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FiiO FF3 日本最速の実機紹介&レビュー!

Fiio ff3

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FIIO FF3を一足早く入手しました。FIIO FF3はイントラコンカ型イヤホンの新製品で、7/2に大阪のヨドバシカメラ マルチメディア梅田で開催される音フェスにて本邦初公開となります。それよりも早く入手できたのでおそらく日本最速です。FiiO FF3の日本発売は2022年9月9日です。価格は1万6,940円前後です。とても良い製品なのでこの記事を参考にぜひご検討ください。

この記事では新製品FiiO「FF3」の実機や同梱物、仕様について詳しくご紹介します。写真も交えて実物のイメージが湧きやすいようにしています。簡単に製品の説明をするとFF3はダイナミックドライバー搭載ベリリウムメッキのインイヤー型イヤホンです。このイヤホンは一定時間以上のエイジングが必要です。私は7月に入手したのでエージングも終えたレビューもしています。

はじめにFiiO FF3の第一印象は「かっこいい!」と「ドライバー部分が結構重い」でした。これまでインイヤー型というと悪く言えば安っぽい見た目のイヤホンが多かったですが、FiiO FF3は高級感があって、ドライバー部分もしっかり詰まっている重みもあり、とても気に入りました。また色をシルバーにしたのも良かったです。色違いでシルバーと黒をどちらも入手しましたが、個人的にはシルバーがおすすめです。黒を選んでもケーブルの色が変わらないのでケーブルとの色合いで見てもシルバーが良いと感じています。そして肝心の音は、FF3では特に4.4mmバランスでKA3との組み合わせが最高でした。そしてエージング後は3.5mmシングルエンドでも十分に鳴らせるイヤホンへと進化しました。もはやカナル型にも負けない低域の量感、中域〜高域の解像度をもつインイヤー型のイヤホンです。

それでは詳しい実機紹介、レビューをまとめていきますのでぜひ最後までご覧ください。

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まずFiiO FF3の実機紹介です。

FiiO FF3のパッケージ、外観、同梱物の写真

FF3パッケージ
パッケージ
FF3 パッケージ開ける
パッケージ開封
同梱物一覧
ドーナツ状のカバー(フルバランスタイプ)

FiiO FF3の仕様、同梱物について

FiiO FF3について

改めてFiiO FF3についてFiiOの製品ページから和訳して説明します。FiiO FF3は大型の14.2mmのダイナミックドライバーを搭載しています。ドライバーはベリリウムメッキドーム+PU振動板を採用しています。これにより低音だけでなく、中音域も豊かになり、また高音域も大幅に改善され、有効周波数範囲は17khzです。楽器のドラムに基づいてFF3のために全く新しいBass cavity(空洞)デザインで作られています。このcavityは低音の質感をより効果的に発揮し、音響を完全に利用できるように設計されています。またFiiOのR&DによりFF3のハウジング内部はスペースを最大限活用して低音強化の音響チューブを内蔵しています。これにより驚くべきサウンドパフォーマンスを実現いていて、スポンジを着用しないオープン着用でも90hzという低い周波数を再現し、42.5hzまで有効周波数範囲を持ちます。

FiiO FF3のリケーブル、プラグ交換

FiiO FF3はイントラコンカ型(フラットヘッド、インイヤー型)のイヤホンで3.5mmと4.4mmのプラグが同梱されていました。FiiO FF3は説明書にはMMCXの取り外し方法について記載がありましたが、リケーブルはできません。3.5mm、4.4mmのプラグ交換のみ可能で、こちらは簡単に取り外し、交換が可能です。

(追記)FiiO FF3のリケーブル、ブラグ交換についてコメント頂いたので画像を追加します。説明書の掲載が一番分かりやすいと思いましたので説明書の該当ページと本体の写真です。1段目の写真2枚はMMCXのリケーブルに関するもの、2段目の写真2枚はブラグ交換に関するものです。

FiiOよりFF3のリケーブルについてTwitterで質問したところ回答を頂けまして、FF3はMMCX方式ではなく取り外しは不可とのことです。そのためリケーブルはできません。ここからは推測ですが、2022年5月の新製品発表でFiiO FF5がMMCXのリケーブル可能なインイヤー型イヤホンとの発表があったことから、おそらくFiiO FF5がMMCXでリケーブル可能なイントラコンカ型イヤホンとなるとみられます。

