この記事ではFIIO KA17の最新情報をまとめていきます。具体的にはFIIO KA17は12月9日、10日に開催されたポータブルフェスティバルにて初公開となりました。そこで得た情報と試聴したインプレッションをまとめます。なお、FIIO KA17とはFIIOのドングル型DACシリーズの最上位モデルとなる製品です。
FIIO KA17発売日・価格情報
現時点で未定です。年初計画時点では1300元で日本円換算で約2.6万円です。そのため3万円前後の範囲に収まるのではないかと予想しています。次に発売日については当初9月の予定から延期され、現在は正式な発売日の情報は出ていません。ただ春節までには出てくる可能性が高いと見ています。
FIIO KA17 スペックなどの仕様
代理店スタッフに会場で確認できた情報を掲載していて、変更の可能性があります。
モデル名 | KA17 |
DACチップ | ES9069 *最新チップだそうです。 |
アンプ回路 | THX AAA 78 |
最大出力 | 650mW |
機能など
まずハードウェア面では特長としてKA13同様、デスクトップモードを搭載しています。そしてKA17では外部電源給電用のUSB-C端子も搭載しています。
基本的な部分では、出力端子は3.5/4.4搭載です。
そしてソフトウェア面では直近のFIIO製品同様の機能が盛り込まれています。それはSPDIF出力やUAC設定、EQ、フィルター設定です。UAC設定があるので、PS 5/Switchでも使用可能と見られます。
FIIO KA17 インプレッションレビュー
モニタライクなサウンドのFA9がV型のリスニングよりに聴こえるバランスでした。ハキハキとした元気傾向であるものの、これまでとの大きな違いを感じたのは滑らかさです。ストリーミング曲+iPhone接続でも特に高音のざらつきがあまりなく、滑らかでした。そして低音はまるでDAPのようなクオリティでした。KA13のデスクトップモードでは力優位で押し出している感が多少あったものの、KA17のデスクトップモードでは力と解像度を両立して、しっかり駆動されてました。これらにより意外とウォーム寄りに聴こえる場面も。 低音もしっかりしているので、KA5やW4の繊細系とは反対の骨太系です。また下位モデルKA13に対して、より音に厚みがありました。
以上です。また発売が近くなり、詳細な情報が出てきたら更新していきます。
EARL(ライフスタイルDX)
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