目次
これまで新品、中古問わずFiiOの製品に絞って購入をしていまして、すでに手放してしまった製品もありますが、それぞれの製品に関するレビューをまとめていきたいと思います。現在累計で50製品以上を購入しています。試聴も含めれてば、既存で購入できるFiiO製品のほぼ全てをカバーできていると思います。
この記事はその購入した一部の製品について、簡単なレビューをしています。製品数も多いことからポイントを絞って端的に記載しています。これからFiiO製品の中古や新品の購入を検討している方の参考になれば幸いです。中古購入した製品は生産終了製品もありますのでその点ご留意ください。
初めに:FIIOについて
FIIOを初めて耳にする方向けに公式の会社概要を以下の通り、意訳して抜粋します。すでにご存知の方は読み飛ばしてください。なお、社名の表記が「FiiO」から「FIIO」に変更されました。
FIIOは2007年に中国で設立されたオーディオメーカーです。デジタルオーディオプレイヤー(DAP)、イヤホン、多種多様なポータブルオーディオ製品を自社で研究開発、生産し、グローバルに販売をしています。ブランド名である「FIIO」は、Fi (Fidelity) と iO (1 and 0)に由来し、デジタルが生活に与えるよりリアルな体験とより便利な生活を意味しています。また中国語では「飞傲」と表記し、これは「FIIO」の音訳であり、春のような活気と青空に飛び立つ積極的な進歩と常に革新を続ける企業精神を象徴しています。FIIOはユーザーの声を非常に重視し、製品設計を絶えず改善し、消費者により多くの良質で高付加価値の製品を提供するための努力をしています。
FIIOのビジョン:中国製の評価を高める
https://www.fiio.com/About_FiiO
FIIOのブランド精神:オーディオは無限である
FIIOのビジネスは「オーディオ」に関する製品やサービスを提供することで、無限の楽しみのある「オーディオエコシステム」を構築することです。FIIOは高品質なオーディオデバイスを販売するだけでなく、FIIOが提供する製品やサービスを通じて、ユーザーに喜びを感じてもらうように努力をしています。
海外メーカーというとサポート面を不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。中国FIIOへ直接問い合わせをしたこともあり、対応はとても良いです。日本メーカーのようにその場でサポートということは難しいかもしれませんが、真摯に対応してくれるメーカーですので安心してご検討ください。さらにFIIOはWeiboという中国SNS上で担当者が日々、ユーザーと意見交換をしています。また製品開発過程においてアンケートも実施していて、ユーザーに寄り添った製品開発を行なっています。
それではFiiO製品のレビューをご紹介します。
FiiO デジタルオーディオプレイヤー(DAP)
FiiO M11 Plus LTD Stainless Steel
製品ページ https://www.fiio.jp/products/m11plus-ltd/
製品種別:デジタルオーディオプレイヤー(DAP) *生産終了品
DACチップ:AK4497EQ
(レビューなし)
FiiO X7 mark Ⅱ with AM3Bレビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/x7-mark2/
製品種別:デジタルオーディオプレイヤー(DAP) *生産終了品
DACチップ:ES9028PRO
- 発売当時はFiiOのフラッグシップであった製品で、最近のFiiOのESS社製が使われてるDACに音の傾向が近いDAPです
- 特にBTR7やKA3と似ていて、中高音域のクリアさが特徴的です。他方でKA3のようなやや引き締まった高音ではなく、少しまろやかになっています。BTR7と比較するとややクリアさが物足りなくなる印象です
- アンプ回路がFiiO独自のため、BTR7やKA3のようなクールなサウンドにFiiO独自のアンプ回路がウォーム寄りの味付けをしていて、これがややぼやっとさせてしまう要因にもなっています
- これから発売予定のM11Sと音の傾向は近い印象でした
- アンプモジュールを変えることができ、AM3Dという型番のものはTHX AAA-78のアンプ回路を搭載しています。そのため現在においてもエントリーからミッドエンドのDAP/DACにも負けないクオリティを持っています
- 中古で3万円を切っているのでFiiOのDAPを試してみたいという方におすすめです。選び方としては予算次第ですが、AKMチップが好きな人はX5 3rd、予算ありならX7 mark Ⅱとなります
FiiO X7 with AM3Bレビュー
製品ページ:http://www.oyaide.com/fiio/x7.html
製品種別:デジタルオーディオプレイヤー(DAP) *生産完了品
DACチップ:ES9018S
- こちらも発売当日はFiiOのフラグシップであったDAPです
- X7 mark ⅱ同様、ESS社製のDACチップが使われていますが、最初の印象を思ったよりも音がまろやかだったことです
- この頃のESS社製のチップの特徴なのか、X7の特徴なのかわかりませんが、今のESS社製のFiiOのDAC(例えばBTR7やKA3)にあるようなモニター調の中、高域のクリアさは見られません