MMCXの取り外し説明のページ
リケーブル比較
NICEHCKのMMCXケーブルとの太さ比較
プラグ交換
プラグ交換の説明書記載
ブラグ交換
プラグ交換の接続部

FiiO FF3のスポンジカバー

FiiO FF3の同梱物には3.5mm、4.4mmの交換プラグの他にカバーが3種類(低音強調、バランス重視、高域強調)も入っていました。3種類のうち、1種類は写真のように真ん中に穴があいたドーナツ状のカバー(バランス重視)でした。そしてこれらの付属品とイヤホンを保管しておくことのできる強度のあるキャリングケースがついてきました。このドーナツ状のカバーは結構嬉しくてフラットヘッドの全面カバーは、カバー自体がスポンジのような材質でザラザラしているので個人的に耳痒くなりやすいためです。また全面カバーだとせっかくのダイナミックドライバーを塞ぎ、密閉感が強くなってしまい、イントラコンカ特有の抜け感も発揮されなくなります。そのため私はこのドーナツ状のカバーをつけてエイジングがてら鳴らし続けています。

FiiO FF3のレビュー

買ってすぐの箱だしの感想としてレビューまで少しかかるかなという印象でしたが、FiiOのUSBドングル型DAC KA3との相性が良すぎて感動したので、箱だしから早速レビューしていきます。そもそもFiiO FF3と合わせてKA3を購入した理由はFiiO FF3 の宣材写真で、新発売の4.4mm出力搭載のUBSドングル型DAC KA2と組み合わせている写真があって、FiiOの推奨する使い方なのでは?と思い、4.4mmバランス出力を持っていない私はFiiO KA3を追加で購入しちゃいました。

FF3KA3
FF3&KA3

実際、この構成が大当たりでした。まず3.5mmで聴いた印象を正直に言えば、箱出し時点では期待ほど音が鳴りませんでした。同じイントラコンカ型(フラットヘッド、インイヤー型)ではNICEHCKのEB2Sを高級にしたようなイメージで、よくもわるくもまとまってしまっている印象でした。しかし、4.4mmのバランス接続にした途端、そのイメージは一気に変わりました。FiiO KA3の4.4mmのバランス接続することによってフラットヘッド型の弱点をうまく抑えて、低音だけでない中音域の解像度がグッと底上げされます。これによって音が一気に広がって、得意の低音の強みを活かしたまま、バランスが良くなり、例えるなら高級な密閉型ヘッドホンのようになりました。付属してたドーナツ型のカバーもやはりいいです。長時間つけてられますし、スポンジが邪魔せず、ドライバーから直接耳に入ってくる感触があります。これにより低域〜高域がバランス良く聴こえてきます。兎にも角にも語彙力がありませんが、FiiO FF3とKA3の組み合わせは最高でした。

(追記)しばらく使うことでエージングと他のイヤホンとの比較も行うことができました。FiiO FF3はウォーム系の音色という印象を受けています。また製品説明でもドラムのようなという表現がありましたら、心地よく耳のなかで低音が響きます。長時間の使用でも聴き疲れしないです。またDACの組み合わせでは、インイヤー型は密閉感がないために良い意味でも、悪い意味でも抜け感がありますが、KA3との組み合わせによって程よく音を引き締めてくれていて、これが相性の良さにつながっていると思います。SHANLINGのUP4と使ってみると抜け感そのままにウォーム系の良さを全面に押し出される印象になりました。さらにHiBy R2と組み合わせたところ、R2は非常に元気の良いサウンドを持っているので、まるで耳の中に人が太鼓を叩いているかのような低音を感じます。自然と気持ちが盛り上がるような豊かな低音が広がります。なお、当初は3.5mmが微妙でしたが、エージングを経ると4.4mmとそこまでの差は感じませでした。エージングを経ることで3.5mmでも十分にFF3の特長を感じることができると思います。

販売ページ:Amazoneイヤホン

FiiO FF3付属のケースが便利

あとご紹介したFiiO FF3の付属ケースはイヤホンだけ保管するには大きいなと思っていたんですが、このようにFiiO KA3などのUSBドングル型DACと一緒に保管しておけるサイズでした。これならKA3などのドングル型DACと一緒に持ち運べてとても便利ですね。またFiiO BTR3KやBTR5の小型のDACとも一緒に入りそうです。

ケース使い方1
ケース使い方2

FiiOからFF3に続き、FF5が発売されました。このFF5は新開発のダイナミックドライバーを搭載し、ディフューズ(拡散)オープンという新設計のリケーブル可能なイントラコンカイヤホンです。低域〜中域にフォーカスしたFF3からは一転、中域〜高域をフォーカスし、女性ボーカルキラーとしてチューニングされた異ントラコンカイヤホンになります。ぜひこちらのレビューもご覧ください。

FiiO FF5 レビューと実機紹介 ~FF3との比較も

マイナーチェンジモデルFF3Sの詳細:

FIIO FF3Sが登場 〜快適性が向上したモデル

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EARL

EARLFIIOファン

PS5、FIIO、ポータブルオーディオを中心に情報・レビューを発信しています。 特にFIIO製品に関する情報は専門的かつ最新・最速を目指しています。そしてFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品のほとんどを購入し、レビューを行なっております。

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