
FiiO BTR7は、THX AAAアンプ回路を搭載したBluetoothレシーバー兼DACドングルです。音の傾向はFiiO KA3に似ており、中高音域のクリアさや解像度の高さが特徴的です。本記事では、BTR7の音質や使い勝手、競合製品との比較を解説し、どんな人におすすめできるのかをレビューします。
製品概要
製品ページ https://www.fiio.jp/products/BTR7/
製品種別:Bluetoothレシーバー/DACアンプ
DACチップ:ES9219C(左右独立+THX AAA-28デュアル構成)
FiiO BTR7のレビュー|THX AAAアンプ搭載でキレのあるサウンド
BTR7は、KA3に近いサウンドながら、以下のような違いがあります。
BTR7の優位点
- 中高音域のクリアさと解像度の高さが際立つ
- アタック感が強く、一音一音の出力が明瞭
- THX AAAアンプ回路により、キレのあるサウンドを実現
特に、THX AAAアンプの効果により、KA3よりも輪郭がシャープで、音の分離感が向上しています。そのため、高解像度でダイナミックなサウンドを求めるユーザーに最適です。
BTR7のコンセプト|スマホと連携する新しいDAPの形
BTR7は、音楽ストリーミングの機能をスマートフォンに委ね、Android搭載のDAPを省略したFiiOの新しいアプローチとも言えます。従来のDAPと異なり、Bluetoothレシーバー機能とDACドングル機能の両方を備えており、スマホとの組み合わせで最大限のパフォーマンスを発揮します。
BTR7の魅力
- スマホと組み合わせることで、高音質なストリーミング環境を構築可能
- 有線DACとしても利用できるため、1台で2役をこなす
しかし、この設計にはデメリットもあり、競合製品と比べると価格面での課題もあります。
BTR7の課題|価格に対するコスパは微妙?
BTR7の日本市場での価格は3.5万円前後ですが、この価格帯には多くの競合製品が存在します。
BTR7のデメリット
- Bluetoothモードでは、接続の安定性・バッテリー持続時間・音質の面で、2万円台のドングル型DACより劣る
- 予算を上げてまでBTR7を選ぶよりも、KA5などの上位ドングル型DACのほうが満足度が高い
このため、BTR7を選ぶなら、Bluetoothレシーバーとしての利便性を重視するか、1台2役でDACドングルとしても使える点に価値を感じるかどうかが重要になります。BTR7は、あくまで有線DACとしての利用を前提にしつつ、ワイヤレスでも使えるという製品です。
こんな使い方がおすすめ!
- メインはUSB接続のDACドングルとして使用し、サブとしてBluetoothレシーバー機能を活用
- スマホのストリーミング環境を強化し、DAPの代替として活用
このように考えれば、BTR7の使い勝手と価格のバランスに納得しやすくなります。
まとめ|BTR7はDACドングル+Bluetoothの2-in-1デバイス
FiiO BTR7は、THX AAAアンプ搭載で高解像度サウンドを実現し、有線・無線の両方で使えるハイブリッドなBluetoothレシーバーです。
こんな人におすすめ!
- 高解像度でクリアな中高音を求める人
- 有線DACドングルとしても活用したい人
- Bluetoothレシーバー機能を備えた高音質デバイスが欲しい人
一方で、Bluetoothレシーバーとしての性能やコスパを考えると、KA5のようなドングル型DACのほうが満足度が高いケースもあるため、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。「ワイヤレスでも有線でも使える」ことに価値を感じるなら、BTR7は魅力的な選択肢です。
以上です。
FIIO BTR7が気になった方は以下のリンクから購入可能です。
EARL(ライフスタイルDX)
*X(Twitter)アカウントへのリンク