- そのため個人的にはX7 mark ⅱよりも好きなサウンドでした。どちらかといえばCS社製のDACチップが使われているDAPに近い印象です
- バランス良く、クールで中高域に特徴のあるサウンドで、それでいて乾いた音でないイメージです
- X7は中古で1.5万円前後で手に入る機種となりますので、X7 mark ⅱよりも安く、X5 3rd Genよりも人気がないため、中古の入手性とコスパが高く、特におすすめできるDAPです。
FiiO X5 3rd Gen レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/x5-3rd/
製品種別:デジタルオーディオプレイヤー(DAP) *生産終了品
DACチップ:AK4490
- 音は低音しっかりありつつも、中高音域が伸びやかさが特徴的で音場が広くスッキリしています。当時はミッドエンドの製品という位置付けもあってエントリーモデルのM9と比較すると音質は似ているものの中高音域が滑らかで聴きやすい印象です
- 基本の音がいいからなのか、3.5mmのシングルエンド出力でも十分な音質で聴くことができます。またDACモードに遅延がないのでDAPとしてだけでなく、DACモードでも使いやすいです
- しかし、Androidモードが非常にもっさりしていて、またAndroidバージョンが古いのでストリーミングサービスが使えません。プリインストールされているインターネットアプリからGoogle Playにアクセスできるので、サードパーティアプリのインストールは可能ですが、Amazon Music、Apple Musicは動かず、Youtube Musicはインストールも不可です
- インターネットアプリ経由ではYoutubeの再生は可能です。ただし動作が重い上にWifiが2.4Ghz帯のみでネットワークが弱いので途切れることも多く、あまり実用的ではないです
- Androidモードを使わず、音質面のみを重視して、Pure Music Modeだけを利用する方には中古品の流通も多く購入しやすいため、おすすめできます
FiiO M9 レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/m9/
製品種別:デジタルオーディオプレイヤー(DAP) *生産終了品
DACチップ:AK4490
- 音の傾向はX5 3rdと似ていて、X5 3rdをベースにエントリーモデルにしたという印象です。X5 3rdと比較するとやや中高音域の刺さり、音場の狭さが気になります
- M9はGoogle Playにアクセスできるアプリがプリインストールされていないため、サードパーティアプリを入れるにはパソコンが必要ですが、Amazon Musicを使うことができます。ただし、かなり動作が重たいので辛抱強さが必要です
- X5 3rdよりもAndroidバージョンが新しいので設定画面など基本動作はサクサク動く印象ですが、一方でPure Music Modeが搭載されていないのでFiiO Musicでさえも重くなる時があります
- Bluetoothレシーバーモードが搭載されているのでスマートホンからLDACやaptXなどBT送信してM9で聴くことが可能なため、古い製品ですが使い勝手は良いです。DACモードは遅延があるので音楽再生以外は厳しいです
- X5 3rdと比べると音質面に差を感じるものの、Amazon Musicが使えることやBluetoothレシーバーモードが搭載されていることから、現在においても使いやすいDAPです。
- ただ中古がほぼ出回っていないため購入が困難です。Mシリーズにおいては価格面とのバランスが非常に優れた製品で、中古で1万円以下なら即買いの良い製品です
FiiO X3 mark Ⅲ レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/x3-mark3/
製品種別:デジタルオーディオプレイヤー(DAP) *生産終了品
DACチップ:Texas Instruments製 PCM5242
- 前提としてX3 mark ⅢはAndroidのようなOSを搭載していないのでストリーミングサービスは使えません。SDカードに入れた曲を再生することができます。
- 現在の機種の多くは旭化成、ESS製のDACチップを搭載していますが、X3 mark ⅢはBurr-Brown(TI)のDACチップが搭載されています。
- 感想としては、M9より好きな音がします。これはX3 mark ⅢとM9のどちらも高音域の解像度がやや低い点は共通ですが、X3 mark Ⅲの方が高音域が刺さりにくいです。
- そのため聴き疲れしないのはX3 mark Ⅲです。音の情報量という観点ではM9がやや優位と思います。
- この点は好みやイヤホンとの相性にもよって聴こえ方は変わると思います。
- DAP機能の単体として使うならX3 mark Ⅲ、Bluetooheレシーバー機能を利用したいならM9というおすすめになります。
- ただしM9は中古価格が高いので、その点ではX3 mark Ⅲがおすすめです。
FiiO M5 レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/m5/
製品種別:デジタルオーディオプレイヤー(DAP) *生産終了品
DACチップ:AK4377
