FIIO K17が1月9日に中国で発売となりましたので、日本語でまとめていきます。
FIIO K17発売日等の販売情報
発売日:2025年1月9日(中国) 価格:5,499元(約12万円相当)
FIIO K17の価格は日本円換算で約12万円相当とK9PROと同価格帯となっています。他方で新たに豊富な機能が追加され、内部設計もアップグレードされていることから日本の価格は良くて15万円前後、代理店次第では18万円近くまで値上げしてくるリスクもあると見ています。
FIIO K17のスペック
色 | ブラック / シルバー |
本体サイズ | 約244.6×213×66.8mm |
重量 | 約2750g |
メインコントローラー | X2000 |
DACチップ | AK4191+AK4499EX×2 |
USBコントローラー | XMOS XU316 |
Bluetoothチップ | Qualcomm QCC5125 |
ディスプレイ | 3.93インチLCDスクリーン |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.1 |
コーデック | SBC/AAC/aptX/aptX LL/aptX HD/aptX Adaptive/LDAC |
USB DAC | 768kHz/32bit、DSD512(ネイティブ) |
同軸入力 | 192kHz/24bit、DSD64 |
光入力 | 96kHz/24bit |
ローカル再生 (USBメディア) | 384kHz/32bit、DSD256 |
ストリーミング再生 | 384kHz/32bit、DSD256(DOP) |
同軸出力 | 192kHz/24bit、DSD64 |
光出力 | 192kHz/24bit、DSD64 |
出力1 | L+R≧1850mW+1850mW (32Ω単端、THD+N<1%、スーパーヘッドフォンモード) |
出力2 | L+R≧4000mW+4000mW (32Ω平衡、THD+N<1%、スーパーヘッドフォンモード) |
出力3 | L+R≧240mW+240mW (300Ω単端、THD+N<1%、スーパーヘッドフォンモード) |
出力4 | L+R≧950mW+950mW (300Ω平衡、THD+N<1%、スーパーヘッドフォンモード) |
RCA出力 | L+R=2.5Vrms+2.5Vrms (1kHz@10kΩ) |
XLR出力 | L+R=5Vrms+5Vrms (1kHz@10kΩ) |
周波数応答 | 20Hz~90kHz、減衰<3dB |
SN比 | ≧125dB(Aウェイト) |
ノイズフロア | <2.6μV(Aウェイト) |
THD+N | <0.00045%(1kHz/-10dB@10kΩ) |
FIIO K17のインターフェース
FIIO K17の製品概要
最新世代のデスクトップ型DACアンプFIIO K17はレトロで優雅なデザインと最先端技術が織りなす新たなシンフォニーで、独自の設計、強力な性能、そして豊富な機能をさらに輝かせています。K17は、K9PROシリーズの後継機種であるだけでなく、FIIOのハイエンドDACアンプ分野における新たな挑戦です。
プロ仕様の高精度31段階ロスレスPEQ
FIIO K17にはプロフェッショナルDSPチップM21586Qと高性能ADCチップES9821Qが搭載されています。さらに、カスタム超低位相ノイズの水晶振動子や、倍精度浮動小数点(double precision floating-point)、360MHzの高クロックDSPのサポートにより、すべての入力モードで31段階ロスレスPEQ機能を実現しています。
このPEQ機能では、PCM 44.1kHz~96kHzの範囲で元のデータを保ちながらEQ処理が可能です。±12~-24dBのゲイン調整や、0.4~128のQ値調整など、多彩な音響パラメータの精密な調整をサポート。また、EQカーブのエクスポート/インポート/共有/保存も可能で、ユーザーが簡単にPEQを活用したカスタムサウンドを作り上げられます。
AKMフラッグシップDAC構成
FIIO K17にはAKMのフラッグシップ級DAC構成であるAK4191 + AK4499EX×2を採用。2基のAK4499EXが左右のチャンネルをそれぞれ個別に処理し、8チャンネルから4チャンネルへのLPF設計によってコモンモード干渉を効果的に減少させます。デジタル/アナログ完全分離構造と、AKM独自の新技術である「DWA ROUTING技術」を採用することで、音のバックグラウンドをさらにクリーンにし、解像度を飛躍的に向上。純度の高い、繊細なリスニング体験を実現します。
独立構造のAB級トランジスタ回路によるヘッドフォンアンプ
FIIO K17は初めて独立型アンプ回路を採用し、OP + トランジスタ回路設計と、オン・セミコンダクターのMJE243G/253Gのペアトランジスタを搭載。大電流・低インピーダンス出力を実現しました。バランス出力時には4000mW + 4000mWという大出力を誇り、これはK9PRO ESSの約2倍に相当します。これにより、大型ヘッドホンや高インピーダンスのイヤホンを余裕を持ってドライブでき、柔らかで自然、そして心地よい音楽体験を提供します。
その他注目ポイント
- •フルバランス設計
- •超低位相ノイズの水晶振動子を3基搭載
- •35W低ノイズ・低リプルのリニア電源
- •赤外線リモコン標準装備
- •2.4G/5GデュアルバンドWiFi + ギガビットイーサネット対応
- •ストリーミング再生/ローカル地再生対応
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EARL(ライフスタイルDX)
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