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FIIO KA13 実機レビュー 〜デスクトップモード搭載のドングル型DAC

Fiio Ka13レビュー

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FIIO KA13が日本で11月10日に発売します。当ブログでは中国発売に合わせて購入をしていて、この記事ではFIIO KA13について製品情報のまとめと実機レビューも行っていきます。

tipsFIIO KA13はKA3の後継機となります。FIIO KA13は年初計画時点ではドングルDACの駆動力の限界を大幅に向上させるというコンセプトが発表されていました。そして実際の発表されたKA13には、FIIO初のデスクトップモードが搭載され、バランス接続時に最大550mWという高出力スペックが公開されました。このデスクトップモードはM15Sも搭載されるFIIO独自技術による機能です。まさにドングル型DACの駆動力を上昇させた製品となりそうです。ただし、注意点があります。iPhone(14以前のLT版)は出力電圧が制限されているため、デスクトップモードを使用しても高い出力にならない可能性があります。このあたりの理由も含めて本編の解説をご確認ください。
KA13

レビュー総括(Summary)

FIIO KA13はKA3の後継機でありながらも、そのデザイン、機能は完全な新世代のドングル型DACとなっています。まずデザイン面ではKA3はシンプルな黒を基調としたデザインでしたが、KA13には黒だけでなく、シルバーも追加されました。基板の透ける窓やグリーンのアクセントカラーなど流行的なデザインとなっています。次に操作面ではボリュームボタンが追加されたことで、本体からも音量調整ができるようになりました。ただし、最小値でも音量が大きいためイヤホンでは基本的に最小音量になりそうです。(追加情報)ファームウェアv0.11にてボリュームコントロールの独立化が行われ、音量調整がしやすくなり、音量が大きすぎることは無くなりました。

サウンド面(NOS、主に4.4)では見通しの良いサウンドが特徴的で、バランスは中高音〜高音寄り、配置はボーカルが前に出ています。これはQ11のサウンドと似た傾向です。平面的でやや乾いたサウンド、ハキハキとしたエネルギッシュな(ソリッドな)サウンドです。これにより音の立ち上がりも良いです。デスクトップモードでは、音の立ち上がりがさらに良くなりキレが増します。また特に立体感、低音の解像度や質が上がりました。音量もQ11と同程度まで上げることができ、Q11同様、ヘッドホンの駆動も可能です。また上位機種のKA5とは明確な差がありました。さらに言えばKA13はデスクトップモードがあるドングル型DACという性質上、外部電源の悪影響を受けやすいのか粗さが目立つ場合もありました。この粗さというのは電源が悪い時に生じる音が混雑したような印象です。ヘッドホンがメインのユーザーや小型でパワーが欲しいユーザーにKA13がおすすめですが、LTのiPhoneユーザーやバッテリー搭載のサイズが問題ない場合は外部電源の影響を受けにくいQ11を選ぶと良いです。さらに予算があって高い出力が不要なユーザーはKA5がおすすめです。なお、iPhone15ではデスクトップモードでAndroid同様の効果を感じることができました。

Pros
  • デザイン、質感が良い
  • 見通しの良いサウンド
  • ハキハキとエネルギッシュなサウンド
  • デスクトップモードによる立体感、低音の質の向上
Cons
  • 本体が非常に熱くなる
  • やや高音にシャリつき
  • 電源が安定しない場合、サウンドにやや粗さが出る
  • 音量が最小値でも大きい(FWアプデv0.11により改善)
  • 曲切り替わり時のノイズがやや目立つ(FWアプデv0.11により改善)
  • 電磁ノイズの影響をやや受けやすい(FWアプデv0.11により改善)
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FIIO KA13 発売日・価格

発売日:2023年11月10日(中国:9月15日) 価格:13,200円前後(中国499元)