- わかりやすいドンシャリタイプのDAPでした。ドンシャリタイプながらそこまで低音が主張しすぎておらず、比較的バランスが良いです。
- 同じ小型DAPではHiByのR2がありますが、R2はかなり元気の良いサウンドでやや聴き疲れする印象がありましたが、FIiO M5も元気なサウンドながら飽きにくい味付けです。
- またサイズもR2と比較するとかなり小さく、上の写真ではApple Watch SEと並べていますが、ほぼ同じくらいの大きさです。そのため持ち運びに便利で、FIO-SK-M5Aという型番の腕時計にできるタイプのケースもあるのでスポーツにも使いやすいです。
- ただFIO-SK-M5Aはイヤホンジャック、SDカードの穴がないのでやや不便さもあります。
FiiO DAC/Bluetoothレシーバー/トランスミッター
FiiO BTR7 レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/BTR7/
製品種別:Bluetoothレシーバー/DACアンプ
DACチップ:ES9219C(左右独立+THX AAA-28デュアル構成)
- 音の傾向はKA3にとても似ています。中高音域のクリアさや解像度の高さが特徴的です。
- KA3と比べるとアタック感、一音一音の出力があってキレが増しています。この辺りは今回の目玉であるTHX AAAのアンプ回路搭載が大きく影響していると思います。
- 音楽のストリーミング再生という機能をスマートフォンに委ねることで、DAPのAndroidや音楽再生機能を省いたのが、まさにBTR7で、FiiOの一つの答えだと感じました。
- 他方で日本では3.5万円前後の価格となっていて、競合となる製品も多いです。個人的にはBTモードでは、接続の安定性やバッテリー持続時間、音質ともに3.5万円では、2万円台のドングル型より劣っていると感じています。
- そのため予算を背伸びしてまでBTR7を選ぶよりも、KA5を選択する方が満足度が高いと思います。
- ドングル型DACとして有線で使うことを前提に、ワイヤレスでも使えるというように1台で2役をこなすことができるBTドングル型DACとして捉えるとギャップが少ない製品です。
FiiO Q5S with AM3E
製品ページ https://www.fiio.jp/products/q5s/
製品種別 ポータブルDAC/アンプ
DACチップ:AK4493EQ
(レビューなし)
FiiO BTA30proレビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/bta30-pro/
製品種別:DAC/Bluetoothトランスミッター&レシーバー
DACチップ:ES9038Q2M
- 多機能なマルチDACです。DACとしてはUSBだけでなく、光/同軸デジタルの入力にも対応していて、さらにいずれも出力にも対応です。光デジタルは端子も入出力それぞれを搭載しています。またRCAアナログ出力もできますので、ほとんどのオーディオ機器と接続が可能です。
- この製品があればPS5でさえもワイヤレス化ができます。これはトランスミッター機能がオーディオ機器でよくあるLDACやaptX/aptX HDだけでなく、ゲーム向きのaptX LLにも対応しているからです。これによりほぼ遅延を感じない低遅延のワイヤレス環境が実現し、ゲームのみならずテレビや映画を観るのにぴったりです。
- 高音質なBluetoothコーデックに対応しているのでもちろん音質も高く、ESS社チップらしい解像度の高い音がして、かつニュートラルなサウンドです。そのため音楽をパワフルやエモーショナルに聴きたい場合にはやや不向きかもしれません。
- 私はゲームをメインで使っていますが、FPSで足音が鮮明に聴こえますし、RPGでも環境音が鮮明に聴こえますので非常に気に入っています。
- とにかくオーディオ周りを一つで済ませたいという方やPS5向けのオーディオ機器を検討している方はBTA30proがおすすめです。
FiiO BTR3K レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/btr3k/
製品種別:Bluetoothレシーバー/DAC
DACチップ:AK4377A
- BTR3から正統進化した製品です。DACチップを2基搭載、バランス出力対応したことによって一気に化けたコスパ最高のBluetoothレシーバーです
- BTA30proと比べると解像度は低いものの、味付けのある音で音楽を聴くのに向いています。クロストーク気味で、やや解像度の低さは気になりますが、1万円という価格では必要十分な音質です。DACモード利用時もBluetoothレシーバー使用時と音質が変わらない点も良いです。
- 対抗機種にSHANLING UP4が挙げらますが、Bluetoothレシーバーでのシングルエンド出力ではUP4が圧倒的に優れていますが、UP4のDAC機能では高音域がシャリシャリして聴こえることから、私はBTR3Kの方が無理に解像度が上がりすぎず、聴きやすいサウンドだったので好みです。3.5mmでBTレシーバーメインならUP4、DACとしても多機能に使いたいならBTR3Kというイメージです。
- またBTR3から2.5mmバランス端子が追加されつつも、大きさがほとんど変わらない点が非常に良い改良です。UP4と比較しても2/3程度の大きさですのでBTR3Kは携帯性においても優れた製品です。
