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[PR]TKZK Ouranos イヤホンレビュー

Tkzk Ouranos

本記事はLINSOUL AUDIO様よりイヤホンをご提供いただき作成しております。今回ご紹介するのはTKZK(TIN HiFi)のOuranosです。本製品のレビューにあたり事前に調べて作成していますが、間違った点等ありましたらご指摘頂けますと幸いです。

はじめに:LINSOUL AUDIOについて

LINSOUL AUDIOは2016年に設立されたオーディオ製品のセレクトショップです。オーディオを愛する人・コミュニティにハイレベルなサービスを提供することを目的としています。そしてオリジナルブランドとしてTHIEAUDIOを持っています。

LINSOUL ホームページ

それでは本題のTKZK Ouranos イヤホンレビューです。まず初めに結論からです。アンダー1万円以下(7,620円)ということを加味すれば、シェルのデザイン、優れたディテール表現により十分に価値あるイヤホンです。

Pros
・上品でラグジュアリーなデザイン
・低域から高域まで優れたディテール表現
・タイトな低音

Cons
・シェルが大きく、やや強い密閉感
・ボーカルの近さによる音場の狭さ
・定位感がない

TKZK Ouranosの概要

価格 7,620円
販売ページ:Amazon / Linsoul

TKZKはTinHiFiのサブブランドで、より手頃な価格帯でイヤホンをリリースしています。TKZKとしてはWAVEが最初のイヤホンとなります。TinHiFi(天天动听)はグローバルなオーディオ業界において、OEM/ODMビジネスに取り組んできた会社です。そして2017年にTIN HiFiという自社ブランドを立ち上げています。TIN HiFiは高品質なサウンドをより手頃な価格で実現することで、これはラグジュアリーで、息を呑むような高品質の音楽が贅沢ではなく、当たり前であることを実現できることを目的としています。同社の新製品としてはTINHIFI P1 MAX、T1Sなどを予定しているようです。このようにTinHiFiをルーツしていることから、手頃な価格でありながらも確かな技術のある設計やチューニングがなされたイヤホンとなります。

TKZK Ouranos

手頃な価格でラグジュアリーを体験
TKZK Ouranosは最高品質の素材のみを使用し、素晴らしいサウンドと卓越したルックスを持つIEMです。3Dプリントされたシェルのフェイスプレートは大理石のような光沢を与え、ローズゴールドのカーボンファイバーが豪華なデザインになっています。また一つひとつが手作業で磨き上げ、耳を痛めるような凹凸をなくしています。形状やイヤーピースのデザインにも工夫を凝らしており、より耳にフィットしながらも痛くならないようになっています。これらの設計によって真のラグジュアリーを体験できます。

最新技術で豊かなサウンドを実現
TKZK Ouranosのダイナミックドライバーには最新の設計と技術を導入しています。より高い精度と各周波数帯域をより正確に表現するために、新世代のカーボンナノチューブ(CNT)を振動版に採用しています。さらにネオジム磁石N52を使用することで、ドライバーはより多くのディテールを表現できるようになっています。またTKZK Ouranosではデュアルキャビティ設計により、弦楽器のような音響フィーリングとなっています。

ソフトで安定したケーブル
線材には銀メッキを施し、クリアで正確に音を伝達します。またプラグ、2pinには金メッキを施し、導通性を高めています。またケーブルにはPVCカバーを採用することで強度や耐性高め、日常的な使用でも断線せずにソフトな感触を実現しています。

バーンインでレベルアップ
CNT振動版と強力なN52マグネットは音楽を細部まで再現するのに十分な性能をもっています。さらに経験豊富なエンジニアによる細かなチューニングを施し、スムーズでバランスのとれたサウンドシグニチャーを実現しました。これらのチューニングはあらゆる音楽に適するポテンシャルをもっており、48時間かけてバーンインさせればより良い音になります。バーンインによって、電子的な干渉による音質の劣化を抑えて、TKZK Ouranosのポテンシャルを十分に発揮し、ピュアなサウンドが実現します。