販売ページ:Amazon / eイヤホン

FIIO KA13はこれから紹介するスペックに対して安価なモデルとなりました。年初計画の発表時点でもKA3と同価格予定でしたが、DACチップ以外はスペックアップしながら、価格が同じとなったことでアラウンド1万円のドングル型DACの中では魅力的な選択肢となりそうです。ただし、このFIIOのドングル型DACは日本価格が海外価格と比べるとかなり割高になりやすく、KA3と同じ日本価格だとやや割高に見える1.5-1.6万円のレンジになりそうです。できれば1.2-1.3万円になるとより価格面でも魅力的になるので代理店に期待したいです。(追加情報)日本での発売が決まり、価格は13,200円前後と価格を抑えてきました。

概要と特徴

続いてFIIO KA13の製品情報です。KA13の注目はデスクトップモードが搭載されていることです。デスクトップモードにすることで最大550mWの出力が可能となります。その他ではKA3からボタンが追加されて、アプリだけでなく、本体での操作も可能となりました。そしてFIIO KA13は新たなデザインIDが採用されています。このようにKA3から大きくアップデートされたFIIO KA13の機能とデザインで価格据え置きはとても魅力的です。ただしサポートする最大サンプルレートのみダウングレードしています。

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特徴

デスクトップモードを搭載

FIIO KA13はFIIOのハイエンド製品に搭載される「デスクトップモード」を採用し、アンプ製品に近い強力な性能を持ち、ドングル型DACの中で最高の駆動力を達成しました。デスクトップモードをONにするとKA13のバランス出力は550mWに達します。ヘッドホンを駆動するにも十分で、ポータブル/デスクトップなどの豊富なシーンで音楽を聴くことができます。

より良い構成

音質の感じ方は主観的な違いがあるものの、FIIO KA13の構成は同価格帯のドングル型DACより良い配置を選びました。デュアルで高性能かつ低電力のDACチップ:CS43131+デュアルの低ノイズアンプチップ:SGM8262を組み合わせることで、性能指標も優れ、また解析能力も優れています。最大384/32bit、DSD256をサポートします。FIIO KA13は小さな体積で音の高度な再現、高品質な音質体験を提供します。

使用体験も追求

駆動力、構成がより良いスペックであることだけでなく、FIIO KA13は使用体験も重視しています。これまでのファミリーデザインでありながらも新鮮なデザイン性があります。RGBが灯るガラスはサンプルリングレートを表現し、科学と美学を融合したユニークな美しさです。3.5+4.4出力ポートを搭載し、コンパクトな内部ではシンメトリーな設計を実現しています。ケーブルは取り外し可能で、Type-C、LightnigのOTGケーブルを同梱しています。また本体の物理ボタン+アプリのどちらの操作も可能で、フィルター、RGBライト、SPDIF出力などの機能を設定できます。

FIIO KA13に関する解説Q&A

POINTWeiboにてFIIO公式からFIIO KA13のデスクトップモードに関する解説がQ&A形式で行われました。デスクトップモードの仕組みやスマートホンのバッテリー消費など気になるポイントが解説されています。日本語に意訳し、行間を補足し引用していますのでご購入前にぜひご確認ください。
Q1: KA13とKA5どちらがいいのか?

KA13はKA3の後継機で、FIIOのラインナップではKA5の下位に位置します。KA5の優位性は主に次の3点です。①KA5はCSのフラグシップCS43198を採用し、対してKA13は下位のCS43131採用しています。②KA5はディスプレイを搭載し、KA13より操作性が良いです。③KA5は最大768K(サンプリングレート)、KA13は最大384Kまで対応です。

Q2: KA13のデスクトップモードでは追加の電源が必要か?

従来のドングル型DACではスマートホンの給電性能に対応させるために出力を制限しています。特にAppleのiPhoneではLightningの給電上限を超えると音切れなどの問題を起こします。一方でAndroidのUSB Cの給電性能は十分に大きいです。そのため今回のFIIO KA13に搭載されたデスクトップモードは、このスマートホンによる出力の違いの解決策としてユーザーに選択肢を一つ提供することを目的としています。デスクトップモードをONにしたとき、出力が大きくなりますが、OFFにすればiPhoneのように給電性能が低いスマートホンでも利用可能です。新しいUSB-CのiPhoneでは大出力に対応できる可能性があります。したがってデスクトップモードによって、ユーザー自身の持つスマートホンの給電性能とドングル型DACの出力をバランスさせます。(つまり高い給電性能を持つスマホなら制限させることなく、高い出力を得られるという意味になります。)

Q3:なぜここまで大きい出力が必要なのか

多くのイヤホン/ヘッドホンはより良い音質を獲得するために十分な出力を必要としています。すでに科学的説明もありますが、ここでは詳しく述べません。事実として、M17/Q7/M15Sのデスクトップモードは市場から高評価のフィードバックを得ています。

Q4:スマートホンのバッテリー消費に大きな影響を及ばさないのか?

