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FIIO KA17最新情報 〜FIIOのフラグシップドングル型DAC

Ka17最新情報

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FIIO KA17が2月23日に日本で発売します。中国では1月16日に発売されていて、本記事ではその内容を日本語に意訳してお届けします。またKA17を追加したFIIOのドングル型DAC製品のスペック表も掲載しています。

tipsFIIO KA17はFIIOのフラグシップモデルで、構成はドングル型DACの中で最上位クラスとなっています。DACチップにはESS新型のES9069Q、アンプ回路にはTHX AAA78+が採用されていて、構成だけで言えばミドルクラスのM11 Plusと同じグレードのものが搭載されています。さらにUSBコントローラーにXU316が採用されていて、ポタアンやデスクトップ型DAC同様のグレードとなっています。これだけのハイスペック構成でありながら、FIIO KA17の価格は999元(円換算で2万円)と非常にリーズナブルとなっています。

開封動画

FIIO KA17 発売日・価格

発売日:2024年2月23日(中国:1月16日)  価格:26,400円前後(中国:999元)

販売ページ:Amazon / eイヤホン / Aliexpress(並行輸入)

FIIO KA17はフラグシップでありながらも999元と円換算で2万円です。他社のフラグシップでは4−6万円、さらには8−10万円まで価格が値上がりしている中で、非常にリーズナブルな価格となりました。この価格であれば、日本販売価格も3万円前後に収まると予想しています。日本の発売も決まり、価格は予想より下の、26,400円前後の価格となりました。海外価格からは割高に見えますが、スペック上は他社のフラグシップ同等と考えればコストパフォーマンスの優れた価格となっています。

FIIO KA17 スペック表

モデルKA17KA5KA13
発売年202420232023
価格999元22,000円
(799元)
13,200円
(499元)
USBチップXU316NANA
DACチップES9069QCS43198CS43131
DAC構成デュアルデュアルデュアル
アンプ構成THX AAA 78+SGM8261-5*2SGM8262*2
ディプレイありありなし
操作ボタンありありあり
デスクトップ
モード
ありなしあり
独立電源
端子
ありなしなし
出力端子3.5/4.4
SPDIF(3.5共通)
3.5/4.4
SPDIF(3.5共通)
3.5/4.4
SPDIF(3.5共通)
最大出力
@32Ω
SW 270mW
BAL 650mW
SE 122mW
BAL 265mW
SE 170mW
BAL 550mW
ケーブル取り外し
可能
取り外し
可能
取り外し
可能
サイズ
(縦向き)
縦64.0*横27.7*高12.7mm56.3*22*12mm56.3*22*10.5mm
重量33.5g19g18.5g
対応PCM768kHz/32bit
DSD512
MQAフルデコード
PCM768kHz/32bit
DSD256
PCM384kHz/32bit
DSD256
アプリ対応対応対応
PEQ対応
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FIIO KA17の製品概要・特長

驚異的なパフォーマンス

KA17 出力

FIIO KA17は新しく進化したデスクトップモードを搭載し、専用の独立したUSB Cの電源端子を搭載しています。まUSB給電が十分な場合、または独立した電源が接続されている場合、デスクトップモードをオンにできます。デスクトップモードは、DACとアンプに電力を供給し、アンプを高性能な状態に調整し、デバイスのポテンシャルと工藤理力を完全に解放します。フラッグシップモデルであるFIIO KA17は、FIIO初のTHXアンプアーキテクチャのドングルDACバージョンを搭載し、4チャンネルフルバランス+8チャンネルの並列配置のオペアンプ構成の新しいTHX AAA 78+を採用し、出力パワーは大幅に増加しました。デスクトップモードではKA17のバランス出力は最大 650mWに達し、デスクトップアンプの駆動力に近く、より広範なダイナミックスと強力なコントロールを持ちます。

最高の構成はフラグシップの強み

KA17 DAC

FIIO KA17 は、ESSが新たにリリースした2チャンネルシリーズのフラッグシップES9069Qを2基搭載しています。第4世代32bit HyperStreamアーキテクチャに基づいて、より高いパフォーマンスとより低い消費電力を実現しながら、DAC内のデジタルノイズをさらに低減し、130dBのダイナミックレンジ、-120dBの低歪みを達成。優れたパフォーマンスでより澄んだ黒い背景を持ちます。

さらにFIIO KA17には、ドングル型DACではほとんど採用されないプロフェッショナルグレードのXMOS 16コアXU316も搭載されており、一般的なドングル型DACで採用されているUSBチップよりも遅延が少なく、デジタル伝造が安定し、互換性も優れています。サンプルレートは最大768kHz/32bit、DSD512、MQAフルデコードに対応し、様々なオーディオソースに対応します。

全方位で優れた体験

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KA17は、0.91インチのドットマトリクスディスプレイを搭載し、中国語と英語の二か国語メニュー表示に対応した珍しいドングル型DACです。各種機能を直感的に理解できるだけでなく、各種設定を簡単・シンプルに行うことができます。画面の回転、フィルター、画面の表示時間、その他の設定を物理ボタンで操作します。KA17はPEQ機能をサポートする数少ないドングル型DACの1つであり、10つのカスタマイズ可能な周波数に対応し、FIIOが独自に開発した調整アルゴリズムとインターフェースを通じて、周波数のゲイン等を微調整することができ、自分に合わせてチューニングを最適化し、自由度を大幅に向上させました。

KA17 基板イメージ

その他、FIIO KA17の小さなボディにはDAPに匹敵するオーディオアーキテクチャ、デジタル/アナログ分離基板のアンチクロストーク設計、3レベル10チャンネル高精度電源設計、標準レザーケース、内蔵温度検出と出力DC検出、60レベルと120レベルの2つのボリューム調整精度、SPDIF出力をサポートなどフルスペックのドングル型DACです。

以上です。すでに購入済みですのでまたレビューをしていく予定です。

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このブログではFIIO製品の最新情報・最速レビューを中心に記事を書いています。その他ライフスタイルDXをコンセプトにオーディオ、PS5、DIY/ジャンク修理などの役立つ情報発信しています。またツイッターではブログ記事にはない最新情報もツイートしています。 

EARL

EARLFIIOファン

PS5、FIIO、ポータブルオーディオを中心に情報・レビューを発信しています。 特にFIIO製品に関する情報は専門的かつ最新・最速を目指しています。そしてFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品のほとんどを購入し、レビューを行なっております。

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