FiiO BTR3 レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/btr3/
製品種別:Bluetoothレシーバー/DAC *生産終了品
DACチップ:AK4376A
- BTR3Kを買うのをためらうほどにあれ?と思った製品です。Bluetoothレシーバー、DACモード共に音質があまりよくなく、私はすぐに手放しました。
- 現在はBTR3Kが販売されたことによって、BTR3の中古価格がBTR3Kと比較すると半額程度になっていますが、安いからといってBTR3を買うと後悔します。私はまさにBTR3KとBTR3をよく調べずに安い方を最初に買って失敗しました。
- 中古でも素直にBTR3Kを買いましょう
FiiO イヤホン / ワイヤレスアダプター
FiiO FD7 レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/fd7/
製品種別:カナル型イヤホン(ダイナミックドライバー型IEM)
ドライバー:ピュア・ベリリウム振動板 12mmシングル・ダイナミックドライバー
(レビューなし)
FiiO FD3 レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/fd3-fd3-pro/
製品種別:カナル型イヤホン(ダイナミックドライバー型IEM)
ドライバー:Diamond Like Carbon振動板採用シングルダイナミックドライバー
- FH3と同様にバランス感覚の優れたイヤホンです。FH3とFD3はコストパフォーマンスに優れたイヤホンで、まずはFiiOのイヤホンを持ちたいという方はこの2本から好きな方を選ぶことをお勧めします。
- FH3と比較するとドンシャリサウンドで、低音寄りのウォームな音を感じます。その分高域にやや音の薄さを感じます。
- FD3の場合はPRO版を買わなくても音導管の交換が可能なことから好みの音に変えられるのも特徴です。
- そのためPRO版はリケーブルが付いていてお得ではあるものの、サードパーティ製でも良いケーブルは多いため、PRO版ではないFD3で購入することをおすすめします。
FiiO FF3 レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.com/ff3
製品種別:インイヤーイヤホン(イントラコンカ型イヤホン) *日本未発売
ドライバー:14.2mmダイナミックドライバー
- ミッドエンドという位置付けのイントラコンカ型イヤホンです。特徴は低音の響き方で、決して耳につく感じでなく心地よい響き方をします。インイヤーならではの抜け感との相性がとても良いです。
- インイヤーというビハインドがありながらも、低音はもちろんのこと中高音域の解像度が高いです。FiiOのカナル型イヤホンで、FD3と音の傾向が似ていると思います。
- 単体だとウォーム系で聴き疲れしないイヤホンです。KA3の中高音域の解像度の底上げと非常に相性が良いです。
- イントラコンカとして有名なNICEHCK EB2Sからの確実なアップグレードを感じることができるとても良いイヤホンです
FiiO FH1 レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/fh1/
製品種別:カナル型イヤホン(ハイブリットIEM)
ドライバー:10.0mmダイナミックドライバー+米Knowls製バランスド・アーマチュア・ドライバー「33518」
- SHANLING UP4のシングルエンドと組み合わせしたところ、とても良い音がなったのでレビュー書き直しています
- 単体としては高音が刺さり気味なイヤホンです。刺さりは残るものの、UP4と組み合わせたところ高音域に透明感のある広がりを感じました。
- DACやケーブルなど組み合わせるオーディオ機器を選ぶ必要があるというデメリットはあるものの、相性の良い機器と組み合わせると最近のドンシャリタイプのFiiO製品と全く異なるチューニングで新鮮でした。
- M9も高音が刺さる傾向に聴こえるので、この年代のFiiOはそういうチューニングだったのかもしれません
FiiO FH3 レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/fh3/
製品種別:カナル型イヤホン(ハイブリットIEM)
ドライバー:1基のベリリウムコーティング10.0mmダイナミックドライバー+2基のBAドライバー(米Knowls製ED30262、RAD33518)
- 綺麗なV字型のバランスのイヤホンです。
- 低域から高域まで偏らずに鳴らせるからこそで、細かな音まで表現されています。
- 一方で低音重視、グルーヴィーな音楽を求めている人にはやや物足りないかもしれません。また解像度の高さを感じる一方で他社のハイブリット型イヤホンと比較すると音圧または量感があってやや音場が狭く感じる時があります
- バランスの良さからDAPやDAC、ケーブルの特徴を捉えたいときに重宝するイヤホンでもあると思います
FiiO F9Pro レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/f9pro-f9/
製品種別:カナル型イヤホン(ハイブリットIEM)
