当ブログでは広告を使用しております。

FIIO TT13の解説+レビュー情報|全自動&高音質の多機能レコードプレーヤー

Fiio Tt13 Eye Catcher

本記事では広告を使用しております。

FIIO初のレコードプレーヤー「TT13」のスペックや特徴が明らかになりました。本記事では、FIIO TT13の製品情報、スペック、レビュー情報を徹底解説します。

FIIO TT13とは?FIIO TT13はFIIO初のレコードプレーヤーです。FIIO TT13 は、FIIOが初めて手がけるレコードプレーヤーで、初心者でも使いやすい全自動設計を採用しています。従来のレコードプレーヤーは、針圧の調整やバランスの調整が必要でしたが、TT13はボタン一つで操作でき、メンテナンス性にも優れているため、手間なくレコードを楽しむことができます。さらに、音質にもこだわり、クラシックなJRC5532オペアンプを2基搭載し、ピュアなアナログ回路を実現しています。また、価格も同クラスの製品と比べてリーズナブルで、コストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。

FIIO
広告(AmazonでFIIO製品を探す)

FIIO TT13の販売情報

  • 発売日:2025年2月14日(中国2024年10月22日)
  • 価格:BT版44,000円(中国1588元/BT版1688元)

FIIO TT13はエントリークラスのレコードプレーヤーとして設計されており、Bluetooth対応モデル(BT版)も用意されています。日本ではBTモデルのみの発売となりました。価格は4.4万円で予想の範囲内となりました。

FIIO TT13のスペック詳細

スペック

モデル名TT13
製品カテゴリーレコードプレーヤー
定格AC 100V〜240V/DC 12V-1A
サイズ450*350*114mm
重量約3,850g
アンプJRC5532*2
出力RCA
最大出力(LO)800mW
カートリッジAT3600LA
ヘッドシェル真鍮+スプレー塗装
トーンアームアルミニウム合金+アルマイト処理
Bluetoothコーデック
*BT版
aptX / aptX Low Latency /
aptX HD / SBC

インターフェース

FIIO TT13 インターフェース

FIIO初の全自動レコードプレーヤー TT13 の登場

新しいレトロの定義

2024年、FIIOは新たなレトロシリーズ、全自動レコードプレーヤー TT13を発表しました。このTT13は、FIIO初の金属製防振ボディを採用したレコードプレーヤーで、レトロなデザインと最新技術の融合を象徴しています。TT13には懐かしい要素が随所に見られると同時に、現代の技術や新しい工法も取り入れられています。

レコードプレーヤーへの情熱

FIIO TT13 レトロシリーズ

私は大学卒業後、音響機器の分野でキャリアを積んできましたが、何度も自宅にレコードプレーヤーを置いて、過去の名曲を体験したいという衝動に駆られてきました。しかし、レコードプレーヤーには独特の難しさがありました。針圧の調整、重さのバランス、アジマス調整、さらには針のメンテナンスなど、手間が非常に多く、使いこなすには多くの知識が必要です。

FIIO TT13の特徴

全自動レコードプレーヤーで快適な操作性

TT13は、完全自動化されたレコードプレーヤー で、ボタン一つで再生が可能です。アームの位置調整やバランス調整が不要で、再生が終わると自動でアームが元の位置に戻るため、手間なくレコードを楽しむことができます。また、曲選択やリピート再生機能を搭載しており、リスニング体験を向上させています。

JRC5532オペアンプ搭載のアナログ回路で高音質を実現

FIIO TT13は、純粋なアナログ音響回路を採用しており、内部にはクラシックなJRC5532オペアンプを2基搭載しています。このオペアンプは2段階の増幅回路を構成し、ノイズを抑えながら、透き通ったサウンドを提供します。また、電解コンデンサや独立したLDO電源を多く採用することで、透明感のある音質を実現しています。

高性能アンプで幅広いスピーカーに対応

FIIO TT13は、1kHz 0dB800mVの高出力を実現しており、ほとんどのアクティブスピーカーと直接接続して使用することが可能です。そのため、別途プリアンプを用意する必要がなく、シンプルなオーディオ環境を構築できるのも大きなメリットです。

高級感あふれるアルミニウム合金ボディと防振設計

FIIO TT13は、アルミニウム合金製のボディを採用し、インテリアとしても映えるデザインに仕上がっています。また、重量約4kgのしっかりとした作りで、振動を抑えながら安定した再生が可能です。

カラフルなRGBライトで視覚的な楽しみも

TT13は、7種類のRGBライティングエフェクトを搭載し、赤・橙・青・緑・シアン・白・紫のカラーから好みの色を選べます。明るさやエフェクトも調整可能で、ムードに合わせた演出が可能です。

リモコン操作で快適な使い勝手

TT13には、赤外線リモコンが付属しており、ソファに座ったまま操作が可能です。リモコンで方向キーや照明ボタン、再生・停止を制御できるため、快適に音楽を楽しめます。

Bluetooth再生に対応

FIIO TT13のBluetooth対応モデルは、aptX / aptX Low Latency / aptX HD / SBCに対応し、ワイヤレスで高音質のレコード再生が可能です。FIIO独自の回路設計により、ノイズの少ないクリアな音質を実現しています。

FIIO TT13のコストパフォーマンス

FIIO TT13 cartridge

TT13は、エントリークラスの価格ながら、AC/DCのデュアル電源システム、アルミニウム合金ボディ、高性能アンプ回路を搭載しており、コストパフォーマンスに優れています。また、オーディオテクニカのAT-3600LAカートリッジを採用しており、メンテナンス性も高く、長期間安心して使用できる設計となっています。