一般的にドングル型DACの定格出力が大きいほど、スマートホンから出力される電力は大きくなり、バッテリーを多く消費します。しかしオーディオ製品では実際の状況によります。例えばハイインピーダンスのイヤホンでは、大電流は必要とせず、大きな電圧と振幅が必要です。ローインピーダンスのイヤホンの場合は、大電流は必要ですが、高電圧は必要ありません。一般的に出力の高いオーディオ機器は、電圧も電流も高くなります。これにより、ハイ/ローインピーダンスのイヤホンやヘッドホンをより適切に駆動できるのです。(つまりその状況によって消費電力が変わるため、一概にデスクトップモードだからバッテリーを多く消費するということではないという意味です。)

スペック比較表

製品名KA13KA5KA3KA2KA1
発売年20232023202120222022
価格13,200円
(499元)
22,000円
(799元)
16,500円9,900円
(Type-C)
7,920円
(Type-C)
DAC①CS43131CS43198ES9038Q2MCS43131ES9281AC PRO
DAC②デュアルデュアルシングルデュアルシングル
アンプSGM8262*2NART6863D*2NANA
ディプレイなしありなしなしなし
操作ボタンありありなしなしなし
出力端子3.5/4.4
SPDIF(3.5共通)
3.5/4.4
SPDIF(3.5共通)
3.5/4.44.43.5
最大出力SE 170mW
BAL 550mW
SE 122mW
BAL 265mW
SE 130mW
BAL 240mW
153mW45mW
ケーブル取り外し
可能
取り外し
可能
取り外し
可能
取り外し
不可
取り外し
不可
サイズ
(縦向き)
縦56.3*横22*高10.5mm56.3*22*12mm56.3*20.2*12mm40*15*12mm40*15*8mm
重量18.5g19g17.5g12.3g10g
対応PCM384kHz/32bit
DSD256
PCM768kHz/32bit
DSD256
PCM768kHz/32bit
DSD512
PCM384kHz/32bit
DSD256
PCM384kHz/32bit
DSD256
アプリ対応対応対応対応対応

同梱物

FIIO KA13同梱物

同梱物は次のとおりです。付属品は充実していて、KA13を購入すればLightningケーブルも付属しますので、どのスマートホンとも接続が可能です。

  • KA13本体
  • LT to TCケーブル
  • TC to TCケーブル
  • TC to USB A変換アダプター
  • 説明書

今回は箱だけでなく、内側のKA13を固定している台にまでFIIOのロゴとBorn for Musicの文字が記載されています。

デザイン・機能レビュー

FIIO KA13

流行的なカラー配色とデザイン

今回のKA13のデザインをとても気に入っています。シルバーカラーの本体はアルミ削り出しのような質感で非常によくできています。またX字の掘りによって、これまでのSFアーマーデザインシリーズのようなクールさもありながら、基板の透けたデザイン、グリーンのアクセントカラーなど流行的なデザイン要素も加えられています。ぜひ手に取ってじっくりと見てもらいたいデザインです。また今回私はシルバーカラーを購入しましたが、ブラックカラーも用意されています。ブラックカラーはWeiboの投稿から画像を引用します。ブラックカラーはこれまでのSFアーマーデザインを踏襲したような配色で、黒に統一されていてます。

