当ブログでは広告を使用しております。

FIIO JH5最新情報 〜リーズナブルな1DD+4BA構成イヤホン

Fiio Jh5最新情報

本記事では広告を使用しております。

FIIO JH5が中国で11月10日に発売となりました。この記事ではそのFIIO JH5のスペックなど最新情報を日本語に意訳してまとめていきます。なお、当ブログでは発売日に注文していますので届きましたらレビュー予定です。

tipsFIIO JH5はサブブランドJadeAudioのハイブリッド型イヤホンです。1DD+4BAとミドルレンジのイヤホンに多い構成となっていますが、サブブランドであるため価格が日本円換算で1.5万円程度に抑えられたリーズナブルなモデルとなっています。
FIIO JH5
FIIO JH5

開封動画

画像 18
広告

FIIO JH5 発売日・価格

発売日:2023年11月10日(中国) 価格:599元/89.99ドル(1.2万円〜1.5万円)

FIIO JH5の価格は1.2万円〜1.5万円とリーズナブルな価格となっています。同じ構成ではFH7Sというモデルがあり、このイヤホンは日本価格で約7万円です。また同じDDと搭載した近い構成(1DD+3BA)のFH15でも約3.8万円です。この価格差についてFIIOからは次の説明がありました。

  • サブブランドは価格戦略が異なり、利益率が非常に低く設定されている
  • FH15/FH7Sにはknowles製が採用されていて、JH5は中国製が搭載されている
  • 販売ルートを主に直販に絞っている

主にサブブランドはFIIOブランド製品の技術の転用など音質以外の要素によるコストダウンがメインとなっていますが、今回のJH5ではFIIOブランドのイヤホンと異なり、Knowles製が使われてなく、これがさらに低価格を実現しています。最近では他社でも中国製のBAにより、多ドラでも価格が抑えられたモデルが多く存在しています。FIIO JH5も日本で発売があれば、2万円以下になると予想しています。

FIIO JH5スペック、製品概要など最新情報

FIIO JH5スペック

FH15/FH7Sとの比較できるようにスペック表を作成しました。

POINT実際にスペックを見ると構成上は同じでもKnowles製のBAが使われていないことに加えて、FIIO JH5はコネクタが平型2pinであり、プラグも固定式です。またアクセサリーも最小限となっています。そしてシェルも金属加工ではなく、3Dプリントとなっています。スペック上はこのあたりが価格差の要因となっていそうです。ただサブブランドとしては珍しく、ミドルレンジ以上で使われることの多い銀メッキケーブルが採用されています。
モデルJH5FH15FH7S
発売日2023年11月10日*中国2023年1月27日2022年10月21日
価格599元約3.8万円
(1499元)
約7万円
(2999元)
構成1DD+4BA1DD+3BA1DD+4BA
DD10mmカーボンベース10mmカーボンベース13.6mm DLCダイアフラム
BA中国製*4Knowles製*3Knowles製*4
重量約7.6g約6.6g約9g
シェル3Dプリント
(フェイスプレートは金属製)
アルミニウム合金アルミニウム合金
周波数
応答
20Hz〜40kHz10Hz〜40kHz10Hz〜40kHz
インピーダンス@1kHz13Ω16Ω18Ω
感度@1kHz111dB112dB104dB
ケーブルコネクタ平型0.78/2pinMMCXMMCX
ケーブル4芯編み銀メッキ
(392本の芯線)
2芯編み銀メッキ
(152本の芯線)
8芯編み銀メッキ
(156本の芯線)
ケーブル長1.2m1.2m1.2m
プラグ3.5mmプラグ3.5/4.4mm交換式3.5/4.4mm交換式
付属品イヤーピース2種
HB11ケース
ノズルフィルター3種
HS18/HS19
HB1ケース
など
ノズルフィルター3種
HS18/HS19
Spinfitイヤーピース
HB1ケース
など

FIIO JH5製品概要・特長

POINTFIIO JH5の特長を見るとFH7やFH9などハイエンドイヤホンで開発された技術を転用しながら、FIIO JH5用に独自のチューニング、調整がされているようです。より自然なDDとBAの繋がりという点は非常に楽しみな特長です。

高品質で高いコストパフォーマンス

FIIO JH5

FIIOのサブブランドJadeAodio製品シリーズは、その高いコストパフォーマンスと高品質で世界的に有名であり、より手頃な価格のHiFi製品を提供することに尽力しています。新しいJH5は、FIIOとJadeAudioの長年にわたる音響の技術の蓄積とハイエンドプロセスの転用に基づいています。高精度3Dプリントキャビティと精巧な金属製フェイスプレートは翡翠のように美しいです。上位機種の技術を手頃な価格で体験することができます。

JH5のサウンド面では、音響チームがFH9やFH7などのハイエンドイヤホンのアーキテクチャのアイデアを転用しており、クラシック、ポップス、ボーカルなどのさまざまな音楽スタイルに対応し、常に高いレベルのサウンドを提供します。JH5は10mmカーボンベースのダイアフラムを採用し、音響ベースと中高域用と超高域用のBAユニットとスムーズなつながりを追求し、3つの周波数に対して独立した音響パイプ作られています。これらによりFiiO JH5 は、本格的なサウンドを楽しむことのできるエントリークラスのイヤホンです。

ドライバー構成の詳細

FIIO JH5

FIIO JH5は、FIIOブランドの「Little Conch」シリーズと同じ10mmカーボンダイアフラムのダイナミックドライバーを採用しています。さらに内部構造とユニットのつながりを調整するため、振動板に独自の設計を施しました。さらにチューニングと最適化が施され、第2世代のアップグレードモデルに属します。カーボンベースの材料は、軸方向の歪み耐性が強く、音響学的に高弾性率であるという特性を備えており、高周波に応答する場合、優れたレスポンスを示し、歪みを低減します。

スムーズな「DDからBAへの移行」を実現するために、音響チームは JH5 用に 2 つの中高用のBAユニットをカスタマイズしました。DDとBAの共振ピークは 2.8kHz付近です。この共振ピークは自然な重なりを実現します。これにより、滑らかで完璧な移行が実現され、音場がより自然になり、全体的なトーンがより滑らかになります。

弦を弾く瞬間を正確に捉えるためには、空気中に漂う微妙な音に耳を傾けてください。 超高用BAユニットをカスタマイズしただけでなく、音響エンジニアは内径が太く、長さが短く、曲率が小さい音響パイプを使用して、超高用BAユニットに配置しました。これによりFiiO JH5はより強力な超高域拡張を実現しています。

リケーブル可能、高品質なケーブルが付属

FIIO JH5

FIIO JH5は、リケーブル可能な設計となっています。付属のケーブルには合計リッツ構造の392本の芯線を4本に束ねたの銀メッキ銅で、導電面積を増やし、高周波解像度を効果的に向上させます。

以上です。

最後までご覧いただき誠にありがとうございます。X(Twitter)ではブログの更新情報のみならず、FIIOの速報情報も発信しています。ぜひフォローして最新情報を取得してください。

 

EARL(ライフスタイルDX) 
X(Twitter)アカウントへのリンク
EARL

EARLFIIOファン

FIIO製品を中心としたオーディオ情報を発信しています。FIIO製品は専門的に最新情報を最速でお届けすることを目指しています。当ブログではFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品の多くを購入し、レビューを行なっております。

関連記事