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FIIO KB3 〜FIIO初のDAC内蔵ミニサイズキーボード〜

Fiio Kb3情報v2

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FIIO KB3の前売りが中国で開始されました。それに合わせて詳細な情報が出てきましたので、この記事で日本語に意訳してまとめていきます。また当ブログは10月に開催されたヘッドホン祭りで展示されたモデルの試聴もしてきました。また当ブログではsspai限定モデルを12月に入手しました。

tipsFIIO KB3はDAC内蔵ミニサイズキーボードでテンキーレスです。現時点で英語配列のみです。そして内蔵するDACはKA13と同じもので、3.5/4.4出力を備え、最大550mWの出力が可能となっています。さらにDAC非搭載のワイヤレスモデルも発売予定とされ、用途に応じて選べるようになっています。

FIIO KB3の動画がデザインやキースイッチの音がわかりやすいので、まずはご覧ください(音声あり)。

FIIO  KB3 発売日・価格

発売日:2024年2月2日(中国2023年11月17日) 

価格:
DAC内蔵有線モデル=29,940円前後(999元/150ドル)
DAC非搭載BTモデル=799元/130ドル *日本未定

販売ページ:Amazon / eイヤホン

FIIO KB3は2023年10月末頃から共同開発先のSSPAI(少数派)というメディアの販売プラットフォームにて前売りが開始されています。前売り期間終了後にFIIO公式から販売されるものと見られます。(追加情報)FIIOからの公式販売は11月17日に決まりました。DAC内蔵有線モデルは999元/150ドル(約2万円前後)で、DAC非搭載モデルは799元/130ドルとなりました。またベアボーンモデル(キースイッチ、キーキャップのない基盤のみのモデル)の販売もあるようです。

価格は999元/150ドル(円換算約2万円前後)となっていて、KA13内蔵ということを考えるとリーズナブルな価格です。日本価格もおそらく2.5万円前後に抑えられることを期待したいです。すでに2万円でも若干、キーボードとしては高価ですが、こればかりはロマンですね。(追記)日本では約3万円近く、小売価格も2.5万円を超えてしまい、やや割高になりました。

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FIIO KB3 スペックなど製品情報

スペック

FIIO KB3のスペック情報です。

項目内容
モデル名FIIO KB3
キーボード種別テンキーレス/ミニサイズ
配列英語配列/Windows・Macデュアルサポート
サイズ約329mm * 140mm * 43.5mm
本体アルミニウムマグネシウム合金の金属製パネル
重量DAC内蔵有線モデル:1,060g
ワイヤレスモデル:1,115g
カラー黒/シルバー/sspai限定
USBチップSAVITECH SA9312L
キー設定VIA対応
キー交換対応(3ピンタイプ)
キースイッチGateron Gpro3.0 黄色軸
*sspai限定はkailh 茶軸
接続USB タイプC
USB端子USB タイプA *2
ワイヤレス接続2.4Ghz+Bluetooth予定
バッテリー
*ワイヤレスモデルのみ?
4000mAh
バッテリー持続
*ワイヤレスモデルのみ?
2000+時間
*以下DAC関連は有線モデルのみ
DACチップCTRRUS LOGIC CS43131*2
アンプSGMICRO SGM8262*2
出力端子3.5mmシングルエンド
4.4mmバランス
最大出力@32Ω3.5:170mW
4.4:550mW
THD+N<0.0005%
S/N≧122dB
サンプルレート最大 PCM384kHz/32bit、DSD256

Gateron G Pro黄軸のスペック

スイッチ特性リニア
サウンドタイプ静音
キー荷重50±15 gf
入力位置2.0±0.6 mm
キーストローク4.0 mm 最大
ルブ(注油)ルブ済(注油済)
データ引用元:https://www.gateron.co/pages/gateron-g-pro-switch-datasheet

特長

制限のないHiFi体験

FIIO KB3

デュアルDAC+アンプの組み合わせで、高い出力を確保しています。最大55mWの出力でイヤホンを選びません。また3.5mm、4.4mm出力のインターフェースを搭載し、さらにSPDIF同軸出力をサポートしています。様々なオーディオ機器と接続が可能です。そして最大384kHz/32bit、DSD256をサポートし、音の詳細を聴くことができます。

拡張性

FIIO KB3

キーボードとDAC機能を統合するだけでなく、さらにUSBドックとして、マウスやUSBメモリとも接続が可能です。*USBタイプA端子が2つ搭載

音量調整機能とRGBライティング

FIIO KB3

ボリュームダイヤルを備え、音量調整が可能です。またキーボードにはRGBライティングも機能も備わっています。通常のブラックカラーモデルでは、キーキャップがクリアモデルがあるようで、下の写真がそのクリアキャップ版です。今後FIIO公式の販売が開始されれば、限定版ではないカラー展開も判明すると見られます。

FIIO KB3

その他補足情報

補足情報

  • またその他の補足情報として、公開される前にファングループで意見聴取がありました。そこでフルサイズキーボードの要望を出しましたがNGとのことで、今回はテンキーレスのミニサイズキーボードのみとなるようです。
  • ヘッドホン祭り(2023年10月)にて日本語配列について聞いたところ検討可能とのことでしたでしたが、その後進捗はありません。
  • sspaiに購入の問い合わせをし、購入まではできそうでしたが、日本への配送実績がなく、その点で販売は難しいとのことでした。

ヘッドホン祭りでの展示品試聴

2023年10月に開催されたヘッドホン祭りにてKB3を試聴してきました。詳細はこちらの記事をご覧ください。

FIIO新製品情報 in ヘッドホン祭り2023秋

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FIIO製品を中心としたオーディオ情報を発信しています。FIIO製品は専門的に最新情報を最速でお届けすることを目指しています。当ブログではFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品の多くを購入し、レビューを行なっております。

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