KA13 ブラック
引用元:重庆飞翔HIFI馆

次にFIIO KA13のサイズ比較です。下の画像は前世代のKA3、上位機種のKA5と比較したものです。

サイズを比較するとKA3よりやや大きく、KA5とほぼ同じサイズです。細かく言えば、KA5よりも厚みが薄くなっています。公証サイズでは横幅は同じとなっていますが、見た目だとややKA13の方が広く見えますね。いずれにしてもKA5のサイズとほとんど変わらず、ケースの共有できないながら携帯性は全く変わりません。

操作性○、最小音量もやや大きい、本体の熱が気になる

前世代のKA3から、FIIO KA13はボリュームボタンが追加されたことで操作性は向上しています。ただし、出力が大きい分、本体はかなり熱くなります。この熱はKA3でも懸念するユーザーが多かったですが、今回も同様です。一方で、音量が最小でもやや大きく、ディスプレイがないために音量に注意しないと大音量で再生される怖さがあります。操作性は向上しながらも、あくまでエントリーモデルであることからディスプレがないことは価格の妥協点となっています。(追加情報)ファームウェアv0.11にてボリュームコントロールの独立化が行われました。これは例えばスマートホンに接続しているときに、スマートホンとKA13それぞれで音量調整ができるようになるものです。これにより今まで最小音量でも大きい懸念がありましたが、どちらもボリュームを下げることでかなり小さい音量までの調整が可能となりました。そのため音量が大きすぎる課題は完全に解決されました。

バッテリー消費

まだ長期間の使用ではないので細かな検証はしていないため、感覚的なレビューになります。今回のレビューにあたって他のドングル型DACと比較しながら聞いてしましたが、特にKA13のデスクトップモードのみバッテリーがゴリゴリ減っていくという印象はありませんでした。FIIOからの解説の通り、音量を上げた状態の場合にはバッテリーの消費が激しくなる可能性もありそうですが、イヤホンの駆動程度であれば特段の心配はなさそうです。

本体設定の解説

デスクトップモードについて

FIIO KA13のデスクトップモードは本体のボタンから切り替えが可能です。本体側面にD.MODEと記載されたスイッチがあります。それが下の画像です。赤色が見えている状態がONです。

デスクトップモードをわかりやすく言えば、ゲインの切り替えです。ローゲインの状態で音楽を再生しながらハイゲインに切り替えると音量が上がります。そしてデスクトップモードの場合は接続元のホストによって、この音量の上昇率が異なります。給電能力が制限されているLightning版(LT)のiPhoneではわずかに音量が上がる程度です。一方でiPhone15(USB C)、AndroidやPCで音量の上昇をしっかり体感できます。また音量を上げていくとバッテリー搭載のQ11に近い音量まで上昇します。この時、イヤホンではかなりの爆音となりますので、300Ωのインピーダンスを持つFT3で試したところ、うるさいと感じるような音量まで上げることができました。そのため多少の高いインピーダンスを持つイヤホンであってもしっかり駆動できるパワーを持っています。ただし、デスクトップモードOFF時の最小値の音量でもやや大きいです。(追記)ファームウェアv0.11にてボリュームコントロールの独立化が行われ、音量調整がしやすくなり、音量が大きすぎる課題は解決されました。サウンド面については後述します。

アプリ設定について

アプリ設定の画像です。SPDIF、インジケーター表示、デジタルフィルターがアプリから設定、説明書の確認できます。デジタルフィルターはNOS含めて5つの設定が可能です。初期設定は右の画像、一番上の「Minimum phase fast roll-off filter」です。なお、FIIO Controlアプリによる設定はAndroidのみ対応です。FIIO製品で有線接続のDACは全て同じで、iOS(iPhone)では設定ができないので注意が必要です。

サウンドレビュー

試聴環境:iPhone 15 Pro / J-POPを中心に10曲程度 / Roon ARCによるストリーミング / イヤホンはFH11、FH9を主に使用

KA13

明るく見通しの良いサウンド

FIIO KA13のサウンドは、明るく見通しの良いサウンドが特徴です。バランスは中高音〜高音寄りで、配置はボーカルが前に出ています。低音〜高音まで輪郭がはっきりとしていて、やや乾いたハキハキとエネルギッシュ(ソリッド)な印象を受けました。中高音〜高音寄りであることと、ややソリッドなサウンドであることから高音に刺さり(歯の音)を感じる場合があります。V字型バランスや中高音〜高音寄りのイヤホンでは特に高音が気になる場面もありそうです。やや中低音よりのFH9とは相性が良いので高音が気になる方はそのバランスのイヤホンと合わせてみてください。