TKZK Ouranosの同梱物

TKZK Ouranos 同梱物
TKZK Ouranosの同梱物

TKZK Ouranosの同梱物はこの価格帯では一般的な内容になっています。イヤホン本体、ケーブル、イヤーピース、イヤホンケース、説明書です。イヤピースは2種類が3サイズ分入っています。イヤーピースにこだわりなければ十分な種類とサイズが入っています。今回手頃な価格でラグジュアリーを意識しているだけあって、写真右上のイヤホンケースはさらさらとした肌触りのよいイヤホンケースで、見た目もまさにラグジュアリーな風合いでした。耐衝撃性はありませんが、他のイヤホンもこれに入れて持ち歩きたいと思えるようなものでした。

TKZK Ouranos イヤホンケース
イヤホンケース

TKZK Ouranosのレビュー

再生環境:FiiO K7 / イヤーピース、ケーブルは付属のもの / リファレンス曲は国内中心に10曲程度

TKZK Ouranos サムネ

初めにTKZK Ouranosはデザインがとても良いです。製品説明にもあるとおり、手作業でのポリッシュにより、スムースな手触りと黒の上品な光沢感があります。さらにフェイスプレートのデザインもとても上品です。次に装着感で私個人としてはキツめでした。それによってかなり密閉感があります。耳が小さい人はやや圧迫感が強いかもしれません。ただ綺麗にポリッシュされたイヤホンは耳全体にしっかりハマります。シェルのサイズ感含めて装着感はSeeAudioのyumeが近いと思います。

続いて肝心のサウンド面です。48時間のバーンインを行うことでより、TKZK Ouranosのポテンシャルを引き出すことができるということなので、箱だしと48時間後でそれぞれレビューを記載します。

TKZK Ouranos 箱だし

箱だし時点でも十分なディテール表現があります。どこかの音がぼやけるということがなく、しっかりと鳴っています。バランスとしては弱ドンシャリで、装着感の良さもあり、低音もボワつくことなく引き締まっています。低音が支配していることはありませんが、やや低音が前に出て、ボーカルが一歩下がっています。これによりずっと真夜中でいいのに。、SHISHAMOといった女性ボーカルのバンドを聴くとやや低音が前に出過ぎているよう感じて、自然体で聴くと少し違和感があります。一方で引き締まった低音で、かつ低域から高域までのディテールの表現には優れているため、シンセサイザーが使われている曲やEDM系の曲と相性がいいです。私のリファレンスの中ではMAN WITH THE MISSION、capsuleと相性が良かったです。リファレンス曲にしていませんが、サカナクションを聴いたところボーカルが引っ込んでいることにより、こちらも少し相性が悪かったです。このあたりがバーイン(エージング)によって、もう少しボーカルが出てくると良くなりそうです。

TKZK Ouranos 48時間後

48時間経過したあとに、箱だし時点で相性が悪い印象を受けたずっと真夜中でいいのに。、SHISHAMO、サカナクションを聴いたところ、しっかりボーカルが前に出ていて、低音に支配されることなくボーカルを聴くことができました。一方で、日にちが空いたことが原因の可能性もありますが、ボーカルが前に出てきたことにより、音場が狭く感じるようになりました。また別のネガティブな部分として定位感があまりないことに気がつきました。楽器がどの方向から、という感覚があまりありません。一方でディテール表現は優れいていることから音が潰れていることはありません。例えるならシングルBAのようなまとまったサウンドとして表現されています。そのためシングルBAが好きで、もう少し低音が欲しいと思ったときにぴったりなイヤホンだと感じました。

以上、TKZK Ouranosのレビューでした。

TKZK Ouranos 販売ページ:Amazon / Linsoul

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EARL

EARLFIIOファン

FIIO製品を中心としたオーディオ情報を発信しています。FIIO製品は専門的に最新情報を最速でお届けすることを目指しています。当ブログではFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品の多くを購入し、レビューを行なっております。

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