ドライバー:1基のダイナミックドライバー+2基のBAドライバー(knowles製 TWFK)
- ややボーカルフォーカスのイヤホンです。特に中域が綺麗です
- 打ち込みは強くないですが低音が沈み込むような感じでレンジが広く、高域の表現も悪くないです。
- ボーカルにフォーカスしながら、低、高を広くカバーできてる印象で、そしてレンジが広いので全体的に柔らかく聴こえます。
- 解像度や分離感は低めです
- 高域はFH1の上位版ということもあり、FH1よりも刺さらず伸びやかではありますが、ケーブルや曲との相性によって刺さる場合があります
- FH1やF9Proの特徴として付けていても疲れにくいサイズ感が非常に良いです
FiiO FH5 レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/fh5/
製品種別:カナル型イヤホン(ハイブリットIEM)
ドライバー:高域および中域用に3基の米Knowles製BAドライバー+低域用に1基の10mmポリマー・ナノコンポジット製ダイナミックドライバー
- 第一印象はやや低音が無理に押し上げられていてバランスを悪く感じたイヤホンでした
- FiiO FH3を買ってから、このFH5を購入して聴いたことからよりその比較でアンバランスさが目立って感じたということもあると思います
- 良いところは低域のアタック感と高域の伸びです。リケーブルによってアンバランスな弱点を補完できる可能性があります
- 音場は広くないものの、特に高域は刺さるか刺さらないかくらいのギリギリの伸びがあります。この伸びやかさはややかたさがあるもののクセになる力強さがあります
- FH3が優秀であるからこそやや不遇のイヤホンであるという印象です。FH3よりもクセがあるため、好き嫌いがはっきり分かれるイヤホンでした
FiiO JH3 レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/jh3/
製品種別:カナル型イヤホン(ハイブリットIEM)
ドライバー:1基の13.6mmの大口径ダイナミックドライバーと2基のバランスドアーマチュアドライバー
- 13.6mmとFiiOのハイブリッド型の中でもFH7やFH9に搭載する最大サイズのダイナミックドライバーを搭載しています
- これにより低音に特徴のあるハイブリット型IEMです。低音は臨場感も出ていて良いです
- 低音をしっかり鳴らせるだけでなく、やや高音にシャリ感がありますが、中高音域も一定のパフォーマンスがあります。ただ高音よりも中音やボーカルの声が前に出てきます
- セールなどのタイミングで購入すれば6,000円前後で購入できるコスパに良い製品です
- NICEHCKのPurpleSEと組み合わせると低音〜中音が強化されて重厚感のあるサウンドになります
- 1万円以下のFiiOのカナル型イヤホンでどれかと言われたら、JH3と言うと思います。もう少し値段を出せるならFD3を選択するというポジションの製品だと思います
- FiiO製品には珍しく2pinが採用されています
FiiO FA7 レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/fa7/
製品種別:カナル型イヤホン(BAドライバーIEM)
ドライバー:Knowles製BAドライバーを4基(CI-22955+ED-29689+SWFK-31736)搭載
- FiiOのBAドライバーイヤホンとしてはハイクラスに位置するイヤホンです
- しかし付属の純正ケーブルではその良さは全く感じず、全体的にのっぺりとした印象でメリハリがなくぼんやりしています
- 私はこれをNICEHCKのMiss leafにリケーブルしました。そうしたところメリハリのなかった音が特に低域から中域にかけて音の厚みが増し、芳醇な音になりました。これにより高域もよりクリアに聴こえるようになりました
- そのためドライバー自体は鳴らせるポテンシャルがあるものの、その情報量を伝送できるケーブルが必要なイヤホンでした
- 買われた際はぜひリケーブルをおすすめします。純銀系よりも銅や銀メッキ銅との相性が良いと思います
FiiO FA5e レビュー
製品ページ https://e-earphone.blog/?p=1332477 (FiiO公式には製品ページがないのでeイヤホンです)
製品種別:カナル型イヤホン(BAドライバーIEM)
ドライバー:Knowles製BAドライバー3基 低域用CI-22955 + 中高域および超高域用TWFK-30017
- FiiOで唯一の3BA搭載のイヤホンです。日本のeイヤホンとのコラボで、300大限定のイヤホンとなっています
- 3BAらしい、それぞれの音域が干渉せずに、縦の分離感の良いサウンドが特徴です
- 3BAといえばFAudioのChorusがありますが、それに比べると軽快さはありません
- 一つ一つの音を丁寧に出してくるようなイメージです
FiiO FA1 レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/fa1/
製品種別:カナル型イヤホン(BAドライバーIEM)
ドライバー:FiiOとKnowlesの共同開発によるカスタムBAドライバー「ED-33357」を搭載
- BAドライバー型のイヤホンを初めて聴いたのですが、中音が豊かな音がするなあと思いました。