デスクトップモードによる質の向上

FIIO KA13のデスクトップモードをONにした時、特に変化を感じるのは低音です。低音の解像度や弾力性が向上します。中高音〜高音寄りのバランスであることから、OFF時は低音の輪郭がはっきりとしつつも、中高音〜高音に比べると少しくぐもったように感じます。しかし、デスクトップモードをONにすることで低音もしっかりと押し出され、これにより立体感もプラスされます。特に4.4mmバランス接続ではデスクトップモードON/OFFの違いをよりはっきりと感じることができます。V字型バランスのイヤホンではONにすることでROCKなどのジャンルで相性が良いです。

比較レビュー

Q11との比較

FIIO KA13とQ11は似た傾向のサウンドです。特にKA13をデスクトップモードONにした時、Q11とより近い印象を受けました。ただQ11の方が高音の刺さりやシャリシャリとしたザラつきが気になりにくいです。KA13ではドングル型DACという性質上、外部電源による悪影響を受けやすいことで、Q11よりも高音に粗さを感じやすいと考えられます。

KA5との比較

FIIO KA13とKA5の比較では、明確な差を感じました。KA5を聴いた後で、KA13を聴くとより音がトゲトゲしく感じます。KA13もKA5近い感覚の解像度を持ち、輪郭がはっきりとしているものの、その音の粒がトゲトゲしています。KA5の場合は高い解像度でも音の粒が過度に立っておらず、柔らかく自然な印象がありました。一方でデスクトップモードをONにした時はQ11と同様、KA5よりも低音の見通しが良い印象を受けました。

AK HC2との比較

今回は機会があり、AK HC2を入手できたので、KA13と比較してみました。結論から言えば、AK HC2とKA13は音の傾向がよく似ていました。AK HC2はやや低音が前に出ていて、KA13のデスクトップモードと近い印象になります。AK HC2はCS43198と搭載していることから、KA5と近い印象になると予想していたので少し意外でした。

総括

KA13に搭載されたデスクトップモードはとても魅力的な機能です。特に駆動力が上がることで低音の質は明らかに向上します。またKA13は音のクオリティという点でAK HC2にも迫るものがあり、FIIOのコストパフォーマンスの高さがあります。一方で、LightnigのiPhoneではデスクトップモードのメリットを得られないこと、Q11に比べると高域にやや粗さがありました。そのためKA13をKA5とQ11の候補の中から選択する場合、当ブログとしては次のような推奨とします。基本的に予算があるユーザーでイヤホンメインの場合はKA5がおすすめです。そして高出力を求める時に、ドングルサイズならKA13、バッテリーありならQ11がおすすめです。

  • iPhone(14以前のLT端子) → Q11 or KA5
  • バッテリー搭載で高出力のニーズ → Q11
  • ドングルサイズで高出力のニーズ → KA13
  • iPhone15(USB C端子)、Androidユーザーでドングルサイズ → KA13 or KA5
  • 予算のあるユーザーでイヤホンがメイン → KA5

販売ページ:Amazon / eイヤホン

ファームウェア情報

9月28日:v0.11
・ボリュームコントロールの独立化:ホストとKA13のボリュームコントロールを独立させるもの
・ポップノイズの改善:ミュートのタイミングを調整し、ポップノイズを改善
*この他Xperiaと接続時のノイズも改善されていました。

その他の新製品情報:FiiO 2023年新製品情報 *随時更新

Q11レビュー:FIIO Q11 レビュー 新作ポータブルDAC/アンプ

KA 5レビュー:FIIO KA5 実機レビュー 〜 Q11と比較も

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EARLFIIOファン

FIIO製品を中心としたオーディオ情報を発信しています。FIIO製品は専門的に最新情報を最速でお届けすることを目指しています。当ブログではFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品の多くを購入し、レビューを行なっております。

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