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FiiO BTレシーバー製品(カテゴリー別2023年新製品情報)

Fiio Btr15などbtレシーバーv2 (カテゴリー別2023年新製品情報)

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2024年新製品はこちら

すでに2023年新製品についてはこちらの記事で全てまとめています。そのため全体をご覧になりたい方は下記をご覧ください。

FiiO 2023年新製品情報 *随時更新

この記事ではカテゴリー別にBTレシーバー製品であるBTRシリーズの新製品情報をまとめています。このカテゴリーではBTR5の後継機としてBTR15が予定されています。

またすべて記載の時期は、あくまで計画であり、大幅に遅れる製品も出てきます。特にマイナーチェンジではない新製品は、基本的に遅れると考えた方が無難です。今後出てくる製品くらいの気持ちでいましょう。

FIIO
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FiiO 2023年新製品情報 BTRシリーズ(BTレシーバーDAC/アンプ)

BTレシーバー型のDACは実はドングル型DACが出てくるより少し前出てきたものです。またスマートホンで音楽を聴いているユーザーにとても重要なデバイスとなります。FiiOは2016年からBTレシーバー型のDACに取り組んでいて、無線、RF機器、BTアンテナ/ソフトウェア/ハードウェア開発において多額の投資を行っています。このセグメントではFiiOは世界一のシェアと強い開発力を持つブランドになったといっても過言ではありません。しかし2023年はこのBTレシーバー型のポータブルDACは注力しません。その主な理由は、Bluetooth技術の開発が比較的成熟し、サイズ/消費電力/Bluetoothコーデックの制限により、当分の間、製品のイノベーションに大きな進捗がないからです。

ブログコメント:現状ではBluetooth製品ではこれ以上の進化は見込めないという点で、BTR7をすごいと思いつつも、改めて音質面での限界を誰しもが感じていたところだと思いますので、「成熟した」というのも納得ですね。といいつつもBTR15が発売となりますので、BTR7よりも価格が低く設定されることから手軽な価格でFiiOのBTレシーバーが手に入るようになるのは嬉しいですね。ただBTR5の継続に対する言及がないことから、BTR15の発売を待って廃番となる可能性が高そうです。またBTR3Kもチップ状況によっては廃番になるとのことですので、2.5mmバランスのレシーバーを望んでいる方はBTR15発売より前に入手しておく必要がありそうです。

FiiO BTR7(既存製品)

販売ページ:Amazoneイヤホン

BTR7は当初、BTR5よりも大きく、かなり重く、価格も高いために開発をするか迷いました。それはBTR7の製品定義において、Bluetooth受信機能を持つポータブルDAC/アンプ(Q7など)との差別化のために、小型・軽量であることを定義していたために不安があったからです。結局、最終的には習うより慣れろという形で、ドングル型DACよりもかなり大きな駆動力、より大きく高解像度のディスプレイ、MQA対応、主流の4.4バランスのおかげてFiiOの期待を上回る結果を得ることができました。そのためBTR7はハイエンドBTレシーバーとして最も売れ筋の製品となることに成功しました。

白バージョンが4月7日に数量限定で日本発売されました。

FiiO BTR15(新製品)

発売日:2023年11月3日 価格:699元(1.5万円)/110ドル

BTR5はFiiO史上、最も成功したポータブルBTレシーバーです。適度な価格、繊細でクールなデザイン、大きな駆動力により、2019年10月に発売されてから3年以上も経ちましたが、発売以来、競合製品は現れず、常に品切れ、品薄の状態です。BTR5の人気の主な理由は、Bluetoothフォーマットのフルサポート、スクリーン付き、有線DAC/BTレシーバーの2役、デュアルDAC構成、シングルエンド/バランス端子の搭載、適度なサイズと重さです。そのためBTR7を発売したいまでも、一番クラシックなBTレシーバーはBTR5だと考えています。そこで2023年は、4年目を終えたBTR5の後継機BTR15を予定しています。アップグレードの主な理由は、Qualcomm 8675が発売から時間が経ち過ぎていて、もうQualcommが注力していないことから生産中止になる可能性があること、また生産中止にならない場合でも、リードタイムが非常に長くなり購入が困難になることです。BTR5の後継機となるBTR15は現在企画中のため、現時点ではあまり詳しいことは言えません。ただ確かなことは2.5+3.5の組み合わせは3.5+4.4に変更されるので、BTR5よりも若干大きくなります。その他の機能、仕様はチップの入手状況やこれまでのユーザーフィードバックをもとに、BTR15がもうひとつの定番商品となるよう努力していきたいと思います。

  • (追記)これまでを踏襲したクラシックなBTR5のデザインでは苦戦しそうということで、BTR15はスマートフォンのCMFデザインの流行を取り入れたコンセプトデザインが公開されました。今後ユーザーフィードバックを通じて決定されるようです。
  • (追記②)8月11日〜13日に開催された香港のオーディオイベントにて金属製の筐体となったBTRシリーズと見られる製品の写真が公開されていました。今年はじめにはBTR7の金属版を出すのを検討していると聞いてしましたが、写真を見る限りは少し丸みを帯びた形となっていることから、BTR15の可能性が高いと見られています。また香港オーディオイベントのレポートにて詳細が判明しましたが追記します。
  • (追記③)イベントレポートによればBTR15のチタン製版となるようです。
  • (追記④)非公式の情報によれば年初計画の9月には間に合わないようで、発売時期が延期となりました。
  • (追記⑤)独自に入手した情報によれば、イベントレポートでチタン製と言われたBTR15はあくまで試作機(さらに色をつけていないアルミ合金?!)で、製品版ではないようです。そのため実際には販売されない可能性が高そうです、、、
  • (追加情報⑥)2023年10月に11月頃の発売となることが公開されました。DACチップは未だに公開されていませんが、機能面ではBTR7のようなUIになるようです。
  • (追加情報⑦)11月3日に中国発売となりました。DACチップはES9219C後継のES9219MQで、UIやスペックはBTR7に近いモデルとなっています。
  • 詳細記事:FIIO BTR15最新情報 〜UI/スペックが進化したBTR5の後継機
FIIO BTR15

FiiO BTR3K(既存製品)

販売ページ:Amazoneイヤホン

BTR3Kも、コーデックのフルフォーマット対応、性能の良さ、温かみのある音質、シングルエンド/バランス出力対応などを備えており、定番中の定番製品です。BTR5が登場するまではFiiOのメインモデルでした。のちにBTR5が脚光を浴びましたが、BTR3Kはそれほど豊富な機能を必要せず、シングルに使うのであれば、より軽量で価格も手頃な製品となります。しかしながら、BTR5の方が価格が高いものの、売れているため、開発リソースを考えると、2023年のBTR3Kを代替えする計画は当分ありません。チップの在庫がなくなればおそらく自然に廃番となるでしょう。

  • (追記)TwitterにてBTR3Kのアップグレードに関するアンケートが実施されていました。そのため計画当初は廃番とのことでしたが、後継機を開発する可能性が出てきました。

FiiO 2023年 BTRシリーズ新製品一覧

FiiO2023年新製品 M、Q、KA、BTR、TWS
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EARL

FIIO製品を中心としたオーディオ情報を発信しています。FIIO製品は専門的に最新情報を最速でお届けすることを目指しています。当ブログではFIIOのイヤホンの全ておよび2022年以降の新製品の多くを購入し、レビューを行なっております。

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