴があります。FiiOは2022年にFF3とFF5を発売し、ユーザーの愛と評価を得ています。この製品カテゴリーでは利益を稼ぐことはできませんが、ただ幸せになりたいと考えています。とにかくFiiOはインイヤーが好きなユーザーとともに年を重ねていきたいと考えています。いずれインイヤーイヤホンが歴史の中から消えていくかもしれませんが、その時が1万年後であってほしいと願っています。

ブログコメント:かなり個人的な感想になってしまいますが、カナル型イヤホンが苦手だった私自身はFiiOのインイヤーイヤホンFF3がオーディオ沼に落ちることになったキッカケです。それまでインイヤーで音楽を満足に楽しむことができませんでしたが、FF3で良いイヤホンで聴くことの素晴らしさとバランス接続のすごさを実感しました。そのため今回のJames社長のコメントには感動していて、私自身もFiiOに一生ついていきたいと思いました。今年はエントリーモデルが更新されるということで、まだ企画中とのことですが、また新たな魅力のあるインイヤーが出てくるのが今からとても楽しみです。引き続きFiiOは利益なくても開発を続けてくれるとのことで安心しました。こういった経緯から他社とは一線を画すクオリティを持っていることも納得です。

FiiO FF5(既存製品)

販売ページ:Amazon フジヤエービック

FF5は新たに発表したFT3ともデザインが同系統であることから、最新のFiiOのデザインが採用されています。FF3との最大の違いは、FF5が、FiiO初のケーブル交換式インイヤーイヤホンであることと、最新のカーボンベースの振動版を採用していることです。FF3とはチューニングが異なり、よりボーカルを重視したものとなっています。またケーブルもグレードアップしています。FF5が発売されたとき、2022年でFiiOが最も成功した製品だとも冗談ながら言われました。現在も売り切れ中なのであまり宣伝ができません。

FiiO FF3(既存製品)

販売ページ:Amazonフジヤエービック

FF3は太鼓のようなデザインが非常に魅力的でユーザーから好評を得ています。FF3やFF5のようなインイヤーという成熟したイヤホンに対して、音響技術を組み合わせ、なおかつユニークなデザインを打ち出すことは容易でありません。またイノベーションを追求しているFiiOの姿を表しています。FF3はパワフルな低域を実現するフルート管設計を採用しています。ステンレスケース、単結晶銅の銀メッキケーブル、3.5/4.4の交換式プラグ、充実したサポートがあります。

FiiO FF1(新製品)

発売日:2023年9月 価格:128元(2,500円)

FF1は初期のEM3/EM3Kの後継機として、100元のインイヤーイヤホンを提供することを目的としています。まだデザインは確定してないので、ご意見を募集中です。このFF1はとにかく、インイヤー特有の音色の良さを満たしつつ、価格を抑えて、複数個買って、家にも車にもオフィスにも置いてもらえるようにしたいと考えています。(James社長個人的には)必要性が高いです。(追記)128元でFF3を踏襲して、筐体素材だけ変更してコストを下げるという手法を取る。これはFF1ではリスクを抑え、また時間を短縮するためには外観や音響の設計に時間を費やすことが困難だから。ローエンドのインイヤーがMX300/400の形がほとんどであるのはこの構造が100点中、95点の音響構造であり、オーディオファイルは音にしか興味がないことを勘案すれば、その構造を踏襲して、色や質感で少し区別すればいい。そのためデザインを踏襲して、素材によって大幅にコストを削減という手法は手抜きのようで、実は最後の手段です。

(追記)FF3をベースとしたデザインがあまり評判が良くなかったようで、FF5をベースとしたデザインに変わってしました、またそのデザインがあまりに普遍的だったため、さらに改善版のデザインが公開されました。FF5とベースとして少し改良を加えたデザインで、2pin形式になるようです。

(追記)正式に開発が決定し、外観のデザインも下記の画像で決定となりました。

FiiO FF1デザイン

FiiO FFシリーズ含む2023年イヤホン新製品一覧

FiiO 2023 イヤホン

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