2024年9月7日、8日に中国北京で開催されているオーディオイベントにおいて、初公開の新製品が多くあるため、その新製品の日本語で情報をまとめていきます。なお、円価格は元からの21円のレートで計算しています。日本での販売価格はこれよりも2−3割高くなることが想定されます。
FIIO BTR17速報
発売予定日:2024年10月末 予定価格:1500元以内(約3.1万円前後)
FIIO BTR17はBTR7の後継モデルであり、他の製品と同様に、Bluetoothマスターコントロールが新しいQualcommフラッグシップに置き換えられ、人気のデスクトップモード、プロフェッショナルなPEQなどの機能が追加されます。また、Bluetooth レシーバー/PHONEモード/PCモードを直接切り替えることができます。
FIIO KA15速報
発売予定日:2024年9月 予定価格:700元以内(約1.5万円以内)
FIIO KA15は、KA5の後継モデルであり、最新世代のデザインを採用し、レトロなカセットテープのディスプレイデザインが特徴です。KA15は音質や機能も優れており、CS43198のDACチップをデュアル搭載し、さらにデュアルの独立したオペアンプにより、KA5に比べて性能と推力が大幅に向上しています。同時に、KA15 はUSB 電圧/電流/電力の検出機能を内蔵した世界初の新しいドングルDACであり、消費電力を検出し、最適化を行います。これにより KA15 をさまざまなシナリオに合わせて消費電力が最適化され、スマートフォンのバッテリー消費を低減します。
FIIO FX17速報
FIIO FX17はフラッグシップイヤホンで、片側に8基の静電ユニットを搭載しています。8つの静電ユニットはフルパワーで動作することで、静電ユニットの低感度を補います。同時に、中音域と高域用に4つのBAユニットが搭載されます。全体の構成として片側あたりで、ダイナミックドライバー2基+BA4基+静電ドライバー8基の合計14基搭載し、イヤホンとしては計26基のドライバーが搭載されています。恐ろしいほどの密度と高域の伸びが素晴らしいイヤホンとなっています。唯一の欠点は価格です。なお、この外観はプロトタイプで、まだ未定となっています。
FIIO S15速報
発売予定日:2024年11月 予定価格:7000元(約15万円前後)
FIIO R7/R9 はデスクトップ向けに設計されていましたが、FIIO S15はリビング/リスニングルーム向けに設計されており、従来のスピーカーシステムにより適しています。優れた利点は、インターフェイスが使いやすいことです。内部コンポーネントには高品質のリニア電源、水晶発振器、およびAKM 4499EX DAC を備えており、トランスポーターとしてもDACとしても優れています。S15 は、IIS、AES デジタル出力、内蔵 SSD ハードドライブをサポートするFIIOの最初の製品です。
FIIO FP3速報
発売予定日:2024年10月 予定価格:600元前後(約1.3万円前後)
FIIOは既製のプラナードライバーイヤホンに満足できず、最終的に納得できるプラナードライバーイヤホンFIIO FP3を開発するために 3 年の歳月と数え切れないほどの失敗を費やしました。平面振動板による中高音の繊細で心地よいサウンドを実現するだけでなく、プラナードライバーの欠点も解消しています。プラナードライバー搭載することによりイヤホンのサイズが大きなり、装着が苦痛になることがありました。しかしFP3はイントラコンカ型を除けば、最も快適な装着感を持つイヤホンです。装着すると嬉しい驚きがあるはずです。
以上です。
EARL(ライフスタイルDX)
*X(Twitter)アカウントへのリンク