- これまでやや低音よりのイヤホンを好んで使っていたのですが、FA1は聴けば聴くほど好きになるイヤホンでした。
- 女性ボーカルの声など中高音にかけてハイブリッド型やダイナミック型にないクリアな音がします。それがとても気持ち良い聴こえ方をします。
- やや打ち込みの音は弱いものの、低音も出ています。
- 全体的に前に出て聴こえて、少し音場は狭く聴こえるかもしれません。ただこの音の近さによって中高音域が解像度の高く、またクリアに聴こえます。
FiiO FW1 レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/fw1/
製品種別:TWSイヤホン
ドライバー:Knowles製カスタム仕様BAドライバーを搭載
- 価格相応かもしれませんが、やや音全体がくぐもっていて解像度が良くなく、全体的にしゃりしゃりして聴こえます。見た目も安っぽく、Bluetooth接続などソフト面でも課題を感じるTWSイヤホンです。
- いわゆるかまぼこサウンドで、特にボーカルの声が前に聴こえます。Airpodsなどの聴きやすいワイヤレスイヤホンとあまり差はなく、FiiOでわざわざこのワイヤレスを買う必要はないかもしれません。
- 2022年はFW5という2万円〜3万円のレンジでTWS好きにもハマるようなTWSイヤホンを出すようなので、それに期待したいと思います。
- 現在最安値で6,000円で買えるので、FiiOってどんな音を鳴らすんだろうと気になる方はワイヤレスイヤホンでかつ手頃な価格なので買ってみてもいいかもしれません。パフォーマンスは高くないので過度に期待してはいけませんが、FiiOのサウンドが合うかどうかを判別することはできると思います。
- 筐体はやや大きめで耳に若干圧迫感があります。その分ANCがなくても聴き取りやすいく、落ちづらいです。
FiiO JD3 レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/JD3/
製品種別:カナル型イヤホン(ダイナミックドライバーIEM)
ドライバー:9.2mmダイナミックドライバー
- 低音の響きを感じるカナル型イヤホンです。同価格帯で有線ピヤホン2は歯切れのいい音がしますが、JD3は響く感じの鳴り方をします。
- 高音域のスッキリ感があまりないので、少し音が詰まって聴こえますが、その分高音が刺さるということはないので聴きやすい印象です。
- FiiOが好きなのでJD3と言いたいところですが、有線ピヤホン2の方が全体的にバランスが良く、歯切れの良さからスッキリ聴こえるので、JD3か有線ピヤホン2かの2択なら有線ピヤホン2がおすすめですね。むしろ次に紹介するEM3Sの方がFiiOっぽくて良いです
FiiO EM3S レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.com/em3
製品種別:インイヤー型イヤホン
ドライバー:14.8mmダイナミックドライバー
- 実売価格が現在サウンドハウスで1,300円で手に入りますが、かなりコスパの優れたインイヤー型イヤホンです。音の表現力もNICEHCK EB2Sに劣らず、カナル型の有線ピヤホン1よりも優れている感じています。
- インイヤー型のため変に音が篭ることもなく、抜け感が良く、低音がパワフルに響くイヤホンです。
- FiiOのサイトではクラシックというワードが書いてありますが、確かに昔こういうイヤホンがたくさんあったなというイメージのイヤホンです
FiiO UTWS5 レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/utws5/
製品種別:ワイヤレスアダプター
DACチップ:AK4332(左右独立搭載)+BluetoothチップQCC5141
- UTWSシリーズのフラグシップモデルと謳っているだけに完成度が高いです
- まず機能面ではBluetooth5.2で、aptX adaptiveに対応するという特長を持っています
- ワイヤレスアダプターでadaptive対応は現時点ではUTWS5だけだと思います。そのためaptX adaptive接続時の音質はLDACほどではないものの、SBCやAACと比較すると優れています
- 同価格帯の2万円前後のTWSと比較しても音質面では遜色なく、さらにお気に入りのイヤホンをワイヤレス化することで、そのイヤホンの好みの音をワイヤレスで手軽に聴くことができるのが最大のメリットです
- ただし有線と比べてはいけません
- また個人的にはShure RMCE -TW2を持っていて、外でガッツリ使いたいと考えた時に、ホールドのない装着感が少し残念でした。またマイク性能ももう少しという印象です。
- そのため音質面やBluetooth接続における完成度は高い
ものの、まだ改良の余地がある印象です。 - アップデートにより外音取り込み機能も搭載され、機能は申し分なくなり、装着感が合えばおすすめの製品となりました。
- また2022年9月に2pin版も発売されるので、2pinタイプをワイヤレスにする場合にはこのUTWS5の一択だと思います
FiiO DAC/アンプ
FiiO K7 レビュー
製品ページ
製品種別:デスクトップ型DAC/アンプ
DACチップ:AK4493SEQ+THX-AAA788+アンプ
レビュー記事はこちら
