当ブログでは広告を使用しております。

中国広州FIIOに初潜入/「FIIOとは」どういう会社?

Fiioについて

2024年6月某日、中国のFIIOに初めて訪問してきました。その様子を撮影した動画はYoutubeにアップしていますのでぜひご覧ください。この記事では動画の内容に加えて、「FIIOとは」についても簡単にまとめていきたいと思います。*できる限り、正確性に努めますが、それを保証するものではありません。

FIIOとは(What is FIIO)

FIIOとは2007年4月27日に設立した中国のオーディオメーカーです。それも有数のオーディオメーカーで、中国オーディオ業界では最大級になります。FIIOは主にデジタルオーディオプレイヤー(DAP)、イヤホンなど多種多様なポータブルオーディオ製品を自社で研究開発、生産し、グローバルに販売をしています。グローバル販売では代理店販売の方法を取っていて、現在アジア、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカを含む5大陸60カ国以上に販売網を有しています。

FIIOの創業

FIIOの創業メンバーは5人で、4名は現在も在籍しています。創業メンバーは、FIIO設立前はBBKという会社に在籍する人たちでした。このBBKという会社は中国社名で「歩歩高」です。BBKは段永平という中国でも超有名な起業家・実業家であり、投資家でもあり、中国のウォーレンバフェットの異名を持つ人物です。BBKは日本でも有名なスマートホンメーカーOPPOやVIVOの親会社です。そしてOPPOの前身であるBBK AV機器部門に在籍していたのがFIIO創業メンバーとなります。そののち、AV機器部門はスピンオフし、OPPOになります。

FIIOに在籍する創業メンバーはその全員が現在もいずれかのビジネス部門を担当しています。このメンバーはBBKにおいて、それぞれ電話機工場の品質管理責任者、BBK AV部門 (OPPOの前身) のマーケティング責任者、開発責任者、音響担当者の経歴を持ちます。そのためこの創業メンバーは設立当時から比較的高い資格と能力を持っていました。これだけのメンバーが集まった背景にはBBKがオーディオ部門を閉鎖し、スマートホンに軸足を移したことがきっかけです。最終的にFIIOはOPPOのオーディオ部門がスピンオフして設立します。現在は非上場で経営陣や従業員が主な株主となっています。

FIIOの社名とブランドの由来

FIIOの中国社名は「广州飞傲电子科技有限公司」と言い、英文名で「Guangzhou FIIO Electronics Technology Co., Ltd.」です。FIIOは社名であり、製品のブランド名になります。

ブランド名である「FIIO」は、”Fi (Fidelity)” と” iO (1 and 0)”に由来し、デジタルが生活に与えるよりリアルな体験とより便利な生活を意味しています。また中国語では「飞傲」と表記し、これは「FIIO」の音訳であり、春のような活気と青空に飛び立つ積極的な進歩と常に革新を続ける企業精神を象徴しています。FIIOはユーザーの声を非常に重視し、製品設計を絶えず改善し、消費者により多くの良質で高付加価値の製品を提供するための努力をしています。

なお、社名の表記は2022年に「FiiO」から「FIIO」に変更されました。

FIIOのビジョン

FIIOのビジョン:中国製の評価を高める
FIIOのブランド精神:オーディオは無限である

FIIOのビジネスは「オーディオ」に関する製品やサービスを提供することで、無限の楽しみのある「オーディオエコシステム」を構築することです。FIIOは高品質なオーディオデバイスを販売するだけでなく、FIIOが提供する製品やサービスを通じて、ユーザーに喜びを感じてもらうように努力をしています。

またFIIOは製品の品質にも焦点を当てていて、品質管理におけるISO9001基準を厳格に遵守し、最も低い修理関連の製品返品率を達成するために懸命に取り組んでいます。

FIIOの所在地/広州について

FIIOの本社は中国の広州にあります。広州は香港から特急電車で2時間ほどの距離にあります。日本から飛行機の直行便も出ています。その広州の中心地から車で1時間ほどの距離にFIIOの本社があります。

FIIOエントランス

この本社の場所には2022年に移転し、全6,000平方メートルの土地となります。約300人が在籍していて、多くは開発に関係する社員で構成されていて、中核となるR&Dチームはオーディオ製品において30年以上の経験があります。またFIIOは中国企業としても豊富な実績を持っていて、2017年に中国オーディオ産業協会が正式にイヤホン分会を設立し、FIIOはその第1回副会長に選ばれ、2022年に第2回再任されました。その他、国内外で多数の実績を持っています。

ちなみに広州は中国でも有数の大都市で、1年中、様々なビジネスイベントが開催され、海外からの出張してくる人が多い地域だそうです。また動画内でも紹介していますが、美食の地域としても有名で、料理がとても美味しい地域です。その上、南に位置していることや海も近いことから、フルーツや海鮮食材も豊富です。そのため、本当に色々な種類の料理を楽しむことができます。また飲茶文化も有名で、美味しいお茶もたくさんあります。料理の前に必ずお茶を飲みます。

以上です。

最後までご覧いただき誠にありがとうございます。この記事が参考になったよという方はぜひフォローをお願い致します。

このブログではFIIO製品の最新情報・最速レビューを中心に記事を書いています。その他ライフスタイルDXをコンセプトにオーディオ、PS5、DIY/ジャンク修理などの役立つ情報発信しています。またツイッターではブログ記事にはない最新情報もツイートしています。 

本記事では広告を使用しております。

EARL

EARLFIIOファン

FIIO製品を中心としたオーディオ情報を発信しています。FIIO製品は専門的に最新情報を最速でお届けすることを目指しています。当ブログではFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品の多くを購入し、レビューを行なっております。

関連記事