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FIIO JM21最新情報+レビュー情報/最新DAP/薄くて軽い/高出力/Android13/LDAC対応/小型DAP/エントリークラス/U3万円

Fiio Jm21 Eye Catcher

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FIIO JM21が中国で発売開始されました。製品情報およびレビュー情報を日本語でまとめていきます。またヘッドホン祭りにて試聴も行いましたので試聴レビューも掲載しています。

tipsFIIO JM21はFIIO最新のエントリークラスのDAPです。価格は1199元(円換算で2.5万円前後)とリーズナブルながら、SND680とエントリークラスでは最高性能を搭載し、さらにDACはCS43198をデュアル構成となっています。4.4バランス端子やBluetooth、WiFi接続も可能で、またAndroid13を搭載しているのでストリーミングアプリも試聴可能です。BluetoothはLDACに送受信両対応です。ただしコストを抑えるためにRAMが3GBしかないため、いくつかのアプリをインストールしたり、アプリをいくつか起動させたりしながら使うことは難しく、DAP本来の音楽アプリに特化した使い方が推奨されています。
FIIO
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FIIO JM21販売情報

発売日:2024年11月10日(中国)  価格:1199元

FIIO JM21はSND680の同価格では高性能なCPUを搭載し、DACチップもデュアル構成/4.4バランス搭載、その他DAPの機能としては概ね揃っている製品ながら、価格はエントリーモデルの中でも安く、円換算で2.5万円前後です。しかしJade Audioというサブブランドの製品であり、通常は直販とすることで価格を抑えているブランドあることから、日本代理店がいつ、いくらで取り扱うかは予測するのが困難です。日本で扱う場合には相当程度、割高な価格となることが想定されます。

FIIO JM21 スペック情報

項目詳細
ライトブルー
素材アルミ合金+プラスチック
サイズ約120.7×68×13mm
重量約156g
(クリアケースを除く)
プロセッサQualcomm Snapdragon 680
ストレージ3GB RAM+32GB ROM
(使用可能22GB)
拡張ストレージ標準TFカードスロット
最大2TBまで対応
OSAndroid 13
動作モードAndroidモード/Pure Musicモード/
USB DACモード/ Bluetooth受信モード
Wi-Fi2.4GHz/5GHz
DLNA、AirPlay、Wi-Fi伝送対応
DACチップCS43198 ×2
オペアンプSGM8262 ×2
画面4.7インチ高解像度スクリーン
(750×1334)
出力端子3.5mmPO+同軸出力+ラインアウト
4.4mm BAL+ライン出力
USB端子Type-C USB2.0(データ転送/充電/USB Audio対応)
Bluetoothバージョン5.0
Bluetooth送信SBC/AAC/aptX/aptX HD/LHDC/LDAC対応
Bluetooth受信SBC/AAC/LDAC対応
ネイティブ解像度384kHz/32bit;DSD256(ネイティブ)
USB DAC384kHz/32bit;DSD256(ネイティブ)
USB Audio768kHz/32bit;DSD512(DoP/D2P/ネイティブ対応)
同軸出力384kHz/24bit;DSD128(D2P/DOP対応)
出力1L+R ≧ 245mW+245mW(32Ω/THD+N<1%/シングル)
出力2L+R ≧ 700mW+700mW(32Ω/THD+N<1%/バランス)
S/N比≧ 130dB
ノイズ<1.5μV
出力インピーダンス<1Ω
THD+N<0.0006%
バッテリー2400mAh
再生時間シングル端子12.5時間
バランス端子9.5時間
充電時間約2時間(5V2A充電)

FIIO JM21の製品概要

エントリープライスでフラッグシップ級のプロセッサを搭載

FIIO JM21 CPU

FIIO JM21は、同クラス製品を超える最新プロセッサ「Qualcomm Snapdragon 680」を採用しています。6nmの先進的なプロセス技術、8コアKryo™ 265アーキテクチャ、最大クロック周波数2.4GHzを実現し、パフォーマンスの大幅な向上と消費電力の削減を両立。さらに、カスタマイズされたAndroid 13オープンシステムを搭載し、操作はスムーズで流れるような使い心地を提供。Apple Musicなどのストリーミングアプリを自由にインストール可能です。

注記: Android 13システムはメモリ使用量が大きいため、コスト制約上、JM21のRAMは3GBに制限されています。快適な使用体験を確保するため、音楽ストリーミングアプリのみのインストールを推奨し、それ以外のアプリの使用は控えてください。また、音質と操作性を保つために、複数のアプリを同時に起動しないでください。

超軽量・薄型ボディ、指先を流れる旋律

FIIO JM21 薄型

全く新しいライトブルーのコントラストカラー設計を採用し、片手で持てる軽さと快適なグリップ感を実現。小指へを負担から完全に解放します。さらに、4.7インチの高解像度スクリーンを搭載。指先で軽くスワイプするだけで、旋律が細やかに、そして優雅に流れます。

迫力のサウンド、700mWの強力な駆動力

FIIO JM21 高出力

厚さ13mmの超薄型ボディにハイエンドクラスの回路設計とチューニングを実現。FIIO JM21はバランス出力で700mW+700mWの高出力を誇り、Low・Mid・Highの3段階の独立ゲインを搭載。それぞれ独立した音量カーブを持つため、異なるインピーダンスのヘッドホンやイヤホンに最適化され、より良いリスニング体験を提供します。