FiiO K5 Pro レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/k5-pro/
製品種別:デスクトップ型DAC/アンプ
DACチップ:AK4493EQ
- バランスの良く透明感があって音場も広いサウンドです。
- 接続するイヤホンだけでなく、ケーブルの特性をそのまま表現する素直な音を鳴らします。
- 音はフラットに近いものの、モニターサウンドというわけではなく音の表現力が高いです。特に高域の伸びやかさが気持ち良いです。
- 出力がラインアウトと6.35mm標準ジャックしか備えていないため、バランス端子とは変換アダプターなしでは接続できないのが少しもったいないです。
- しかしバランス出力がないものの、まるでバランス出力に近い分離感も実現しています。もちろんバランス出力時のような強い分離感はないものの、それが聴き疲れのしない自然なサウンドとなっています。
- 同軸、角型光デジタル入力を備えているためFiiOのDAPとの接続がしやすいのも便利です。
FiiO KA3 レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/KA3/
製品種別:USBドングル型DAC/アンプ
DACチップ:ES9038Q2M
- バランス出力ではDACチップを2基搭載しているのかと思うほどの解像度があります。特に中高音域の解像度の高くクリアの聴こえます。やや音場がせまく高域が引き締まっている傾向にあるため、ダイナミックドライバー系のFiiOのイヤホンと相性がいいです。特にFF3との組み合わせは最高でした。
- 高音域のきついイヤホンと組み合わせると相性が良くないかもしれません。
- しかし出力のパワーがある分、ホワイトノイズが気になるのはマイナスポイントです。
- またiPhoneとの組み合わせでは曲開始時にポップノイズが出るときがあるのが残念で、もしかしたら解決方法があるかもしれません。Xperiaでは問題ありませんでした。
FiiO Q3 レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/q3/
製品種別:DAC/ポータブルヘッドホンアンプ *生産終了品
DACチップ:AK4462(+THX AAAアンプ回路)
- 定位感の優れたDAC/ポータブルヘッドホンアンプです。
- 一つ一つの音がはっきり、くっきりと聞こえるようになります。今まで解像度が高いと思っていたのですが、もちろん解像度も高いものの、定位感が優れていることによってよりくっきりと聴こえることがわかりました。例えるなら5万円〜7万円クラスのイヤホン並みの定位感を実現します。
- 同じTHX AAAアンプ搭載のBTR7はキレが目立ちましたが、こちらはそれよりは若干ウォームよりの音です。そしてキレというよりも定位感を優位に感じました。
- FiiO製品の中ではBTR7のBluetoothレシーバー機能が不要ならば、このQ3がおすすめです。Q3には2021版、MQA版があります。2021年版の違いは付属ケーブルのみです。MQA版はDACチップがAK4452に変更され、MQA版はその名の通り、MQAフルデコードに対応しています。
- MQA版とQ3無印/2021の音質における差はほとんどありません。そのためMQAフルデコードが不要ならばQ3無印の中古が最も最安値となります。
- またQ3では3.5/4.4/2.5mmと全てのヘッドホン端子を搭載しており、さらに3.5mmラインインした音を4.4mm/2.5mmバランス端子から出力することが可能です。
- 幅広く活躍ができてかつ、DAC性能も高いにも関わらず、中古を1万円前後で手に入るDAC/ポタアンとしてはかなりコスパの優れた製品です。
FiiO Q1 Mark Ⅱ レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/q1-mark2/
製品種別:DAC/ポータブルヘッドホンアンプ *生産終了品
DACチップ:AK4452
- 音の傾向は非常にシンプルです。よりクリアで繊細な音がでます。そのためイヤホンなどの接続先の機器の影響を受けやすい印象があります
- iPhone、iPadと接続は可能ですが、音の出が遅い、ノイズがのりやすいなどやや出来が不十分な側面があります私はあまり好みでなかったので私はすぐに手放してしまったのでバランス出力は試せていないです。もしかしたらバランス出力なら出力が上がるので印象が変わる可能性があります
- 中古品が多く出回っているものの、シングルエンド、バランス出力搭載、iPhone対応ということもあってやや中古の相場価格が高いです。4~5,000円程度まで落ち着けば検討の余地があると思います。
FiiO E17 レビュー
製品ページ http://www.oyaide.com/fiio/e17.html
製品種別:DAC/ポータブルヘッドホンアンプ *生産終了品
DACチップ:不明
- 万能なDACです。小さな筐体ながら、USBだけでなくSPIDF、同軸接続のDAC機能を兼ね備えていて、音の解像度も悪くないです。また液晶がついていて操作感も良いです
- USBバージョンが古いのでPS5のDACとしても使うことができます
- DDコンバーターを買うよりも中古でE17を買うと意外と汎用的になんでも使えます
FiiO ポータブルヘッドホンアンプ