使い勝手を重視した防塵カバー

ユーザーの使用シーンに合わせて、簡単に取り外しが可能な防塵カバーを設計しました。防塵カバーを外すことで、FIIO TT13の美しいデザインを完全に見せることができ、カバーを付ければほこりの侵入を防ぐことができます。さらに、このカバーは半開き状態にもできるため、レコードのジャケットをカバーの上に置いて、音楽を楽しみながら視覚的にも楽しむことができます。

便利な機能と操作性

FIIO TT13は、使いやすさへも徹底的に配慮しています。例えば、7インチと12インチのレコード切り替えスイッチは、頻繁に使用されないため、機器の背面に配置されています。このスイッチにより簡単に切り替えることができ、非常に便利です。また、33回転と45回転の速度切り替えは、前面パネルに設置しており、レコードの回転速度に応じてすぐに調整できる仕様になっています。接続端子についても、RCAプラグを採用し、簡単に接続・取り外しが可能で、操作のしやすさを追求しています。こうした工夫は、ユーザーからのフィードバックを元に反映させており、できる限りユーザーフレンドリーな設計を心掛けました

カラーレコードマニアのための透明ターンテーブル(現在中国のみ)

FIIO TT13 スケルトン仕様

一部のカラーレコードが好きなユーザー向けに、FIIO TT13では透明なターンテーブルと透明なレコードマットを特別にデザインしました。透明なターンテーブルは、カラフルなRGBライトと相性が抜群で、視覚的にも楽しめる仕様となっています。この透明ターンテーブルは、製品の発売後に単品で購入可能です。質感が高く、価格も手頃なため、彩色レコードファンの方々にぜひお勧めしたいアイテムです。

FIIO TT13は、デザイン、機能、音質において妥協のない製品であり、FIIOの情熱と技術力が詰まったレコードプレーヤーです。

FIIO  TT13 レビュー情報

レコードは、デジタル化された音楽の中で「情緒」と「懐かしさ」を象徴する特別な存在です。しかし、レコードの取り扱いには時間と手間がかかるため、現代の忙しいライフスタイルにはやや不向きです。それでも、FIIO TT13のような便利でスタイリッシュなプレーヤーがあれば、日常の中に「スローライフ」を取り入れる素晴らしいきっかけとなります。TT13は、自動アームや簡単な操作性で初心者でも安心して使用でき、レコード特有の魅力を手軽に体験できます。

デザインと品質

FIIO TT13は、全アルミ合金のフレームと洗練された製造技術による高い質感が特徴です。また、RGBライトシステムを内蔵しており、7色の照明を自由に調節可能です。さらに、アクリル製の防塵カバーやオーディオテクニカAT3600LAカートリッジを標準装備し、コストパフォーマンスの高い仕上がりとなっています。見た目の美しさと機能性を両立し、レコードプレーヤーとしての「インテリア価値」をも備えています。

ユーザーフレンドリーな設計

FIIO TT13は全自動アームを搭載しており、初心者でも操作が簡単です。ボタン一つでアームの移動や再生、停止が可能で、針やレコードの摩耗を最小限に抑える設計です。また、内蔵のMMフォノイコライザーにより、アクティブスピーカーやアンプに直接接続可能で、HiFiシステムの構築も手軽です。

レコードらしいアナログの温かみ

FIIO TT13は、1,500元(約3万円)の価格帯ながら、レコードならではの温かく柔らかい音を再現します。高級機には及ばないものの、独特の「アナログ感」やボーカルの厚み、温かみが魅力的です。デジタル音源にはない広がりや柔らかさを楽しめる点で、入門者やライトユーザーに最適です。

レコードの体験の入り口としてのTT13

FIIO TT13は、優れたデザイン性と操作性、手頃な価格が魅力の製品です。レコードの世界を少しだけ体験してみたい初心者にとって、理想的な選択肢と言えます。一方、レコード自体の価格や入手難易度、そして正規品かどうかの注意が必要です。TT13は、レコードの「沼」に足を踏み入れる最初の一歩として、非常にバランスの取れた製品です。

まとめ|FIIO TT13は多機能で使いやすいエントリー向けレコードプレーヤー

FIIO TT13は、全自動レコードプレーヤーとしての利便性と、アナログ音質の追求を両立した製品です。

FIIO TT13の特徴まとめ
  • 全自動操作でストレスフリーなレコード再生
  • JRC5532オペアンプ搭載のピュアアナログ回路
  • 高出力アンプで幅広いスピーカーに対応
  • アルミニウム合金ボディによる高級感と防振設計
  • Bluetooth対応(aptX HD対応)
  • RGBライト搭載で視覚的にも楽しめる

以上です。

FIIO TT13が気になった方は以下のリンクより購入可能です。

価格:44,000円(eイヤホン)

販売ページ:Amazon / eイヤホン 

最後までご覧いただき誠にありがとうございます。X(Twitter)ではブログの更新情報のみならず、FIIOの速報情報も発信しています。ぜひフォローして最新情報を取得してください。

 

EARL(ライフスタイルDX) 
X(Twitter)アカウントへのリンク
EARL

FIIO製品に特化したポータブルオーディオ情報を発信しています。2022年以降の新製品のほとんどを購入し、信頼性の高い情報をお届けします。

関連記事