デュアルフラッグシップDAC CS43198、完全バランスオーディオアーキテクチャ

FIIO JM21 バランス構成

FIIO JM21Cirrus Logic製フラッグシップDACCS43198」を2基、高性能オペアンプ「SGM8262」を2基組み合わせたフルバランスのオーディオアーキテクチャを採用。複数製品で培った技術を基に、電力供給の最適化や前後段ゲインの調整を進化させ、より広いダイナミックレンジと豊かな音楽性を実現しました。

その他機能など

独自開発のDAPSシステムで全域SRC回避、カスタムされたデュアル水晶、12.5時間の長時間再生、USB DAC、4.4mm+3.5mmヘッドホン出力端子、SPDIF/USB/ラインアウト対応、LDACコーデック対応の双方向Bluetoothなど

FIIO JM21の実物写真

FIIO JM21の試聴レビュー

  • 軽量でコンパクト、iPhoneより少し分厚く感じるものの、重さは軽い
  • サウンドは、FIIOのこれまでCS43198を採用しているDACと大きな違いはなし
  • Pure Musicモードでは、ドングルDACに比べればノイズレスな印象で若干優位な印象
  • 動作はこれまでのFIIOのDAP製品のなかで最もサクサク。特に画面の切り替えやコンロールセンターの動作が軽かった

FIIO JM21 レビュー情報

FIIOの新型ポータブルHi-Fiプレーヤー「JM21」は、若い世代に向けて投入した最新作として注目を集めています。その特徴的な設計と、現代の音楽体験に対応した多機能なアプローチは、これからのエントリープレーヤーの新しい基準となる可能性を秘めています。流行曲やポップスを中心に聴くユーザーにはもちろんのこと、デジタル出力やBluetoothレシーバーとしても十分な性能を発揮します。ハイエンドプレーヤーに手が届かないユーザーにとって、あるいは入門用として、JM21は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

コンパクトで軽量、手に馴染むデザイン

FIIO JM21の第一印象は、その「軽量さと薄さ」。13mmという厚さ、156gの軽量な筐体は、手持ち感が抜群です。4.7インチのコンパクトなディスプレイと相まって、片手での操作も容易。Android 13を搭載し、操作性と利便性を兼ね備えています。

さらに、FIIO特有のモダンなデザインも特徴。スカイブルーのフロントパネルと格子模様が施された銀色の背面パネルは、美しさと機能性を両立。付属の保護ケースやガラスフィルムも、実用性と外観の保護を同時に叶えるアクセサリーです。

高性能プロセッサと充実の拡張性

FIIO JM21は、ポータブルHi-Fiプレーヤーとして初めてQualcomm Snapdragon 680を搭載。この最新プロセッサにより、前世代のSnapdragon 660と比較して約10%の性能向上と、省電力性を実現しています。この性能により、最大12.5時間の再生が可能です。また、デュアルCirrus Logic CS43198 DACチップと独自のアンプ設計を組み合わせることで、出力は平衡モードで最大700mW(32Ω)に達します。この出力性能は、ポータブルプレーヤーとしては非常に優れています。

USB DACモードや双方向Bluetooth接続にも対応しており、LDACやaptX HDなどの最新コーデックを活用可能。3.5mmイヤホンジャックと4.4mmバランス接続の両方に対応し、デジタル出力としても利用できます。これにより、Bluetoothイヤホンからハイエンドの有線ヘッドホンまで、幅広い接続が可能です。

サウンド:流行音楽に特化した調整

FIIO JM21のサウンドは、FIIOらしい「クリアで緻密」な特徴を持ちつつも、特に中低域に焦点を当てた流行音楽向けの調音が施されています。

低音域:量感が豊かで弾力性があり、リズムの迫力を強調。

中音域:ボーカルの厚みと存在感が際立ち、特に女性ボーカルの透明感が特徴。

高音域:明るく繊細で、楽器のディテールを鮮やかに表現。

大規模な横方向の音場感や奥行きよりも、中低域の力強さや密度感を重視したサウンド設計が特徴です。特にポップスや流行曲では、人声や楽器の質感を豊かに感じられます。

多機能な使い勝手

FIIO JM21は機能面でも非常に充実しています。FIIO Musicアプリを中心に、Wi-Fi経由でのDLNAやAirPlayに対応し、SpotifyやTidalなどのストリーミングサービスを快適に利用可能。また、音量調整やモード切り替えを簡単に行える物理ボタンの配置や、使い勝手の良いインターフェースも魅力です。さらに、Line Out出力モードを活用することで、外部スピーカーやアンプとの接続も容易。Bluetooth転送やデジタル出力といった拡張性も、この価格帯では他に類を見ないほど優れています。

以上です。

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EARL(ライフスタイルDX) 
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EARL

FIIO製品を中心としたオーディオ情報を発信しています。FIIO製品は専門的に最新情報を最速でお届けすることを目指しています。当ブログではFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品の多くを購入し、レビューを行なっております。

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