FiiO A5 レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/a5/
製品種別 ポータブルヘッドホンアンプ *生産終了品
オペアンプ:MUSES02とLME49600
- E12と比較して、MUSE02を積んでいるので大きく音質に変化があると思いましたが、音質の差は実際にはほぼ感じませんでした。
- E12よりも低音に弾力を感じます。またややE12よりも中高音域に伸びやかさがあります
- このE12、A5のシリーズはどのようなDACを通しても、このシリーズの音になることに大きな特徴があります。私は好みの味付けなのでたまに聴きたくなります
- ただし繰り返しになりますが、E12とA5には期待していたほどの差はありません。これはもしかしたら低音強みのドンシャリによって、中高音域でのクオリティが変わっていたとしても味付けの傾向により感じにくい可能性もあり、イヤホンによってはA5の方が良くなる場合もありそうです
- E12と比べてA5はMUSE02を搭載していることから中古価格もいまだに高止まりしているため、現時点ではE12の方が魅力的だと思います
FiiO E12 レビュー
製品ページ http://www.oyaide.com/fiio/e12.html
製品種別:ポータブルヘッドホンアンプ *生産終了品
オペアンプ:OPA1611AとLME49600
- DAPのFiiOアンプの出力を大きくしたイメージで、ドンシャリの味付けに特徴があります
- 出力も大きいのでスピーカーでもしっかり鳴らすことができます
- FiiOっぽさが好きな方におすすめです
- E12の後継機としてE12AやA5があり、特にA5は人気のMUSE02を搭載していて、いまだ中古価格が高く手を出せていませんが、A5は使ってみたいですね
FiiO E11 レビュー
製品ページ なし
製品種別:ポータブルヘッドホンアンプ *生産終了品
オペアンプ:AD8397A
- 好みの音ではありませんでした、というよりもあまりオペアンプの味付けを感じる製品ではなく、さっぱりとした印象です。
- この機種はかなり軽量でコンパクトながら、プリセットのEQやハイゲインが搭載されています。そのため音の好みでなく、ポータブルアンプ単体としての機能で考えるなら結構有力な製品です。
FiiO その他
FiiO HS18 レビュー
製品ページ https://www.fiio.jp/products/hs18/
製品種別:イヤーピース
- 製品説明にもあるアウターカバー(傘の部分)の薄さと、体温で変形する特徴を持っています。
- これにより装着感が非常に快適で、耳への異物感が少ないです。長時間つけていても耳が痒くなりにくく、カナル型が苦手な人にもぜひおすすめしたいイヤーピースです
- 音質への影響面では、密閉感はサイズにより調整が可能です。上記の通り、アウターカバーが薄いため密閉感が強いのが好きな方は大きめのサイズをおすすめします
- 密閉感が強くなく、また管のサイズも一般的であるため低域や中高域をブーストさせることはなく、音質面への影響は小さいです
- そのためどなたでも汎用的にどのようなイヤホンにでも合わせやすいイヤピースです
FiiO PL50 レビュー
製品ページ (日本未発売)
製品種別:定格電源(スイッチング電源、安定化電源)
(レビューなし)
FiiO D5 レビュー
製品ページ なし
製品種別:DAC/オーディオインターフェース *生産終了品
DACチップ:不明
- FiiO製品でおそらく唯一オーディオインターフェースの機能を持つ製品です。USB接続のDACで、ライン出力とRCAデジタル出力に対応しており、BTA30proといった最新のオーディオ機器とも接続可能です。
- マイク入力にも対応しています。
- PS5とUSB接続に対応していて、私はBTA30proとの接続用にこのFiiO D5をDDコンバーターとして利用しています。
FiiO D03K(FIO-D03K-E) レビュー(販売リンク)
製品ページ https://www.fiio.jp/products/d03k/
製品種別:D/Aコンバーター
- SPDIF(角型光デジタル)と同軸デジタルをRCAアナログ出力に変換できるD/Aコンバーター
- 低価格帯のコンバーターにありがちな遅延やノイズは一切なく、安心して使える製品です
- ただし、光/同軸デジタルのD/Aコンバーターの中では価格は高いです
最後に:FiiO製品購入の留意点
FiiOは中国メーカーなので中古や新品いずれにおいても国内正規品と並行輸入品の2種類があります。どちらも同じ製品にはなりますが、国内代理店保証の有無や技適認証の取得有無などが異なるケースがあります。そのためFiiOを初めてご購入される方やあまり購入をしたことのない方は中古品では特に国内正規品であることを事前に確認された方が良いと思います。多くのフリマサイトで新品未使用やほぼ新品といった製品で正規価格よりも安いものがあった場合にはほとんどは並行輸入品と考えられた方が良いと存じます。特にBluetooth、Wifiが使用できる機器においては国内利用の場合、技適認証の取得および表示が必須であるものの、並行輸入品には技適認証が取得されていない製品もありますのでご注意ください。
EARL(ライフスタイルDX)
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